Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:Mr.He
投稿者:オールド仕上げ     投稿日時:2006/01/26 03:22  ---37.48.161

トリエンナーレで金賞(1位のこと?)を取ったMr.Heという中国の方の工房で作られているという綺麗なオールド仕上げの比較的安価な新作バイオリンをインターネットで見つけ、非常に興味を持っております。邪道かもしれませんが、まず実物を試しに弾いてみる前にこのマイスターの方について調べてみたく思っておりますが、インターネットでは見つけることが出来ません。この方のフルネームや受賞年をご存知の方がいらっしゃいましたら、お教え願えませんでしょうか?

投稿者:クレモナ2号     投稿日時:2006/01/26 05:10  ---0.166.73

 中国の方が過去にトリエンナーレで上位入賞した事は無かった筈です。お気をつけ下さい。

投稿者:ほげげ     投稿日時:2006/01/26 13:08  ---4.41.28

トリエンナーレではオールド仕上げは
1次審査で落とされてしまうと聞いております。
中国出身で国際コンクールでの金賞受賞は最近VSA、チェコ、
しか聞いたことがありませんが他にもいますでしょうか?

Mr. He (漢字で「何」と書く、 発音:ホゥー?フゥー?)
中国に数人その名前の製作者が居ますが金賞に結びつく話は
広東での中国国内コンクールでの賞で確かにHeさんが
受賞しています。  でも♂でなくて♀です。

投稿者:オールド仕上げ     投稿日時:2006/01/26 17:56  ---37.48.161

早速 教えて頂いてありがとうございます。このバイオリンは、その安価な価格設定から想像するに、Mr.He という方みずからが製作されたものではなく、その工房で働くお弟子さん達が製作しているいわゆる工房品のようです。それはそれで良いと思っています。インターネット情報では、確かにトリエンナーレと書いてあるのですが・・・Mr.Heさんが受賞された際にはオールド仕上げでない作品だったのかもしれません。名前の発音はわかりません。日本国内の大手の会社が大々的に販売しているものなので、大丈夫だとは思うのですが、確かに少し不安な感じもしています・・・

投稿者:ほげげ     投稿日時:2006/01/26 19:25  ---4.41.28

多分、細○さん@何処ぞ のホームページの説明を誤解して
解釈して自分のお店の宣伝にしてしまったのだと想像します。

投稿者:オールド仕上げ     投稿日時:2006/01/26 21:46  ---37.48.161

いろいろ情報を有難うございました。ある程度の知識を頂きましたので、次は実物にあたってみようと思います。

投稿者:ほげげ     投稿日時:2006/01/26 21:52  ---4.41.28

チョッと補足。

> クレモナ2号 さん
> 中国の方が過去にトリエンナーレで上位入賞した事は無かった筈

2003年トリエンナーレ・コンクールでは
ツァン・アンがバイオリンで4位、ビオラで3位です。
米国にいるツァオは11位ですがその後の
チェコのコンクールでで金賞取得しています。

投稿者:ほげげ     投稿日時:2006/01/26 22:25  ---4.41.28

補足2:
> 米国にいるツァオ
Zhao とPinYin表記します。

Q:バイオリンの音の出方について
投稿者:ミチ     投稿日時:2006/01/23 11:02  ---79.142.232

私の楽器は,音が表板から明るく浮き出てくるような感じです。
しかし,それは自分で弾いていての感じです。
友人の楽器や,楽器屋さんで試し弾きすると,楽器の内部にこもったような感じを受けるものも多いのです。弦によってへこんで聞こえ,音程が取りづらいものもあります。
(自分のもの以外の楽器になれていないせいなのでしょうか?)
しかし,実際離れたところで聞く場合にはどうなのでしょう?
やはり離れたところでも,自分が弾いた感じのとおり,明るく響いていたり,こもった感じだったり,へこんだ感じを受けたりするのでしょうか?
それともまったく違った音色になって伝わるのでしょうか?

お話お聞かせいただきたいと思います。
よろしくお願いします。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2006/01/25 11:50  ---102.19.61

こんにちは、難しいご質問ですね、

ご自分の声を録音して、聞いてみると違う人の声のように感じる経験をされた方は大勢いると思いますが
ヴァイオリン ビオラは声と同じように、少し違って聞こえてきます。体と密着している為だと思います。
また弾き手が、感じる雑音感は聞き手には聞こえにくいという事もよく言われています。

ご質問ですが
弾く場所や、腕前などによりますが、まったく正反対の違いというのはないと思います。明るい楽器は明るく、ダークな楽器はダークに聞こえます。私の経験則上。それでは!

投稿者:ミチ     投稿日時:2006/01/25 14:08  ---79.142.124

やっとお答えが頂けて嬉しく思います。ありがとうございました。
バイオリンを買い換えようと思っているのです。
試し弾きをするとき,自分がこう感じたときは聞き手にはこう聞こえているというのがわかると,助かると思ったのです。

選ぶとき,誰かに一緒に来てもらい,聞いてもらって,その観想を参考にすると良さそうですね。

ありがとうございました。

投稿者:弦喜     投稿日時:2006/01/26 00:16  ---6.35.75

私の好みだけなのかもしれませんが、弾いた時に自分で聴こえる音として次のような音がまざった音が出る場合、遠くまで音が届く気がします。
1)弦が鳴っているいわゆる弦そのものの振動の音
2)弓と弦がこすれる時の摩擦音のような音(下の方であればズーという感じの音。強く弾いた時にはジャリーンと聴こえるあの音)
3)表板から放射される明るい音
4)裏板から出ているのか、オクターブ低いように感じられ、上記の音を包み込む低く柔らかい響き
5)楽器全体の共鳴(残響?)

