Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:駒の質と音の影響について教えてください。
投稿者:ぞうさん     投稿日時:2012/11/10 14:32  ---212.159.122

いつも掲示板を参考にしています。
楽器のフィッティングについてですが、駒の質は楽器の音色にどのくらい影響するのでしょうか?
オーベルト、ミロスタムなどの6〜7千円の駒が良いとされているものでしょうか?
アドバイスをいただけたら嬉しいです。

投稿者:弦喜     投稿日時:2012/11/12 23:09  ---51.234.38

以下、私見です。
漠然とした質問なので回答が難しいのでしょう。
− 同じ楽器に対し、音色の複数の要素にこだわりながら、まったく同じ(と思う)削り方で複数の種類の駒をそれぞれ何個かずつ試した人
− 何千、何万という駒交換を行って、感覚的にそれぞれの駒の音色に対する特性(個性)を理解している人
でないと、なかなか”楽器の音色にどのくらい影響”という質問への解を持つのは難しいと思います。(ベテランの職人さんでないと答えるのは難しい?)

楽器、弦、駒の削り方(足元、厚み、弦高、溝など)、加えて楽器は勝手には鳴らないので弓および弾き手、などの複数のパラメータがあるので、パラメータを固定しないと答えは得られないし、またパラメータを変えると駒の材質の影響度も変わりますので、答えが変わってくるように思います。さらには、同じメーカ、グレードの駒でも一つとして同じものはないので、厳密に言えばそれぞれが個性を持つはずです。

だから、ほとんどの人はベストの駒調整をしようとする時、先達の意見や実績を寄りどころに、AubertのDe Luxeなどがよいものと信じ、調整は名人と呼ばれる人に頼むのだと思います。

個人的には、駒の質は、それ自身が音質を作るというよりも、弦の振動という信号をいかにロス無く表板に伝えられるか、という点で重要なのだと思っています。感覚的な話ですが、よい材質の駒とは、邪魔することなく素直に震動を伝えることができるもの、だと思います。そうすれば、その後で楽器の特性を最大限に活かした調整が可能となります。

投稿者:QB     投稿日時:2012/11/13 10:59  ---05.227.127

同じメーカーの同じグレードでもバラつきがあります。
また、駒の材によって(多くは弦喜氏のおっしゃる伝達率、伝達の仕方に影響して)、やはり音に影響は出ます。(でなければ、なんでもいいはず)

大抵、調整や製作を生業としている人は、全部もしくはある程度のグレード以上は一枚一枚確認して仕入れていると思いますので、そこである程度の質が保証されます。
それでもまだバラつきがありますので、私はその中から自分でチェックして、いいものがあり次第自分用に確保してストックしてもらっています。
製作家や調整される方の中には、メーカーに特注させている所も多く、私の使っている駒もあるメーカーに特注させています。(なので星やら何かは入っていません) それ以前はMilo Stamを多く使っていましたが、特注以降はMilo Stamのストックは全部譲ってしまったくらい、やはり駒の材やカットによる差は有意です。

いい材がどのようなものか、お店の人に聞けばよく教えてくれると思いますよ。またどのような音が想定されるかも、だいたい傾向として教えてくれるはず。教えてくれなければ出し惜しみしているか、知らないかどちらかです。

Q:ジオバッタモラッシの本名
投稿者:masaki0035     投稿日時:2012/11/07 18:50  ---249.142.187

はじめまして、はじめて質問させていただきます。
どなたかご存知の方がおりましたら教えていただけますと幸いです。

かの有名なGio batta morassiさんですが、あの名前は速記名であって本名は甥と同じGiobanni battista morassiだと聞きました。

これは事実でしょうか、確かに海外のサイトではGiobanni〜と記載されたマエストロのプロフィールがあるようです。

よろしくお願いします。(>_<)

投稿者:きのこ     投稿日時:2012/11/10 18:34  ---58.51.129

 本当です。

 ちなみにGiobanni ではなく、Giovanni です。

投稿者:masaki0035     投稿日時:2012/11/12 14:43  ---249.150.217

お忙しいなか、ご回答いただきありがとうございました!
大変助かりました。m(_ _)m

Q:チェロ弦 特殊な巻き方
投稿者:carlo     投稿日時:2012/11/08 14:14  ---210.118.67

はじめまして。
興味深い記事が多く、とても勉強になります。


チェロ弦の特殊な巻き方について質問です。


時折、弦の端を10-15cm程度多くペグ穴から通し、糸倉から出るような巻き方を見かけます。

糸倉から弦がでるため気をつけないと雑音や怪我の原因になります。
また、巻が通常よりも少ないため、調弦が狂いやすそうに思います。

メリット、デメリット、巻くときの注意点など、ご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教授ください。

