Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:弓の毛って・・・
投稿者:モンティ     投稿日時:2014/03/30 10:50  ---3.205.42

下世話な質問で恐縮ですが、
馬の尻尾って排泄物で汚れてますよね。。。
実際、牧場で馬を見ると尻尾がかなり汚れています。
ウ○コやオシ○コまみれだった毛を高価な弓に使っていると考えると、
ちょっと抵抗ないですか?
ちゃんと弓に使う前にシャンプーで洗って除菌しているのでしょうか?
ヴァイオリン系サイトでもその手の話が出てきたのを見たことないんですが、
実際のところどうなんでしょうか?

投稿者:検索好き     投稿日時:2014/03/30 13:26  ---13.51.97

検索好き(=ヴァイオリンとフルートのRio)です。

どこかで読んだような気がしたので再度捜してみましたところ、MAGICOさんのホームページの毛替の項に、馬毛の処理について記載があります。元は汚いものでしょうから、当然洗うのでしょう。
熱をかけていますが、我々が着るウール製品の洗濯では冷水は禁物ですから、それに通じるものがあるようです。

そこにはシャンプーについては書いてありませんが、競馬関連の記事に馬用シャンプーの記載があります。ただし、馬のたてがみを美しく見せるためのもののようですから、弓用の馬毛の場合には他の洗剤を使うのではないかと想像します。

投稿者:検索好き     投稿日時:2014/03/30 19:56  ---13.51.97

追加情報です。

父親が馬の尻尾の毛を「バス」と言っていたのを思い出しました。調べたら馬尾毛と書いて「バス」と読むのだそうです。日本料理で裏漉しに使う篩(ふるい)の高価なものは金網ではなくバスを使って作られています。比較的高級な料理に使いますので、汚物まみれである筈はありませんよね。

あまりご心配になることは無さそうです。

投稿者:モンティ     投稿日時:2014/03/31 22:04  ---7.66.1

検索好き様
変な質問に答えて下さってどうもありがとうございます。
尻尾はお尻に常に接触しているなのに、
どうやって洗浄して弓毛の状態にするのか疑問でした。
ちゃんとお湯で洗浄はされているんですね。
料理の道具にも使うとは恐れ入りました。
しかし、元は排泄物まみれだったことを考えるとなんかすごいですね。。。

投稿者:そのまんま西     投稿日時:2014/04/26 09:49  ---246.60.138

あれ、白馬の尻尾の毛だという話を何処かで見た記憶があるけれど御馳走付だったなんて。

Q:チェロの表板の歪み
投稿者:チェロ初心者     投稿日時:2013/11/19 08:49  ---5.202.106

修理の必要があるかどうか、あるいは修理するとしたら、おいくらぐらいかかるかの質問です。

最近、中古の手工製の外国チェロを90万円ぐらいで購入しました。通販で購入したので、自宅に届いて弾くまで気づかなかったのですが、表板にひびや割れはなかったのですが、ゆがんでいて、
魂柱のある方が盛り上がって、バスパーのある側が、相対的に平らになっています。やや凹んでみえるかもしれません。なので、バスパー側のf字孔の方は不自然に凹凸があり、左右非対称になり見た目に美しくない状態です。

楽器は自体はかなり良くなっていると思います。ただし、G線のB音でかなりひどいウルフ音がでて最初は使いものになりませんでした。市販のウルフキラーや、ウルフエリミネーターでは全然
おさえられず、やむなく消しゴムを挟んだら小さくなったので、
今はシリコンゴムに金属のクランプを挟んで何とか使用に耐える
状態にはできました。更にC線、G線に弱音器もつけています。C線、G線の響きは当然悪くはなったと思います。

今のところ、表板の強い歪み以外には特に不満はなく、音色も
ニスの色や仕上げ、ネックの太さや、ペグの具合などまずまず
申し分ないと思っています。

選択肢として、
①すぐに修理する。
②我慢して使って、お金を貯めて新しいのを購入する。
③そのまま壊れるまで使う。
プロの方、あるいは楽器屋さん等、何か御意見をいただけますと幸いです。

投稿者:刑事     投稿日時:2013/11/19 20:12  ---249.188.55

返品した方がいいですね。
騙されましたね、気の毒に。
普通に楽器店で買いなさい。

投稿者:ブラックボックス     投稿日時:2013/11/19 20:29  ---206.85.213

プロの人、楽器屋さんは、通販では購入しません。
おっしゃっている状態が本当であれば、私は5万でも
買いません。
でも、買ってしまった。本当は返品したいところですが、それも無理。