ホールでは意外に4)の音がストレートに飛んでいき、はね返りやホール自体を駆動している感覚を与えてくれます。2)もなんとなく音を運ぶ役目をしているように感じますし、合奏の中でも自分の音を浮き立たせてくれます。ですので私の場合、楽器を見るときは、直接表板や弦が鳴っている音に対してプラスαで加わる音の質と音量にこだわってしまいます。

投稿者:ミチ     投稿日時:2006/01/26 09:49  ---79.142.49

弦喜さん,ありがとうございます。
現在所有している楽器は,1),2),3)は感じられます。
4)と5)についてはあまり感じられません。
これから4)と5)について意識しながら試奏していきたいと思います。
丁寧なお答えありがとうございました。

Q:ダウンでアタック音を付ける際の弓の震えについて
投稿者:R     投稿日時:2006/01/21 21:22  ---95.122.24

こんにちは。バイオリンの奏法に関してアドバイスをお願いします。
ダウンで弾く際に音の最初にアタックをつけたいとき、僕の場合、あらかじめ弓圧をかけておいて急に弾き始めたり、また、アップからダウンに返すときにアタック音をつけたい場合は弓圧をかけて勢いよく返したりして演奏しています。
「弓元」や「弓の真ん中」でそれをするときはいいのですが、「弓元」と「弓の真ん中」の中間地点あたりでそれをすると、弓がプルプルと震えてしまいます。なので、その地点で前述のような奏法をすることを避け、ダウンでアタックをつける場合は弓元や弓の真ん中を使ってしています。
このようなやり方は普通のことなのでしょうか?それとも、弓や演奏の仕方が適切ならば弓のどこを使ってもきれいにできるものなのでしょうか?
よろしくお願いします。

投稿者:ほげげ     投稿日時:2006/01/21 23:58  ---4.41.28

腕の脱力が出来ている場合、ある程度問題回避は出来ると思います。
あえて脱力しきって無い状況で元から先までボーイングしてみて
問題箇所で弓がいつもポヨヨンと震えますでしょうか?
その場合、その弓の問題とも思われますので先生や御友人の
弓をお借りして比較してみられては如何でしょうか?

投稿者:R     投稿日時:2006/01/22 00:09  ---95.122.124

ご回答ありがとうございます。
普通にダウンしただけならば、震えることはありません。
弓元と中弓の中間地点で上記のような弾き方をした際にぷるぷると震えやすいのは、弓に弾力があるという証拠でしょうか?

投稿者:ほげげ     投稿日時:2006/01/22 00:24  ---4.41.28

だとしたら腕の脱力に問題があるのでは?とも思います。
その位置からのアタックによる弓の弾力の振動でも腕で吸収できると思います。
大昔ですがバイオリンを始めて1年目に弓の震えが気になったことがありましたが
2年目からは意識しなくなったのを覚えています。
慣れてしまうと出来ていることの説明ができなくなる。(^^

その弓を先生に持って頂いて同じ位置でアタックをつけたら
同じ問題が起きますでしょうか? 少し気になりますね。

投稿者:R     投稿日時:2006/01/22 09:19  ---95.122.157

ありがとうございます。通常はその位置からでもアタックをつけられるのですね。
僕の力の加え方が不適切な可能性は十分あると思います。この点について見直してみたいと思います!

投稿者:ほげげ     投稿日時:2006/01/22 21:39  ---4.41.28

> Rさん
もし上手く解決できましたら解決内容を教えて頂けると
皆さんも喜ぶと思います。 Rさん Good Luck!!

投稿者:弦喜     投稿日時:2006/01/22 23:09  ---6.35.156

>プルプルと震えてしまいます。
というのは、飛ばしの時に普通使う位置あたりでしょうか。
確かに、そのあたりは一番弾みやすく、弾力のない根元よりも、弓を置く時に神経を使う場所だと思います。

弾き方を文章で示すのは非常に難しいのですが、自分のその位置での弾き始め方を少し分析すると、

1)直線的に弓を置くのではなく、例えば人差し指の軌跡を図にすると、手首と肘の動きに連動して、身体に対して斜め右下少し前方から1/4円弧を描きながら中央手前に向かって、円運度に近い動き方をしている。それによりスムーズな着地とショック吸収を行っている。
2)よく弾むあたりに弓を置く時は、根元で置くときに比べ、弓の毛を少し寝かせているように思う。(弓の棹を少しだけ指板側に傾けている。)
3)弓を浮かせている状態から、弓を置いてアタックをつけて入るときは、曲で言えば休みの後の入りに相当するので、呼吸をして入るが、自然な運動として、息を深く吸いながら弓を持ってくる時若干楽器が上に上がり、次に息を止めながら弓を置き圧力をかける時に若干楽器が下に沈みショックを吸収し、その後息を吐きながら弾き始めるところで、楽器が再び少し上に上がる。(なお楽器の上下は別にしても、呼吸がなかったり乱れると弓の安定度も乱れるので、上記のような演奏にあった自然な呼吸法は非常に重要。)

ということをやっているような気がします。(普段は無意識ですが。)
私の場合という限定付きの個人的な方法かもしれませんが、ご参考まで...