よろしくお願いします。

投稿者:かめ     投稿日時:2012/11/09 15:58  ---243.112.79

単純に見た目、ファッションだと思います。
一部のプロ奏者がやっていたのをまねし始めて広まったのではないでしょうか。

ペグに巻きつける分をなるべく少なくするのは、音がこもらなくなるので良いそうですが、その場合、余った部分はきちんと切断して処理していたそうです。たまたま処理をするのが面倒だったのか、そのまま放置してあったのが流行ってしまったのでしょう。

>糸倉から弦がでるため気をつけないと雑音や怪我の原因になります。
まさにその通りですね。もしやるときは、飛び出した弦同士が接触しないよう、美的にも考えながらやってくださいね。

投稿者:carlo     投稿日時:2012/11/12 10:47  ---216.232.16

かめ様


レスありがとうございます。

音響の改善よりは、ファッション感覚の意味合いが強いんですね。

ネットで調べてみましたが、ヒットしなかったので勉強になりました。

ありがとうございます。

投稿者:こういうやつね     投稿日時:2012/11/12 11:07  ---05.227.127

http://besthirouen.com/wp-content/uploads/2010/08/c95663b022e0fcc81259b5c266faaaca.jpg

Q:Enrico Roccaの価格
投稿者:りんご22     投稿日時:2012/11/01 12:59  ---217.186.86

こんにちは。
この間、エンリコ ロッカのヴァイオリンを試奏する機会がありました。
ロッカの死直前の楽器で、コンディションは大変良かったです。ただ、値段が1500万円ということだったのと、彼が実際に死ぬ直前まで楽器を作っていたのか疑問で、買うのを躊躇しています。
エンリコの市場の価格と、いつ頃が全盛期だったかご存知でしたらご教示頂けないでしょうか。
宜しくお願い致します。

投稿者:弦喜     投稿日時:2012/11/04 20:33  ---51.234.38

レスがつかないので、下記私見ですが書き込みます。

まず”彼が実際に死ぬ直前まで楽器を作っていたのか疑問で”については、結局は真贋を気にされているということでしょうから、安心したいのであれば、その楽器に信頼に値する人、権威の鑑定書、鑑定結果がついているか、で素直に判断すべきでしょう。
鑑定書がないけれど、お店が間違いないという、のであれば、鑑定書作成は楽器の何%という手数料がかかりますが、単に鑑定(専門家の意見を聞く)してもらうだけなら費用はそれほどかかりませんので、事前予約の上楽器を借り出して信頼できる鑑定者がいる英国やイタリアに飛ぶなどで解決すると思います。

価格については、個人的には状態がよい(健康状態)ものであれば妥当かと思います。
その根拠は、過去のオークションの落札記録の金額で、日本の楽器店での販売価格は落札金額の2.5倍〜3倍くらいとなる事と、落札が何年前であるかを考慮してのものです。
過去のオークションの落札記録は、
www.maestronet.com
www.cozio.com/Luthier.aspx?id=334
などからある程度参照できます。

投稿者:QB     投稿日時:2012/11/04 21:18  ---22.239.190

ちょうど今ならEric Blot、来ていませんでしたっけ?

投稿者:V.D     投稿日時:2012/11/05 00:41  ---7.7.118

とあるお店で、つい先日弾いた1890年代のエンリコ・ロッカは、パワー、音色、ともに申し分ないヴァイオリンでした。価格は、1260万円との事でした。参考までに。

投稿者:りんご22     投稿日時:2012/11/06 01:22  ---.23.165

皆様、ありがとうございます。
Elic Blotの件も含めて検討してみようと思います。
楽器の内側にサイン入りとのことなので、
おそらく本物とは思うのですが…

いずれにせよ、ご意見ありがとうございました。

投稿者:taka     投稿日時:2012/11/06 09:06  ---152.152.242

<楽器の内側にサイン入りとのことなので、
<おそらく本物とは思うのですが…

ご存知でしょうが真贋の根拠にはなりません。

投稿者:D     投稿日時:2012/11/06 14:24  ---146.120.34

はっきり言ってその程度の理解でそのような値段の楽器を買うのはお金の無駄使いとしか思えません。
ご自分の財力で買えるのか人に頼らないと買えないのかは分かりませんが、分不相応では。

Q:MARCA DI FABBRICA
投稿者:バイオリン好き     投稿日時:2012/11/02 08:31  ---6.22.197

MARCA DI FABBRICAというバイオリンについて、教えてください。ドイツ製でしょうか?イタリア製でしょうか?音はどうでしょうか?

