弦楽器 Q&A
弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。
2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。
5203件のQ&Aがあります。
Q:
投稿者:pi♪ 投稿日時:2003/06/01 22:23 ---208.246.250
私が現在使っているバイオリンは、ボディーの裏に ”HOPF” と刻印されています。
ボディーの内側にラベルが貼っていないので、いつ頃の年代かわかりません・・・
どのようなメーカーなのでしょうか??
ドイツ製で、オールドらしいです。
ご存知の方がいらっしゃいましたら、レスください!!
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2003/06/02 12:51 ---107.45.110
いらっしゃいませ、
”HOPF”ですが、たくさんの製作者がおります。
またブランド名としての”HOPF”ヴァイオリンがございますので、見てみないと正確な事はわかりません。1700初頭から1900年初頭まで、この名前の方が資料に載っています。それでは!
投稿者:pi♪ 投稿日時:2003/06/03 00:17 ---208.246.250
お返事有難うございました!!
一度、web上で検索かけてみたのですが、
そこには、「安価な大量生産」と・・・ショックで・・・
あまり良い楽器ではないのでしょうか??
自分的には、結構値の張った買い物だったのですが。
とは言っても、製作者がたくさん居るなら、価値は判らないですよね・・・
Q:
投稿者:べべる 投稿日時:2003/06/02 10:00 ---91.236.8
私のバイオリンの顎当ての材質はツゲのようです。新品の時はきれいなベージュ色だったのに,使用しているうちに汗やファンデーションがついて、あごのあたる場所だけ色が濃くなってしまいました。
そこでティッシュペーパーにベビーオイルをつけて拭いたら、ファンデも大分落ち、油染みの色むらもとれて全体が一様に濃い茶色になって、見たところきれいになりました。でも木地に入りこんだファンデーションは完全には取れていません。今度は大胆にオイルをたっぷりつけて汚れをふやかして取ろうかな、とだんだん大胆な考えを持ちつつありますが、でもこんな手入れで良かったのか少し不安です。
顎当てのお手入れについて正しい方法を教えてください。とくに女性の皆さん、どんなふうに手入れをしていらっしゃいますか?
投稿者:べべる 投稿日時:2003/06/02 10:45 ---91.236.8
タイトルをつけずに送信してしまいました.すみません
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2003/06/02 16:03 ---107.45.110
いらっしゃいませ、
当店スタッフは全員男性なので、ファンデーションというのはよくわかりませんが
汚れたあご当ては楽器用の艶出し材で殆ど綺麗になりました。
キシレンなども有効な気がしますが、ニスを炒める恐れがありますので必ずあご当てを
楽器からはずして拭いて下さい。それでは!
Q:チェロの種類について教えてください
投稿者:ふわり 投稿日時:2003/06/01 16:54 ---196.144.131
こんにちは。
少し前にチェロを始め、マイ楽器の方も同時に購入しました。
恥ずかしいながら、自分の購入した楽器の種類がわかりません。
ドイツの楽器だということは聞いたのですが…
オールド楽器ではなく、まだ新しい楽器だということです。
楽器本体の方は…
Lothar Semmlinger
MITTENWALD/KARWENDEL
弓は…
J.Meinhold
と書いてあります。(弓は購入した時にシールがついていました。)
これから永く愛用する楽器になると思いますので、せめて自分の弾いている楽器が
どういう楽器か知りたいです。
どなたか知っている方がいらっしゃれば、教えてくださいm(_ _)m
投稿者:3/4 チェロ太郎 投稿日時:2003/06/01 20:37 ---179.58.58
ちょっとだけ知っています。
ゼムリンガーは、最近のミッテンバルトの工房としては、結構有名です。
ボクのよくいく楽器屋にも、数本置いてあり、弾かせてもらうと、しっかりした音がしていました。大事に使えば、永く愛用できると思いますよ。
ちなみに、ドイツのミッテンバルトは、イタリアのクレモナに匹敵する、弦楽器製作のメッカで、ボクの持っている、レオンハルトというチェロも、同じ地域で作られました。
ストラッドさんのこの掲示板にも、何度か書いてありましたが、非常に環境の良いところだそうです。
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2003/06/02 12:32 ---107.45.110
J.Meinholdはドイツのメーカー製です。
ラインナップなどは解りませんでした。
それでは!