投稿者:R     投稿日時:2006/01/22 23:58  ---95.122.161

弦喜さん、ありがとうございます。
そうです、飛ばし弓で使うあたりです。
1)の内容を読ませていただき、なるほど、という感じです。
2)については、普段から実行しており、
3)については考えたこともありませんでした。とても参考になります!

投稿者:ほげげ     投稿日時:2006/01/23 00:53  ---4.41.28

> 円運度
ですとミルスタインのディミニエンドのように
弦と毛の接点の位置がずれてしまわないでしょうか?
読み方が間違っていたらすみません。

アタックについて:
物凄く短い時間に行われる操作ですが私の場合、
動きのきっかけを出首の向こう側の部分からにして
その動きに手の指が引っ張られて棹も動き出す、そうしますと揺れません。

投稿者:ほげげ     投稿日時:2006/01/23 03:02  ---4.41.28

>>円運度
スミマセン、回転軸の方向を間違えて捕らえているかも知れません。
弓の棹を軸とした回転でしたら理解できます。
でもこれはショックの吸収というよりは弓元から弓先に向かっての
音量の均一さを実現する必要性から行う操作と思っていました。

投稿者:R     投稿日時:2006/01/23 20:31  ---95.122.134

ほげげさん、ありがとうございます。参考にさせていただきます。

投稿者:弦喜     投稿日時:2006/01/24 00:37  ---6.34.49

>>ほげげさん
ご指摘ありがとうございます。弾き方の一例をそれだけが正しいように書いてしまっていました。改めて観察してみると、状況に応じていろんな弓の持っていき方をしていますし、弓を置く前に一旦弓を静止させてから改めて置く動作に入っている場合もありました。
また、前回の書き込みは、弓を置く時にスムーズに着地できずに震えるのではないか、という思い込みもあり、置くということに着目して書きましたので、もともとの問題のケースとはポイントがずれていたかもしれません。

呼吸が大事というのは、間違いないことだと思います。
弓矢で的を射る時、矢をつがえ、矢を引き、引き絞ったところで一瞬完全に静止し、ここと思うところで矢を放つ。それに対する息の吸い方、止め方、吐き方次第で、動きの流れも安定性も大きく左右されます。
弓を弦に置いた状態から弾き始める場合であっても、同じく呼吸は重要です。

投稿者:ノル     投稿日時:2006/01/24 23:21  ---109.80.171

興味深い話題ですね。上げ弓のときには滅多に震えたりしないのですが、下げ弓のときは、Rさんが書かれているように弓の中間あたりで「不意に」プルプルと震えることがありますね。自分は、最近、徹底的に右腕を脱力するようにして弾いてますが、そういう弾き方だと震えにくくなると思います。(それでも、自分の場合、ついつい力んだりして、震えそうになることがあります)
あと、弓の毛を緩めに張って(毛とサオの間が5〜6ミリ程度で)弾くと、震えにくくなるように思います。
その他には、良質の「自分と相性の良い」松脂を塗ることも大事ですね。レスポンスの良い松脂、ひっかかりが良いがヌケも良い松脂(粘り過ぎない松脂)だと、右腕をよりリラックスして弾くことができますので、松脂次第で震え具合が変わるというのは本当だと思ってます。実際、いろいろなお店で試奏したりすると、松脂の違いって結構影響が大きな〜、と思いますね。数種類の松脂を試した限りでは、自分の場合はアルシェさんの松脂(アルシェ201あるいはアルシェ301)との相性が良いようで、弓の吸い付きが良くて震えにくいです。ではでは。

投稿者:R     投稿日時:2006/01/25 16:14  ---95.122.172

ノルさん、ありがとうございます!
ノルさんも指摘してくださったように、脱力が大切なポイントだと思います。

2日ほど前、試しに弓を持つときの手の位置を少し端の方に(スクリューの方に)移動させてみました。すると、アクセントで瞬間的に弓圧を増した際のふるえ方が明らかに少なくなりました。これは、端の方をもつことで瞬間的な弓圧増加がしにくくなったからだと思います。元の持ち方に変えて、それまでより弓圧のかけかたを抑えてアクセントをつけると、ずいぶん跳ねにくくなりました。

いつもリラックスしたボウイングを意識しているので、今まで、アクセントの際の弓圧増加は、決して過剰ではないだろうと思っていたのですが、これが勘違いだったと思います。少し勢いよく弓を返すという動作も加わっているため、手の感覚以上に弓には力がかかっていたと思います。
つまり、弓圧を瞬間的に増加させすぎていたせいで、弦から弓に対する反発が勝ってしまっていたということだろうと思います。