投稿者:弦喜     投稿日時:2012/11/04 20:47  ---51.234.38

翻訳サイトで訳してみると、イタリア語で、Factory Made という意味に見えるのですが、イタリア語に詳しい方いかがでしょう。Factoryが工房を意味するもしれません。
その他に、その工房を示すような文言が書かれていませんか?

Q:Kenichi Morishita
投稿者:おっさん     投稿日時:2012/10/26 06:14  ---24.232.140

Kenichi Morishita というラベルのバイオリンがヤフオクに出てますが、聞いたことありますか?

投稿者:下倉     投稿日時:2012/10/27 01:41  ---34.222.222

白木キットに素人仕上げですね。

Q:フィッティングについて
投稿者:バロックンロール     投稿日時:2012/10/25 12:53  ---205.1.118

バイオリンのフィッティングですが、ペグとテールピース顎あてが違う材でもへんではないでしょうか?オールドフレンチに今エボニーがついているのですが テールピースと顎あては ローズウッドか柘植のガルネリ型にしたいと思いながら ペグも交換したほうが良いか悩んでいます。

投稿者:猫丸     投稿日時:2012/10/25 17:10  ---106.119.140

そろえる、というのは、見かけですので、全部バラバラでも変では無いでしょう、結果そうなっているというのも、オールドなら歴史でしょうから、いずれ、揃えるときが来るのか、ペグの交換は削り直しで済む、穴埋めしなければいけないのかで費用も時間も掛かる場合がありますから、成り行きで良いのでは無いでしょうか。

投稿者:バロックンロール     投稿日時:2012/10/25 21:24  ---205.67.213

ありがとうございます。とりあえず テールピースと顎あてから気楽に行きます。

Q:顎あての下にはさむコルクの薄さについて
投稿者:あいうえお     投稿日時:2012/10/22 21:13  ---32.30.50

SASの顎あてを購入したのですが、金具にもともと
ついているクッションがニスによくなさそうなので
コルクに交換しようと考えています。

今日、ホームセンターにコルク板を見に行ったところ
一番薄いものがコルクペーパーというもので厚さが0.5mm
もなさそうです。次に薄いものが2mmで、ちょっと
厚すぎるように感じました。

それで、コルクペーパーというやつを試してみようと
思うのですが、あまりに薄いコルクを楽器と金具の
間に挟むと何かよくない問題が生じる可能性があるで
しょうか?

それと、コルクと金具をくっつける接着剤はどんな
ものを使用したらいいでしょうか?木工用ボンド?

宜しくお願い致します。

投稿者:検索好き     投稿日時:2012/10/22 21:34  ---13.51.97

木質系であるコルクには大概の接着剤が接着性を有しますが、金具の金属に関しては接着剤を選ぶ必要があり、エポキシ系接着剤かゴム系接着剤を用いるのが一般的だと思います。なお、使い勝手は多少落ちますが、瞬間接着剤も使用可能です。金属表面の汚れ(特に油性の汚れ)をアルコールなどで除去するとよいと思います。

ご提案の木工用ボンドはポリ酢酸ビニル系樹脂のエマルジョン型の接着剤のことと思いますが、金属には全くと言ってよいくらい接着しません。

投稿者:通りがかり     投稿日時:2012/10/23 13:22  ---232.127.210

両面テープが良いのでは?
シール付のコルクシートもあったような気がします。
はさむことになるので、接着力はあまり問題とならないと思います。

投稿者:QB     投稿日時:2012/10/23 16:32  ---22.233.164

下ナットのパーフリング周辺、フラットですか?
であればいいですが、もし凹凸がある(パーフリング周辺が凹、エッジが凸)のであれば、SASの金具(特にテールピースでは無い方)に薄すぎるコルクはよくない場合があります。
慎重に面がどうなっているのか、観察してからにしてください。