だったら、工房に持ち込んで、修理が可能かどうか、また
可能であれば、いくらくらいかかるか、見積もってもらってください。

個人的には、10万以内なら修理、以上なら、ウルフだけでも調整でなんとかなるのでは。

投稿者:チェロ初心者     投稿日時:2013/11/19 21:04  ---5.202.106

刑事さん、ブラックボックスさん

普通に考えれば、楽器として欠陥品だったということ
ですね。
勉強代としては高すぎました。
返品は難しいようなので、修理が可能かどうか、
楽器店に相談してみます。

貴重なアドバイスありがとうございました。

投稿者:hm     投稿日時:2013/11/21 00:22  ---196.238.227

いつもは投稿しないのですが、あまりにかわいそうなコメントばかりなので。

度合いにもよりますが、表板の変形は、オールド楽器ではよく有ることで欠陥品ではないです。

歪み修正する方法もありますが、高価で時間がかかります。また、音もよくなるとはかぎりません。

表板の変形は板の強度不足、魂柱が長すぎるなどの原因が考えられる原因ですが、音に問題がなければ、楽器として問題がありません。

またウルフ音など、楽器調整をするべきですが、修理ということではないとおもいます。

なので私の意見は
①調整はするが、修理は必要はないのではないか。
②我慢して使うくらいなら違う楽器を使う、気に入った楽器を使ったほうが幸せになれます。
③そう簡単に壊れません。
です。

私は個性的な楽器が好きです。ぜひその楽器を愛着を持って使ってほしいと思うのですが。
主観的な意見で申し訳ありません。

投稿者:チェロ     投稿日時:2013/11/21 09:02  ---5.202.106

hmさん

コメントありがとうございます。

表板の変形が気になりましたが、それ以外は本当に美しく良くできているので、なんとかならないかと思って投稿しました。

幸いウルフ音は気にならない程度に調整できそうだとわかったので、少しほっとしています。

hmさんのアドバイスは心に響きました。愛情を持って接して、長く大切に使いたいと思います。ありがとうございます。

投稿者:ryu     投稿日時:2013/11/21 10:55  ---145.106.193

通販で買った楽器に愛情を持って接する、


素晴らしいですね。はい。

投稿者:そのまんま西     投稿日時:2014/04/26 09:40  ---246.60.138

私だったらお金を貯めて刑事さんがおすすめする楽器店に行って歪み修理済み?らしい同じような楽器を3、4倍位の価格で買って幸せになります。

Q:弓のフロッグとスクリュー
投稿者:CBS     投稿日時:2014/04/10 12:47  ---6.88.239

フレンチオールド弓で、フロッグとスクリューがオリジナルではないものを紹介されて思案しています。

・フロッグとスクリューがオリジナルでないと、オリジナルだった場合と較べてどれくらい価格に影響があるものなのでしょうか。
・その弓は少し実際の重量と弾き心地が軽いかな、と感じています。フロッグとスクリューを交換してこの点改善することはできるのでしょうか。

アドバイスいただければ幸いです。

投稿者:SP2     投稿日時:2014/04/14 20:37  ---241.141.194

価格の影響はケースバイケースでしょう。トルテなどは古すぎてオリジナルの方が珍しいです。もっと新しい、例えばサルトリなどは一割二割下がっても仕方無いかも知れません。しかし、スティックが飛び切りの物件ならば、それでも高値は付きますが。

フロッグとアジャスターをいじってもバランスが悪くなります。じゃあ、チップも金属チップにして、とか考えるでしょうが、実施は泥沼にはまりますので、止めた方が良いです。私自身、かなり良いペカットで同じ事をやって、結局は収拾が付かなくなって手放した事があります。その時は、ヘッドのクサビにウエイト入れたり、凡そ考えられることは全部やりましたが、結論から言えば、最初からバランスが(出来も)良い作品を選ぶべきです。何か問題があるのは、それを解消できないでいる物件と冷酷に判断するべきです。ディーラーは売りたいのでアレコレ良いことを言うでしょうが、その辺は惑わされずに判断される事をお勧めします。

良い楽器よりも良い弓は少ないので、名前によっては飛び付いてしまいがちですが、イマイチの弓は、イマイチの楽器よりも売りにくいので、落ち着いて考えた方が良いです。私自身の経験(払った授業料)から、敢えて投稿させて頂きました。