投稿者:ノル     投稿日時:2006/01/25 21:57  ---109.81.153

Rさんへ。弓を持つ手の位置をスクリュー(ネジ)寄りにされたのは良い判断だと思います。自分の場合は、弓を持っているとき、右手の小指がスクリューのすぐそばにあります。(右手の小指はけして伸びきっているわけではなく、ほんの少し丸みを帯びています。先弓では、時々、小指がわずかにスティックから離れそうになることもありますが。)アタックをつける際に、弦に対して下向きに圧をかけ過ぎないようにして、弓速(弓のスピード)でつけるようにすると、プルプル現象を抑えることができるでしょう。(もちろん、適度な圧は必要です)
自分は、長時間練習したとき、左手が疲れて練習をやめることはありますが、右手が疲れて練習をやめることは無いです。(それぐらい右手を楽にして演奏しているということです)ずっと立ちっぱなしで練習した場合、足が疲れるのが一番早いですけど・・・。
あと、いろいろな松脂を試して相性の良い松脂を探すとともに、塗る松脂の量を最適化すると、弦への弓の吸い付きが向上し、滅多に震えなくなります。ではでは。

投稿者:R     投稿日時:2006/01/26 00:09  ---95.122.221

ノルさん、ありがとうございます。
松やにの話も、大変参考になりました!

Q:
投稿者:G     投稿日時:2006/01/24 21:38  ---238.80.254

弓のチップで質問です。
象牙(マンモス?)が使われるのってどれくらいの弓なのでしょう?
あんまり馬鹿な質問ですが、新作ではなくオールドで大方このレベルの弓だと使われている、の様な事って有りますか?
きっと性質上ナンセンスな質問だろうと思いますが、もし何かありましたら教えてください。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2006/01/25 11:54  ---102.19.61

こんにちは、

象牙を使う場合は比較的高級な弓に使いますが、線引きはありませんね。比較的低価格な弓でも付ける方もいらっしゃいますので、なんともいえません。それでは!

投稿者:G     投稿日時:2006/01/25 19:58  ---238.80.254

ストラッド店員さん、有難う御座います。
やはりそういうものなのですね。漠然と「象牙かな?」と思っていたオールドがどうやら牛骨らしいということが有り(金額の面から国内の新作であれば象牙が使われていそうなところだったので)どんな感じになっているのかと思い質問させていただきました。
(端的に自分はどちらでも良いのですが…弓自体はとても好きなので、苦笑)
さらに象牙と牛骨の使用感などの違いが有りましたら(付ける職人側からも)、教えていただけると嬉しいです。重ねてで申し訳ありませんが宜しければお願いします。

Q:ぺグの先についている飾りの象牙について
投稿者:Hiro     投稿日時:2006/01/22 04:16  ---234.4.10

こんにちは
今日はワシントン条約について質問させてください。

つげのぺグには先端に点みたいな白い象牙の飾りがついていることがよくあります。これは海外に楽器を持ち出す際にワシントン条約で没収の対象になるのでしょうか?

それともこの程度の小さな部品なら大丈夫でしょうか?

象牙の飾りのついた楽器を海外に持ち出した事のあるかたはいらっしゃいますか?

ちなみにブラジルウッドもワシントン条約では没収の対象ですが、バイオリンの弓などにはいままでなにも言われた事はありません。

ぺグを空港で没収されてしまうととても困るので、もしかしたら皆様のなかに同じような体験をされた方がいらっしゃるかもと思い質問させていただきました。

よろしくおねがいします。

投稿者:ダンキチ     投稿日時:2006/01/22 17:29  ---2.10.217

税関に聞いてください。

http://www.customs.go.jp/

投稿者:クレーメル     投稿日時:2006/01/22 19:07  ---110.59.242

ワシントン条約で規制している動植物及びこれらを使用した製品・加工品を国内に持ち込むためには、条約で定めた機関の発行する書類(輸出国の輸出許可書や経済産業省の輸入割当 証明書等)が必要です。許可の下りる可能性は、あってはおかしいのですが、国によってかなり異なるようです。

投稿者:Hiro     投稿日時:2006/01/22 21:14  ---234.4.10

ダンキチさん、クレーメルさんお返事ありがとうございます。
早速HPにいってみました。

私もWWFのHPなどにいって調べてみたのですが、全体が禁止対象で出来ている商品の例のみしかあがっていないのでぺグの先に2mm程しかついていない象牙が現実的に没収されるのか疑問に思っています。

なぜならいままで税関ではバイオリンのケースを開けて欲しいといわれたことは一度も無く、またバイオリンの弓も没収されたことが一度もないからです。(いままでのバイオリンのぺグは黒檀でした)

クレーメルさんのおっしゃった許可証の件ですが、日常的に楽器を持ち運ぶのでもしぺグの象牙がワシントン条約により没収されるのであれば付け替えを考えています。

どなたか実際に税関でブラジルウッドの弓、象牙入りぺグなどを没収されたことのあるかたはいらっしゃいますか?

また税関で楽器のケースを開けて欲しいといわれたことのある方はいらっしゃいますか?

お手数ですがよろしくおねがいします

投稿者:スチールラヴァー     投稿日時:2006/01/23 16:57  ---25.150.62

>また税関で楽器のケースを開けて欲しいといわれたことのある方はいらっしゃいますか?