Q:ヴァイオリンの作者について
投稿者:MJ 投稿日時:2003/05/31 02:29 ---144.173.92
私が今所有している楽器のラベルに Fabrication de MM. Laberte-Humbert Freres と書かれていますがこの作者についてご存知無いでしょうか?
また関係の無い話で申し訳ありませんが今弓の買い替えを検討していてベルナールという人(ギョームの弟子?)のを考えていますが特徴など教えてください。
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2003/06/02 12:17 ---107.45.110
いらっしゃいませ、
Fabrication de MM.
MMというのは何かの略で、「MMで組み立て」となります。
Laberte-Humbertは人の名前だと思います。恐らくモデルということだと思います。
Humbertという製作者は二人存在いたします。共にフランスで、EmileとLucian です。二人ともL名前のほかにLとつきます。[Emile L Humbert][Lucian L Humbert]
このLがLaberteと推測できますが、本当の所はわかりません。
ベルナールの弓も見たことがないのでコメントは控えさせていただきます。
それでは!
Q:イギリス人のラベルのチェロ
投稿者:チェロ太郎 投稿日時:2003/05/30 22:15 ---179.58.58
最近、聞きなれない名前のイギリス人のチェロを見ました。
「Basford Bros. Sheffield fecit Basford Bros anno 1988」
なかなかキレイですが、なにせイギリスの作者は、よくしらないので、なにか情報があれば、教えてください。
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2003/06/02 11:57 ---107.45.110
いらっしゃいませ、
「Basford Bros. Sheffield fecit Basford Bros anno 1988」
ですが、解りませんでした。申し訳ございません。どなたかわかる方おりましたら
お願いいたします。それでは!
Q:弓の幅
投稿者:りせるま 投稿日時:2003/05/30 19:23 ---94.219.18
はじめてまして。私はアマチュアでチェロを弾くものですが、弓について質問させて下さい。現在3本目(私としては値の張った弓です)のチェロ弓を使用していますが弓の毛の幅(といいますかフロッグの厚さといいますか)が、以前の2本に比べやや短くなっています。チェロ弓のこの部分について標準的な寸法みたいなものは存在しますか?ご存じの方がいらっしゃれば是非お教え下さい。
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2003/06/02 11:49 ---107.45.110
いらっしゃいませ、
この数値はスタイルなどによってばらつきがあります。
ヴィヨーム型は幅が少ないので有名です。
セロですが、当店の在庫を測って見ました。平均値がフロッグ側が約13ミリ±2ミリ
弓の先端側が約10ミリ±1ミリでした。
それでは!
Q:量産バイオリンは,なぜ音が良くならないのですか?
投稿者:MK 投稿日時:2003/05/31 00:52 ---122.2.132
手工品のバイオリンは,将来(何十年〜何百年後)
音が良くなる可能性があるのに,
どうして,量産バイオリンは,良くならないのでしょうか??
ということについてのロジックをどなたか教えてください。
そもそも,時間が経つと,どういう変化でよくなるのでしょうか?
・板は古くなるほど,鳴りはよくなりそうな感じはするのですが,
それだけなら,量産でも同じように思うのですが?
・新品時よりは確実に,接着の緩みや,ガタとかは,
増えていくと思うのですが??
製造工程上の手工品と量産品でどういう違いがあるのでしょうか?
単に一品一品が丁寧に仕上げてあるだけなのでしょうか??
Ex)・構造が全く違う?
・接着の仕方が全く違う? ,量産は速乾性でないとダメとか?
・手工品の材質が極めて良い? or 量産品が極めて悪い?
手工品は古くなっても健康なので良い音になる??
・板だけ古ければ,新作でも良い音がするということでしょうか??
・接着等々もふくめてトータルで良くなってくるなら
修理すると,また新品状態?にもどってしまうということでしょうか?
いまの名器は,新作時は今より音が悪かったのでしょうか?