投稿者:CBS     投稿日時:2014/04/15 10:19  ---59.199.241

SP2さん

回答ありがとうございます。大変勉強になります。

弓のバランスというのはそんなに簡単に調整できるものではないんですね。。。楽器のように調整して良くしようという思惑は捨てなければなりませんね。

確かにその弓は売る時には苦労しそうです。ここは踏みとどまるべきところですかね。。

どうもありがとうございました。

Q:16分の1
投稿者:momo     投稿日時:2014/04/09 21:51  ---146.220.175

4分の3の楽器にフルサイズ用の弦を張るのはたまに聞きます。そこで、16分の1に8分の1用の弦を張る事ができるのか知りたいのですが試されたことのある方はおられないでしょうか?

Q:「腰が抜けている」とは?
投稿者:はなまる     投稿日時:2014/04/07 22:41  ---217.42.2

「腰が抜けている」弓の状態とは、どのようなものでしょうか?
タッチが柔らかい、重さが軽い、というのと違いがよくわかりません。
また、それはどのような原因が考えられるでしょうか。
(弾き過ぎなど?)復活させる方法はあるのでしょうか?

初心者にもわかりやすい表現?例え?がありましたら、教えてください。

投稿者:狸     投稿日時:2014/04/08 14:16  ---250.240.82

毛が古く、伸びているとその限りでは
ありませんが、弓を張ると反りが無く
なる状態。その状態で通常の圧力で弾
いた時に毛がスティックについてしま
う。毛を張った時にスティックが曲が
ってしまう。等の症状があれば、へた
っている、腰が抜けていると言ってい
いかと思います。
程度にもよるので色んなパターンがあ
りますね。オークション等で偽物弓買
ってしまったとか?

投稿者:はなまる     投稿日時:2014/04/08 16:00  ---15.94.205

狸さま、早速ありがとうございます。
毛の張りにもかかわらず木の部分が弾性を失ってしまっている状態ということですね。そこまでへたっているものは、初心者の当方でも、現物を前にすれば見分けが付き
そうに感じますが、さすがにネットオークションなどで見ないで買うような博打はとてもできそうにありません。

購入を迷っているものがあったのですが、迷っているうちに売れてしまったようですので、今回は縁がなかったと思うことにして、次回、狸様のお話を参考にいたします。ありがとうございました。

投稿者:狸     投稿日時:2014/04/08 17:07  ---250.240.82

よかったです。いい弓が見つかるとい
いですね。
弓に反りがなくなってしまっても、あ
る程度は反り直しが出来ますが、元の
反りを再現出来るわけでもないです
し、未熟な技術者であれば弓にダメー
ジも残ります。最近、知人がネットオ
ークションでブラジルウッドのどうし
ようもない弓を騙されて高値で買って
しまったので書いた次第です…

Q:贋作の製作年
投稿者:トーテム     投稿日時:2014/04/02 01:49  ---47.60.242


こんにちは。

知見のある方がいらっしゃいましたら教えて頂きたいのですが、例えば、1700年に作られた楽器(真作)と1800年に作られた楽器(贋作)について、製作年は伏せられた状態で、一般的に楽器職人は両者に100年の差があることは容易に判定できるものなのでしょうか。それとも、贋作者の腕がよければ製作年も百年単位でごまかせてしまえるのでしょうか。

漠然とした質問で申し訳ないのですがよろしくお願いします。

投稿者:ヴァイオリンとフルートのRio     投稿日時:2014/04/06 19:44  ---13.51.97

>1700年に作られた楽器(真作)と1800年に作られた楽器(贋作)について、製作年は伏せられた状態で、一般的に楽器職人は両者に100年の差があることは容易に判定できるものなのでしょうか。

一般的に判定できるかどうかはともかく、古い楽器の修理、修復の経験が豊富な製作者なら判定できるのではないでしょうか。

>贋作者の腕がよければ製作年も百年単位でごまかせてしまえるのでしょうか。

楽器製作の際に生じる切削面を見れば、例えば、楽器の内側をファイバースコープで眺めれば見分けがつくのではないでしょうか。ただし、このご質問の例だと、100年前の楽器を模倣しています。100年前の楽器はそれほど古びていませんから、ほんの少し古そうに見せかけて作るのでしょうね。