投稿者:あいうえお     投稿日時:2012/10/23 23:44  ---32.30.50

皆様

有益な情報をありがとうございました。

教えて頂いた情報を元に、接着剤は、価格と相談して店頭で決めたいと思います。

楽器の形状、よく注意してみようと思います。顎に挟むことで、金具が楽器に対して接触することもあるかもしれませんね。

参考にさせて頂きます。

Q:ギョーム 弓制作証明書
投稿者:どんぐり     投稿日時:2012/10/17 09:44  ---251.34.161

6〜7年前になりますか、先生の懇意にされていらしゃる楽器屋さんで、「いい弓があったよ・・」とお聞きして、直接買い求めたヴァイオリン ギョームの金べっ甲の弓です。

今更ですが、その時に制作証明書(?)というのでしょうか、なにもそのようなものはついてこなかったのですが、売買の時に「○○証明書つき」とか記入されておられるようでしたので気になり始めました。

弓そのものは気に入っており手放すつもりはありませんが、あるはずだとしたら、ないのも気になります。

いまさらでも請求できると思いますか?

楽器のことは色々と調べて購入したつもりですが、全くの素人ですので、ほんとに大変でした・・・もう「終わった・・」つもりでしたが、ほかに探し物をしていて、そのような表記に出会い、ハタと考えてしまいました。

投稿者:QB     投稿日時:2012/10/17 11:00  ---05.227.127

今更でも請求できると思いますし、Guillaumeでしたら再発行も可能だと思います。

投稿者:どんぐり     投稿日時:2012/10/17 12:06  ---251.34.161

お返事ありがとうございます。

済みませんが、重ねてお聞きします。

ということは、やはり持っておいたほうが良い、ということでしょうか?これから請求するとしたら、購入した工房に話したらよいのでしょうか?それとも、ギヨームさん・・・とか言われたらむりです・・・

投稿者:QB     投稿日時:2012/10/17 15:43  ---05.227.127

将来売るのであれば、持っていてもいいと思います。
「製作者証明書、ついてなかったんですけど、下さい。」は購入した工房に言って下さい。直接品物をひいてきたのであればご本人と面識ありだと思いますし、国内の業者からの仕入れであれば業者経由で連絡が取れます。

投稿者:tetsu     投稿日時:2012/10/17 20:53  ---249.159.57

ギョームの金鼈甲を2年程前に購入しました。
弓ケースも証明書もついていなかった為か相場より安く購入しました。
先生や知人に見てもらいましたが、本物であると言われました。
また、私も十分に本物の風格と性能を持っていると思っております。
証明書はあった方が良いとは思っているのですが、今のところ無い事で不安は感じてはいません。
いつかは手放す時は来るのでしょうが、その時は購入したお店か信頼出来る店、もしくは個人に売るか委託販売すれば良いとわりきっています。
同じく、証明書がついていなかったギョーム金鼈甲を持っている者としてコメントさせていただきました。

投稿者:QB     投稿日時:2012/10/17 21:10  ---22.233.164

ちなみに、私の息子も使っています。銀黒檀で証明書はついていません。
特に将来売るものでも無いので証明書が必要だと思った事はありません。(弾きつぶしてもらうくらいでないと。。。)

投稿者:どんぐり     投稿日時:2012/10/17 21:57  ---251.34.161

tetsu様,QB様 ありがとうございます。うちも子どもに与えたものです。

業界外の人間には本当に敷居の高い・・・なんというのでしょうか、わけのわからないことが多くて・・・ついているのがあたりまえなら、付けて売るのが普通かと・・・言わなきゃくれないというのはどういった理由なのでしょうか、

tetsu様がお安く買えた理由が、証明書がないから、ということであれば、やはり持っていたほうがよいかとおもいましたので、「製作者証明書、ついてなかったんですけど、下さい。」といってみようかと思います。


硬いというのかパワーがあるというのか、気に入ってそればかり使用していたのですが、先日毛の張替えにいったところ、弓が少しまがっている、と言われまして少なからずショックを受けましたが、もう引き潰しちゃったのでしょうか・・・