投稿者:mii 投稿日時:2003/05/31 05:35 ---218.223.41
「手工品だから将来よくなる」とは一概にいえないと私は思います。
しかし、手工品のほうが量産品よりもやはり手間をかけて、製作者が丁寧に作ったものが多いですから将来音がよくなる楽器が多いとはいえます。そして将来音がよくなる楽器というのは最初から楽器の健康状態がよいものに限られると思います。そして、その楽器がよい演奏者の手によって、さらによい状態になるのだと思います。
逆に、量産品は「楽器」というよりも工場で作られた「製品」ともいえますから、一定レベルはクリアしているものの、手間をかけて作られたものではないので健康状態がよいものではないし、そもそも何十年も使えるようなつもりで作っていないと思われます。
腕のある楽器製作者たちは、新作の健康状態を見ただけで(音をきかなくても)、将来よい楽器になるかどうかがすぐにわかるといいます。
ここもご参考になればとおもいリンクを貼らせていただきました
http://www.sasakivn.jp/~sasakivn/qa/gootshureckt.htmm
投稿者:無知な私ですが 投稿日時:2003/05/31 08:58 ---110.61.131
私は教養もない人間なので、答えを出すなどというのはあまりにも僭越で不可能なのですが、自分なりの考えだけを書かせて頂きたいと思います。まず材料についてです。量産品は単価を安くするために厳選した材料を使うことが難しいのではないでしょうか。厳選された材料とは木目の間隔や堅さ、木材のどこを使うかなどが考えられます。ここにはやはり部位によって優劣が生じるでしょう。これをどれだけ乾燥されるかで素材の収縮率が変わることは賢明なMKさんには安易に承知されると思います。法隆寺に使われるような木材は何百年も何千年も維持するために、長い時間乾燥させて寸法に狂いがないようにさせていますよね。これは寸法のズレを生じさせない外に、水分が飛んで軽くなる=電気的な乾燥では急速な湿度変化のために微細なヒビができますね というメリットもあります。音は乾燥している物質の中の方が伝えやすいといいます。このような材料を膠で接着します。量産品では化学接着剤を用いることが少なくありません。膠はある意味で接着力が弱いので木々の収縮に合わせてズレることができます。また、木の素材を殺さずに剥離することもできます。これは大きなメリットです。これに大して強い接着力を有す化学接着剤は木の収縮を許さない強さがあるため、逆に木の方に割れが生まれてしまいます。次はニスについてです。ニスは楽器を保護するために塗りますが、上記の話に矛盾するようですが、乾いた木に再度湿度を与えます。これをどのように乾燥させるかです。量産品ではやはり急速な乾燥になってしまいます。早く作って早く販売することが企業の志向として仕方ないからです。これは繰り返しになりますが、ニスにヒビ割れを起こしたり、木を割れやすくもします。更に、最後の手で微妙な修正を加えることで手工品は完成度を増します。単純に言えば、量産品が時間の経年によって良い音を出す可能性はあると思いますが、ひび割れや狂いなどの発生率が手工品に比べて高いことは否定できないので、やはり将来を考えていい音を求めるなら手工品だと私は思います。ロジックなどというものにはほど遠いですが、無知な奴の勝手な発言と笑ってください。でも、バイオリンはいいですよね。私は大好きです。
投稿者:R 投稿日時:2003/06/01 22:55 ---4.93.50
便乗質問させてください。
一年前に、1930年製のイタリアモダン手工品といわれ、40万円でバイオリンを買いました。先日、他店に弓の毛替えに出したところ、この楽器はそんなに古いものではなく、ラベルも偽物、パーフリングもできあいの物なので、機械削りの量産品だろうといわれました。値段は妥当だということです。弾きやすく、音も好きなのですが、このような楽器は、やはり、音が良くなることは、ないのでしょうか。
投稿者:ニュートラル 投稿日時:2003/06/02 09:19 ---120.56.45
化学接着剤で接合した安物は論外なので量産品の最高級グレードを念頭に意見を述べさせて頂きます。
先ず量産メーカーは膨大な量の材料(木材)在庫を持っています。4年寝かせたものは幾ら、8年ものは幾らと基本的に乾燥させた期間を勘案して値付けを行っています。大量在庫を持つ事は資金が寝る事で、これは小さな工房では出来ません。次に量産メーカーは音色を念頭に板を組み合わせるのでは無く虎杢を如何に派手に出すかといった観点で板選びを行います。
また、裏、表板には「まさ目」を用いますが木は育った方向があり、削る際には逆方向に刃を入れてはなりません。しかし機械削りでは方向を無視して削ってしまいます。それでもサンドペーパーをかけ、ニスを塗るのだから関係ないのかとも思います。