Q:ペゾルトのチェロ弓について
投稿者:こなん     投稿日時:2014/04/02 21:40  ---217.34.120

最近、知人のご家族(故人)が使っていたものとして、ペゾルトのチェロ弓を廉価で譲っていただいたのですが、通常のR.PAESOLDの刻印のほかに、スクリューとフロッグ部分の間の隙間(わかりにくいですが弓を持つと装飾部分と同様、下向きになる部分です)にGERMANYと入っています。ペゾルトは最近余り見かけなくなったような気がしますが、周囲で同じような弓を持っている方がいないため、おおよそいつ頃販売されていたものかを知りたいのです。持ち主は故人となっているため、このような弓について、何か教えていただけることがありましたら、よろしくお願いいたします。

投稿者:ぽんた     投稿日時:2014/04/03 12:39  ---37.82.122

3年近く前に大型楽器店で購入したチェロ弓も、同じような刻印だったと思います。

投稿者:こなん     投稿日時:2014/04/03 22:19  ---217.39.201

ぽんた様
ご回答ありがとうございます。
割と最近まで大型楽器店で取り扱いがあったのでしたら、普通に流通していたものと思いますので、安心しました。偽物なら★のつく中級品~高級品を作ったほうが得になるような気がしますので、量産品の真贋については疑っても見ませんでしたが、こちらは田舎ですので、大きな楽器店でも数を見ることができなくて、少しひっかかっておりました。どうもありがとうございました。

Q:Medio Finoラベルのバイオリンについて
投稿者:おさる     投稿日時:2014/03/30 23:56  ---2.117.184

おさるです。
Medio Fino MADE IN FRANCE JTL(琴の絵)と書かれたラベルの,ネックが太くて胴の赤黒いバイオリンをネットオークションで入手しました。
ネックの太さが規格外である点,掌の大きな私には便利ではあるのですが,中国産のようにも見えます。Medio Finoとは,JTL工房のバイオリン商品企画なのでしょうか。だとすると,やはり大量生産品なのでしょうか。製作年はどれくらいでしょうか。
音色は,まあなんとか鳴る,といったレベルです。背面の虎目は,はっきりしません。
同じくJTLの弓とセットで弾いております。
どなたか,ご存知の方,教えてください。宜しくお願いします。

投稿者:弦喜     投稿日時:2014/04/01 00:49  ---51.234.38

戦前のフランスは機械加工を使った大量生産のメーカーがあることで有名です。JTLはその代表的なメーカーゆえに、いろいろなグレードがある可能性はありますが、Medio Fino という名前を聞くと、なんとなく直感的にはプレス加工の楽器を想像してしまいます。

投稿者:おさる     投稿日時:2014/04/01 22:38  ---2.117.184

弦喜様
ご意見,どうもありがとうございます!
6万円ほどで購入したものなので,プレスで当然ですね。プレスでも,百年も経つと,それなりの個性的な音色にはなっているようです。中国産でなかっただけでも,良しとするしかなさそうです・・・

Q:バイオリン用松脂
投稿者:ブラックボックス     投稿日時:2014/03/30 19:49  ---206.85.213

現在使用している松脂は、アルシェの201soloです。
もう少しひっかかりがあり、粒子が荒くない、しっとり系?の松脂を探しています。

①HILL ロジン(ダーク)ヴアイオリン/ビオラ用
②メロス ヴアイオリン用ダークミニ

をご使用経験のある方がいらっしゃいましたら、感想をお聞かせください。

Q:Vn,Va両用の肩当て
投稿者:びよらひき     投稿日時:2014/03/19 19:13  ---83.61.195

普段はヴィオラを弾いていますが、ヴァイオリンを弾くことになりました。
ヴァイオリンとヴィオラの両方に使える肩当てはあるでしょうか。できるだけ
高さのあるものを探しています。

投稿者:kuro     投稿日時:2014/03/19 23:27  ---44.166.194

はじめまして。

これなど兼用ですね。
・Wolf スーパーフレキシブル
・Magi Pad

私も両方弾きますが、ヴィオラにはスーパーフレキシブルを使っています。
しかし「両方に使える」とは言え、その都度楽器に合わせて長さ・高さを調整するのも面倒なので、ヴァイオリンには別の肩当てを使っています。

投稿者:びよらひき     投稿日時:2014/03/20 09:44  ---83.61.195

ありがとうございます。便利なものがあるのですね。
裏板はには触れたくないので、ウルフの方を検討してみます。