 はい、います。

 ワシントン条約については、ダンキチさんが書いておるように、税関に問い合わせるのが手っ取り早い。電話でも丁寧に対応してくれます。

>つげのぺグには先端に点みたいな白い象牙の飾りがついていることがよくあります

 ほんものの象牙がついているものは、あんまりないでしょ。ほとんどがマンモスの牙じゃないか?

>ちなみにブラジルウッドもワシントン条約では没収の対象ですが

 ブラジルウッドってのは種の名前じゃなくて複数の種類の木の総称でしょ?税関に問い合わせる際には学名で聞いてね。たしかほんとのペルナンブコはCaesalpinia echinataかな?バイオリン界でペルナンブコと呼ばれているものには他の種もいっぱいあると思うけど。
 ペルナンブコについては、加工してない材のブラジルからの輸出が禁じられてる段階じゃないか?うる覚えですが。


 ?マークばかりの書き込みですんません。

投稿者:Hiro     投稿日時:2006/01/23 18:35  ---234.4.10

スチールラヴァーさん、ありがとうございます。

学名、詳しい材質などを調べて税関に電話をしてみます。

投稿者:スチールラヴァー     投稿日時:2006/01/24 16:06  ---25.150.62

>学名、詳しい材質などを調べて税関に電話をしてみます

結果が判明したら、また報告お願いしますね。

投稿者:Hiro     投稿日時:2006/01/25 00:09  ---234.4.76

とりあえず、製作者の方に連絡しぺグのメーカーによる正確な象牙の材質を確かめた所、「使用許可された化石化したマンモスの牙 (マンモス・アイボリー)」だそうです。

スチールラヴァーさんのおっしゃったように素材はマンモスの牙だったのでこれならワシントン条約にはひっかかりませんね。(ですから結局税関には電話をしませんでした)

弓の素材では基本的にはワシントン条約でだめなものは使われていないようです。しかし製作者の方の話によるとフロッグ全体が象牙で作られた弓が空港で見つかり持ち込み禁止になった例はあるそうです。

とりあえずご報告まで。

Q:モダンイタリーのビオラ
投稿者:いづたん     投稿日時:2006/01/22 16:52  ---3.25.166

こんにちは。私、ビオラをアマチュアオケで弾いて15年、一応トップを弾いております。このたび新しいビオラを手に入れようと探し出したのが、Roberto Delfantiの2005年もの。126万と言われました。友人でこの方の製作の2004年のバイオリンを使っている人がいて、その方に聞いたところ、G線がぜんぜん鳴らなくて思い切り力を入れて苦労している、とのことでした。購入をやっぱりやめようかとも思いましたが、どなたかこの製作者についてのご意見をお持ちの方いらっしゃいましたらお聞かせください。また、他にお勧めの楽器、製作者がいましたら併せてお教えください。
希望としては、40センチより小さいもの、どちらかというと
甘いこもった感じの大きな音のするもの、値段は100万前後、と考えております。ちなみに今使っているのは、チェコ製のストラディバリのコピーです。25万円で20年前に購入しました。

投稿者:弦喜     投稿日時:2006/01/22 17:21  ---6.35.156

http://www.y-m-t.co.jp/cremonaviolin/artist.html

キャリアがあり、ある程度自分の求める音・楽器のイメージをもたれていることを前提に書きます。
その楽器をご自分で弾かれてどのように思われているのですか?
鳴るか鳴らないか、好みの音質なのか、弾きやすいか弾きにくいか、は、いづたんさんご自身が一番よく分かっているのではないでしょうか。
ご自分で、実際の楽器を手にした上で音と姿に惚れ込んでそれに決めようとしているなら、それが貴方の新しいパートナーです。(一生使うための楽器選びは、結婚相手探しと同じです。) その物自身を自分の目でしっかり見てご決断ください。

なお、クレモナのヴィオラとしては、工房製(弟子などが作っているもの)でなければ、妥当あるいは良心的な価格だと思います。

投稿者:パロパロ     投稿日時:2006/01/22 23:31  ---106.39.111

あまり参考になることは書けないのですが、このラベルのビオラを持っております。ラベルの…と書くのは、真作かどうかの判断が、私にはつきかねるからです。

大きさは、厳密に測ってはいませんが、43.5センチと相当の大きさです。作りは、はっきり言ってよくありません。ちなみにラベルによれば、制作年は1994年です。

なお、蛇足ですが、予算を決めて楽器を選ぶのは、止めておいた方がよいと思います。値段で楽器を選ぶ客は、楽器屋には好都合でしょうが、買う側にとってこのような選択方法にはメリットはありません。どうしても予算を決めて…というなら、時間についてはあせらずに2年、3年と、納得のいく楽器に出会うまで、ゆったりと構えておくことをお薦めします。

過去に書いた個人的な考えを繰り返すのは避けたいので、これだけで、分かりにくければ、この掲示板の「過去ログ検索」で「VLN選びでの素人の疑問」、「my楽器について」を検索して呼んでみてください。楽器に付けられている値段の危うさが分かるのではないかと思います。

投稿者:よが     投稿日時:2006/01/23 00:25  ---250.9.158

こんばんは.