バイオリンは合理主義の西洋文明が生み出した道具です。現代の製作現場ではサイズ、形状の異なる様々な道具を用いてバイオリンを組み立てています(パフリング溝を彫る時にはこの道具、ここを削る時にはこの道具といった具合に作業に合わせて適切な道具が用意されています)。またキャリパーを使えば素人でも0.1mm単位で板厚を測定出来ます。量産メーカーでも高級品製作に際しては使う道具に差は無いと思います。現代バイオリン製作に関しては工房でミノ一本で木から削り出す神秘的な職人芸とは違う世界だと思います。マニュアルに沿った正しい製作を行えば量産メーカーからも標準レベル以上の精度の高い製品が昔とは比べ物にならない程数多く生み出される気がします。また、最高級品に限っては板厚のチューニングを施している様です。
ただし、量産メーカー製が良質の手工芸楽器を超えるとは申しません。量産メーカーの高級品の中には初めからぺグの調子が悪かったり、値段に相応しくない木目の詰み方であったり、新入社員がニスを塗ったのではと思われる笑ってしまう品物もあります。
いずれにせよ製作精度の高いバイオリンが数多く世の中に送り出されるのは嬉しい事です。ここはメーカー製、工房製という先入観を捨て、色々な楽器を見て作りの良し悪しの判断が出来る眼識を養う方法が正攻法である気がします。
Q:教えて下さい
投稿者:滋賀県立視覚障害者センター 投稿日時:2003/05/30 10:50 ---162.138.88
バイオリンの板に塗る「油ニス」の読み方を教えてください。
ご存じの方、よろしくお願いいたします。
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2003/05/30 12:02 ---107.45.110
いらっしゃいませ、
ニスにも主なものは2種類あります。
アルコールニスとオイルニス(油ニス)です。
オイルニスは一般的にオイルニスと言って油ニスと言う事は少ないと思います。
「油ニス」の正式な読み方かどうかは確認できていませんが当店や、当店のお知り合いなどは皆「あぶらにす」と読んでいます。それでは!
投稿者:弦一郎 投稿日時:2003/06/01 16:08 ---18.144.190
僭越ながら、一般には、オイルニスの事を油性ニスというみたいです。ユセイニスと読みます。
油ニス、アブラニスとは普通言わないと思います。「油に酢」みたいで語呂が良くないからだと思います。
投稿者:アンジェパパ 投稿日時:2003/06/01 19:16 ---120.94.30
「アブラニス」という言葉ですが
30年近く前(弦楽器の輸入が活発化し始めた初期の頃でしょうか)は「アブラニス」信仰のようなものがあって、弦楽器専門店では「オイルニス」のことをよく「アブラニス」と呼んでいたのを思い出します。今でも、「アブラニス」という言い方をなさるレトロな方はいらっしゃるのではないでしょうか。(レトロではなく、依然として十分通用している業界用語かもしれませんが。)
当時、「アブラニス」といえば、語感的にいえば、その裏側に変なオールド信仰のようなものがあって、あまりできの良くない古い楽器を輸入した土壌になっていたように思います。
そうしたものを払拭するのに弦楽器業界もだいぶ時間がかかったようですね。しかしながら、あまりリスクを背負いたくないという思いで、イタリアの新作やモダンにばかりコンセプトを置く店が増えてきたように思います。これもすこしばかり考えものだと思いますが。
(ちょっと話がずれてすみません。)
Q:Masakiti suzuki No.S1について
投稿者:yayo 投稿日時:2003/05/24 22:58 ---27.112.143
よくわからないまま オークションでMasakiti NoS1を落札しました。楽器のグレードはどれくらいのものでしょうか。
投稿者:サントス 投稿日時:2003/05/25 02:43 ---0.125.18
つい最近、ネットウロウロしていたら、
suzukiのヴァイオリンばかりを集めていると言う、コレクターのサイトがあった。
そこにはキソスズキからMASAKITI、“特1〜特5”までずら〜〜と写真で並んでた。
オークションで落札してから楽器として使えるまでの道のりと
音色に関しての評価や売られていた当時の値段なども細かく記載されてた。
今、ヤフーとグーグルで検索してみたけど、発見できなかった。
もし時間があったら探してみると参考になるかも。
因みにその時の検索のクッキーが残ってて「violin オールド コレクション」でした。
そこでヒットしてサイトのリンク辿った記憶あり。
投稿者:YE 投稿日時:2003/05/25 03:34 ---10.245.252
サントスさんの言っておられるHPは,もしかしてこのことでしょうか?
http://three-s-web.hp.infoseek.co.jp/
間違っていたらご容赦を.