投稿者:tetsu     投稿日時:2012/10/17 22:34  ---249.107.181

状況が似ているので少し驚いています。
私の弓も実は少し曲がっていました。
弓の毛の張り方が片方に偏っていた為でした。
数ヶ月その状態だったのですが、工房に持って行った際に分かりました。
ただ毛替を適切に張り直したらちゃんと真っ直ぐに戻りました。

どんぐり様の弓がどうして少し曲がっているのかは知りませんが私と同じ状況なら直るはずだと思います。

投稿者:どんぐり     投稿日時:2012/10/18 10:38  ---251.34.161

あまりにも似ているので驚きました・・・

うちも、>弓の毛の張り方が片方に偏っていた為でした。

と同じ理由によって、曲がっていると言われました。
そのまま張り替えていただきましたが、2ヶ月ほど使用中です。
年末まで使用予定ですが、治ってることを祈ります。

もう1本のセカンドボウが鑑定書もあって売りやすそうなのですが
これも曲がっていると言われておりまして・・・古いものなのでそりを入れなおすしかないと言われております。

むつかしいですね、買うときにはわかりませんでした。

おへんじありがとうございました。

投稿者:かめ     投稿日時:2012/10/19 11:13  ---4.203.34

2002年にギヨームの金鼈甲を普段お世話になっている工房から
購入しました。その際、制作証明書はありませんでしたが、
弓ケースは一緒についてきました。
(金鼈甲2本、金黒檀1本の中から選んだ1本です)

工房の主人に確認しても、製作証明書はないという答えでした。
その工房は主人1人の工房にも関わらず、その当時でもギヨームの
弓を年間で20本以上販売していた工房なので、信頼できると
思います。主人が品質にこだわっていたので、銀黒檀、金黒檀
問わず盾模様のフロッグの作品を多く販売していました。

購入後、ギヨーム本人にメールで確認したところ(その時点では)
オリジナルモデルには製作証明書をつけていないという返答でした。(逆に、フルコピーに関してはギヨームのスタンプを押さない
ので証明書をつけるということでした)
確かに、数年後、同じ工房でギヨームのぺカットコピーの作品を
見たときには、製作証明書がありました。

ただ、最近はあまりにもギヨームの製品が多く出回るようになり、
ギヨーム側も(一般の作品にも)製作証明書をつけるようになったのかもしれませんね。

そのかわり、工房の主人も「最近のギヨームの作品は、良い材料を
出し惜しみするようになって、一般に出回るものは質が悪くなった」
と話していらっしゃったので、もしかすると弓の曲がりにもつなが
るのかもしれません。(私のものはまだ大丈夫です)

投稿者:どんぐり     投稿日時:2012/10/20 09:50  ---251.34.161

なるほど・・・

つまり、私が求めたものはギヨームのオリジナルだったということですね。2004年に購入した際にはケースが付いておりました。

となると、証明書のないギヨームがたくさん存在するということで・・・となると、いらないのかな・・・

そうですか、そういうところに曲がりの原因が・・・

購入したものがどういった質なのかもう少し時を待ってみなければわからないのかもしれませんが、毛替えをお願いしている工房の方は(引越しのため別の工房)「とても美しいべっ甲です。金の象嵌も綺麗です。なかなかないと思います。」と言ってくださいました。私の投稿がギヨームさんの弓のマイナスになったらもうしわけないので・・・

とてもパワーのある弓です。一生手放さないと思います。そのくらい気に入って使っているようです。もう1本の弓で弾きこなせない楽器をバリバリ鳴らします。あ、要するに、楽器との相性がよかったということですね。

亀様、証明書のあるなし、納得です。ありがとうございました。

Q:Veit Yacobというバイオリン
投稿者:ぴよ子     投稿日時:2012/10/16 00:30  ---217.137.216

こんばんは。
最近購入したドイツのバイオリンなのですが、
「Veit Yacob」という名前がラベルに
記載されています。
マイスターのお名前とは思いますが、ネットで調べても
出てきませんので、どなたかご存知でしたらお教えください。
購入時に、ガルネリモデルのバイオリンですとのことでしたが・・。

投稿者:TK     投稿日時:2012/10/16 17:00  ---60.46.2

Veit Jacob です。どのような方なのかは残念ながら知りません。

投稿者:ぴよ子     投稿日時:2012/10/20 00:33  ---217.137.216

あ、確かにVeit Jacobでした!
周りに同じ楽器を持っている人がいないので、気になった次第です。ありがとうございました。