Robert Delfanti さんのプロフィールは下記サイトで紹介されていますね.
http://www.hd01.com/cremonaviolins/liutai/defaultNav.asp?pid=8&ON=1&ENG=1

数年前,某所でこの方の名前のラベルの楽器を1台だけ試奏させていただいたことがありますが,私にとってはもう少し音量が欲しいと感じました. 日本円でのお値段はいづたんさんが提示されているのとほぼ同じでしたが,当時の為替レートに対し今のほうが円が弱いので少しお得?かと思います.

1台だけの評価で一般化してしまうのは危険ですが,当時の感想から言うと,音についてはドイツ製の古めのものに似た印象を持ちましたので,そういったジャンルも検討対象に加えられてはいかがでしょうか?

ステキな楽器にめぐりあえることをお祈りしております.

投稿者:2nd fiddler     投稿日時:2006/01/23 08:10  ---87.77.156

新作でよいなら日本の製作者の方もいいですよ。1年程待てるのならオーダーという手も。

私もアマオケでビオラを弾いています。
手が小さいので最初は38センチ台のものを探していましたが、いろいろ弾きやすい工夫をされているので大丈夫と、レッスンを受けている先生のお墨付きも頂き、某製作者の方の工房で40.5センチの楽器を購入しました。楽器店の店頭等で試奏した他の39.5よりも指が届きやすい気がします。
楽器はオーダーではないですが、ネックや顎当てを削って頂いたり、弓はオーダーしたのでもちろん楽器に合うものですし、毛替えの度に細かいところまでチェックしてもらえます。
音色はアマオケではもったいないという気すらしています。

http://www.jsima.jp/indexjp.htm

投稿者:いづたん     投稿日時:2006/01/23 15:55  ---148.82.129

皆様、

たくさんのコメント本当にありがとうございます。
また、様々なサイトのご紹介もありがとうございます。
少し感動しちゃいました♪
音楽を弦楽器を愛する方々にいろいろな貴重なご意見を伺うことができて、本当に嬉しく思っております。

確かに、予算、サイズ、工房、そういったもの以上に大事なのは、
自分との相性(それこそ結婚相手を選ぶような基準)であると
再認識させられました。
あの値段のあんな工房のあんな楽器、って他人が思っても、
本人が最高に幸せであれば、それが一番ですよね。
もちろんその逆もアリですが。
例え本物のストラディバリだとしても、
本人が気に入らなければ、それまで。

私も手が小さくて(特に小指が他の指に比べ極端に短いのです)
楽器のサイズのせいにしてきたようなところもあります。
けれども2nd fiddler さんのおっしゃる通り、40センチを越える楽器でもネックが細いものもあるでしょうし、顎あてを工夫する等、いくらでも自分だけの楽器を見つけることができますね。

決して妥協はせず、でもひらめきと出会いも大切にして
自分だけの楽器を探してみようと思います。
ありがとうございました。
もし、いい楽器が見つかったら
また書き込ませていただきます♪

Q:ケースのラックサックを探しています。
投稿者:Shochan     投稿日時:2006/01/12 23:37  ---10.46.108

バイオリンのケース(スーパーライト四角)のカバーを購入したいと思っています。ケースごと収まり、楽譜・譜面代・お弁当等も入り、リュックサックのように背負えるタイプの物です。銀座のYAMAHAにあったのですが、ケースより一回り小さくて入りませんでした。使用している方にお聞きしましたが外国で購入したとのことでした。東京近郊で購入できる店がありましたら教えていただけないでしょうか。宜しくお願いします。

投稿者:パロパロ     投稿日時:2006/01/23 11:58  ---223.116.48

レスが付かないようなので…。

この掲示板に投稿できるということは、インターネットが使えるのでしょうから、都内のバイオリンショップを調べ(もちろん、電話帳でもいいでしょうが)、「電話で」希望の商品があるかどうかを問い合わせるのが、時間と費用を考えると、最善の方法でしょう。

東京に多数ある楽器屋で見つからなければ、(英語が苦手でなければ)、海外のバイオリン店に当たるのもいいのではないでしょうか。通信販売をやっているところもたくさんあります。ケースが入るかどうかは、届いてみないと分かりませんが、そんなに高価なものではないので思い切って買ってみて、駄目ならインターネット・オークションで処分するなんていうのも一策かもしれません。

例えば、http://www.johnsonstring.com/catalog/index.htm に載っている Bobelock の Oblong Case Cover なんてどうでしょうね? 