投稿者:yayo 投稿日時:2003/05/26 16:10 ---27.112.143
とても参考になりました。修復にお金をかけずに、遊び用として使うことにいたします。どうもありがとうございました。
投稿者:yayo 投稿日時:2003/05/31 14:25 ---27.112.143
YEさんの教えてくださったHPの『リンク及び資料室』の一番最後に『to Vocalise』というHPがあり、とても参考になりました。
Q:Antonius Stradivarius Cremonensis
投稿者:ma-o 投稿日時:2003/06/02 07:05 ---95.18.239
初めて投稿させて頂きます。
過去ログでも何度かお見かけしましたが我が家にも
「Antonius Stradivarius. Cremonensis Faciebat Anno 1713」
と書かれたヴァイオリンがあります。
まさか本物とは思いませんが念のため書き込みしました。
その下には更に
「Made in Czechoslovakia」と入っています(笑)
確かストラディバリはイタリア人だと思いましたが
チェコ製というのは訳が判りませんし、しかも「メイド・イン」って英語です。
どなたか笑って100%偽物と言って下さいませ!
もともと友人がフランスの富豪の未亡人のおばあさんから貰った物です。
その話も胡散臭いんですが。
宜しくお願いいたします。
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2003/06/02 15:39 ---107.45.110
いらっしゃいませ、
ラベルの説明をいたしますと、Antonius Stradivariusのモデルヴァイオリンで
チェコで製造したという意味です。Made inとありますのは、輸出用で、恐らく輸出先はアメリカだと想像できます。
ここまではラベルの説明です。ではそのヴァイオリンが、チェコ製でアメリカ輸出用に製造されたものであるかどうかは、楽器そのもので鑑定します。鑑定後チェコ製で輸出用であればラベルと一致した楽器といえますが、
もしかしたら「フランスの富豪の未亡人」の先祖の方が、楽器を守るためにわざとそのようなラベルを貼っていて、実は大変貴重なバイオリンではないか?と想像するのも、夢があっていいと思いますよ。それでは!
投稿者:ma-o 投稿日時:2003/06/02 15:41 ---225.245.87
ご免なさい。
書き方が悪かったかもしれません。
冗談ぽくなってしまいましたが真面目な質問なのです。
メイドイン・チェコと書いたストラディバリウスは
存在するのでしょうか?
素人なもので検討が付きません。
決して冷やかしではありません。
メール頂ければ画像送らせて頂きますので
どなたか判る方いらっしゃいましたら宜しくお願いいたします。
投稿者:ストラッド店員 投稿日時:2003/06/02 16:29 ---107.45.110
すいません、答え方が悪かったみたいですね
質問にお答えいたしますが二通りの解釈が出来ますので二通りの答えを申し上げます。
>メイドイン・チェコと書いたストラディバリウスは
>存在するのでしょうか?
ストラディヴァリの真作でストラディヴァリ本人がチェコで作成した楽器という記録は残念ながらございません。
メイドイン・チェコと書いたストラディバリウスラベルの楽器は存在しますが、それはストラディヴァリ本人が作ったものではなく、チェコで作られたストラディヴァリのコピー品もしくはストラディヴァリモデルの量産品だと思われます。
それでは!
投稿者:うんぽこ 投稿日時:2003/06/02 21:42 ---23.216.56
「1918年5月14日スロバキア、ボヘミア、モラビア、シュレジエンからなる独立国家の建設を要求。10月28日独立国チェコスロバキアの成立に関する法案を可決した。これが現在一般に公式の独立宣言とされている。」という記述を見つけました。200年ぐらいずれています。
投稿者:うんぽこ 投稿日時:2003/06/02 22:00 ---23.216.56
ついでですがよく見かけるmade in Germanyというのもゲルマン人という目で見れば紀元前まで遡りますが一般的にドイツ連邦という見方をすると1815年からということになりそうです。アントニオ・ストラディバリ(1644-1737)の活躍した時代とは100年ぐらいずれてます。
投稿者:ma-o 投稿日時:2003/06/03 06:51 ---159.151.116
皆様レスありがとうございます。