Q:質問です
投稿者:kuro     投稿日時:2006/01/22 17:11  ---142.168.94

ストラッドさまこんにちわ♪
いつも小物通販など利用させていただいています。
質問なのですがストラッドさんで購入していない楽器を査定していただく事は可能なことなのでしょうか?
厚かましい質問で申し訳ありませんm(u_u)m

投稿者:ストラッド定員その2     投稿日時:2006/01/23 10:39  ---39.9.28

おはようございます。
今回のご質問は、弊社業務にかかわることなので次回からは、メールでお願いします。査定はいたします。

Q:バイオリンの選び方
投稿者:ぴょーくん     投稿日時:2006/01/21 17:04  ---39.225.50

はじめまして。
以前よりバイオリンに興味があったところ、急遽、教室に空きがでたため、来月より始めることにしました。
楽器を持っていないので、先生にご相談しましたら、「愛知県の楽器商に楽器を持ってこさせるので、その中から選びましょう。」ということでした。先生の仰るには、日本の楽器はよくなく、予算にもよるが、20〜30万程度ならチェコ製をお薦めする、それを扱っている店が愛知県にある、ということのようです。
確かに、私が住んでいるところは楽器を扱うお店は少ないのですが、何故、何百キロと離れている、それも愛知県なのかが、納得いきません。それも、持ってきてもらう、までする必要が、これから始める私にあるのかもわかりません。チェコ製も本当によいのかわかりませんし。
一昨日、知人より、おそらくとても安いであろうバイオリンを譲ってもらいました。例えば、これを使用して練習し、同時にいろいろ調べて納得した上で、バイオリンを購入する、という考えは間違いなのでしょうか。
オールドにも興味あるし、お店も選びたい、それに、どうせ購入するなら中途半端な値段のものは欲しくないのです。
ただ、先生はとても古い方で、押し切りにくいところはあります。素人の自分の考えを押し通すべきか、迷っています。

投稿者:弦喜     投稿日時:2006/01/21 17:33  ---6.35.98

ポイントは、譲ってもらったというヴァイオリンが、まずはレッスンに耐えうるものか、ということです。
私見ですが、例えば国内や欧州メーカーの入門楽器であれば、なんとか使えると思いますが、日本以外のアジアで作られた1〜2万円の通販楽器/激安店楽器は避けた方がよいと思います。(知人の方に聞いてもよいでしょうし、例えば、f字から覗き込んだときラベルに何とかかれているかである程度判断できます。)
また長い間使っておらず整備されていない楽器の場合、修理・調整で2〜3万円は覚悟しておいた方がよいでしょう。

充分使える楽器を譲ってもらっているなら、最初に先生に相談した動機が楽器がないことだったのであれば、先生にその旨伝えてその楽器を使い、時期を見てよい楽器に買い替えればよいと思います。

新たな楽器購入にあたっては、先生・教室の方針もあり、円満にレッスンを続けるためにはある程度妥協しないと行けないケースもあります。(教室は、趣味で運営されているのではなく、経営されているものですので、業者からの楽器購入仲介料のようなものも収入の内に入っている場合は当然あります。)ケースバイケースですので、最終人間関係含めた大人としての判断が必要となってきます。

投稿者:ダンキチ     投稿日時:2006/01/21 17:52  ---2.10.217

>日本製の楽器はよくない
>20〜30万程度ならチェコ製をお薦めする

これはあくまでもぴょーくんさんの先生の個人的な意見に過ぎません。そして、以下はあくまでも私の個人的な意見に過ぎません。

チェコ製も良いものはたくさんありますが、日本製にも良いものはたくさんあると私は思います。製造国がどこであろうと良いものも悪いものも存在します。日本製はむしろ悪い物の比率は低いと感じます。


>何故、何百キロと離れている、それも愛知県なのかが、納得い>きません。

私もこれは納得がいきません。確かに何百万以上の骨董価値のある楽器であれば十分ありえる話ですが、失礼な言い方ですが20〜30万の楽器にそこまでする必要があるのかと感じます。

また、その遠くからいらっしゃる業者さんの交通費はどうなるのでしょうか?もちろん、それは楽器の値段に含まれるでしょう。

気に入ったものが無くても買わざるを得ない方向になってしまうのでは?と思ってしまいます。

それに修理・調性が必要になったときはどうするのでしょうか?その業者さんは取りに来てくれるのでしょうか。

弦楽器の世界では、基本的には楽器の修理・調整はその売り手が責任を持つのが当たり前です(もちろん買い手が他の業者に持ち込んでみてもらうのは勝手ですが)。楽器の値段にはこのアフターサービスの手当てが含まれています。

修理・調整の際にわざわざ取りに来てくれる業者さんは普通いません(お得意さまで、かつ近ければ取りに来てくれる場合もありますが)。


>知人より、おそらくとても安いであろうバイオリンを譲っても>らいました。例えば、これを使用して練習し〜〜〜

正論だと思います。それが確実でしょう。ただし、その楽器の調整がきちんとされている事だけは確認してください。初心者の方には難しいかもしれませんが、こちらの過去のQ&Aを見るなりストラッド様のコラムを拝見すれば分かってきます。

それで大丈夫と分かれば「楽器を入手したから大丈夫です」とはっきり言われてみたらいかがでしょうか。


私はその方のことは何も知りませんが、ぴょーくんさんのお書き込みから察すると、率直な事を申せば「業者と裏で・・・」と感じてしまいます。

無礼な発言をお許し下さい。

投稿者:wm     投稿日時:2006/01/21 22:58  ---145.140.96

その先生に習いたいと思ったら黙って言う通りにする。
先生が信用できないのなら別の先生を探す。
それだけのことだと思います。
何かを習うというときに、最初から先生を疑ってかかっているようなら、どちらにしろ学習は上手くいかないんじゃないでしょうか。
だいたい、その先生と懇意の楽器商なら良い個体を選んで持ってきてくれるという可能性もあるんじゃないですか?
楽器にお金をかけたい気持ちはわかりますが、まだ学習を始めてもいない段階であまりそういうことばかり考えていてもしょうがないと思います。

投稿者:ぴょーくん     投稿日時:2006/01/22 04:29  ---39.225.50

貴重なご意見をありがとうございました。
参考にさせていただき、もう一度、考えたいと思います。

Q:Louis Joseph MORIZOT
投稿者:D.O.     投稿日時:2006/01/14 21:43  ---238.80.254

Louis Joseph MORIZOT
‘Morizot pere’
について教えていただきたく思います。その人についてではなく作品の方で一体どういった弓かお聞きしたいです。よろしくお願いします。

投稿者:セイジ     投稿日時:2006/01/16 21:47  ---151.3.240

モリゾの弓はタッチがソフトで独特の甘さを持った音色を出します。
古い楽器には比較的相性がいいですが、相手が新作でブリリアントな音を出す楽器の場合、若干艶消しというか曇った感じになる場合があるかもしれません。

派手な原色というよりもパステルカラー調の穏やかさが似合う音色と
形容できるかもしれません。フレンチオールドとしては入門クラスの
値段で買えるメーカーですね。

投稿者:D.O.     投稿日時:2006/01/17 20:39  ---238.80.254

ありがとう御座います。

ついでにまったくべつの弓なのですが質問させてください。
弓の親指があたる部分。これが大きく削れています。巻皮巻き線はもちろんの事、だいぶ木も削れているようなのです。
巻線まででしたら交換で済みそうな気はするのですが、木まで削れているとどういう対処をとるのでしょう?その様な状態になるまでそのまま使われていたわけで(私の弓ではないのですが)、削れている面はいたって滑らか。弓のこのような部分でも木を足したりするのでしょうか?どうもよく解りません。
治して貰うにしてもどのようなことが予想されるか少しは知っておきたいと思い、一般的な修理法などを教えていただけると幸いです。

投稿者:rio     投稿日時:2006/01/17 21:07  ---148.68.11

偶然、小学生の頃に使っていた弓を、英国の著名なオークションの鑑定人に見て頂いたら、1900〜1920年に製作されたL MORIZOTと鑑定していただきました。

私の弓はセイジさんのイメージとは異なり
まず、55gと軽く、柔らかそうな弓なのですが、弾くと十二分な腰があり、ソフトな音色も出せますが、輪郭のはっきりとした明るく厚みのある音色が特徴です。
「この頃の弓は素材が良いね」といろいろな工房で見てもらうたびに言われます。木材は良いらしいです。

スティックは繊細かつ細身です。ヘッドはエレガントなイメージです。

悪くないと思います。


>修理法
すいません。コレについてはわかりません。

投稿者:セイジ     投稿日時:2006/01/17 21:27  ---151.3.240

rio さん ご指摘の

>明るく厚みのある音色が特徴
     ↓
言い換えると、量感ある太めの音が出るので、
シャープさよりもふくよかさが勝った音質になる場合がある。
     ↓
この結果、きらびやかさな鋭さが中和され以下のようになります。
     ↓
ブリリアントな音を出す楽器の場合、若干艶消しというか曇った感じになる場合がある。

投稿者:rio     投稿日時:2006/01/18 02:31  ---29.242.228

セイジ様

「なるほど!」という感想です

プリリアントな音色の楽器は、まだ手にしたことがなく
私にとっては未体験ゾーンの話です。

参考にさせていただきます。

投稿者:CABIN     投稿日時:2006/01/19 12:42  ---114.112.42

>修理法
私の弓も,大きくではありませんが持ちづらいほど磨り減っておりましたので,工房で修理していただきました。
一般的な方法かどうかは不明ですが,磨耗部分を多少削って「当て木」がしてあります。 接合部分は「器用だな〜」という感じで見事につながっています。(接着剤の種類は不明)
5年ほど経ちますが,その後はがれなど全くありません。 但し,木の色は違いますので「当て木」をしたことは一目瞭然です。
わたくし的には,持ち易さ優先とし,強度等は気にしておりません。
お店によっては修理不能と言われるところもあるかもしれませんね。

投稿者:D.O.     投稿日時:2006/01/21 19:15  ---238.80.254

みなさん、有難う御座います。
Morizot(pere)に関しては、なるほど、です。親子合わせて随分の数を作ったと言う話を聞いたので、その代表的なスタイルがどのようなものかお聞きしたかったので(とはいえ年代、親子で差が有るものなのでしょうが、きっと)、お聞き出来てよかったです。
修理法は、なるほどやはり弓のその部分でも継ぎ足しをするんですね。強度的な面その他に少し疑問が有ったので、実例をお聞きできると言うのは助かります。5年経ってまったく良しと言うのは、それなら安心、と思わされますね(苦笑)。下手をするとオリジナルの木が半円になるほどまで削ったりで修理するんだろうか(此方の弓の場合ですが)、そこまでやるのかな〜、と漠然と思っていたので、とにかくその様に修理するものでもある、と言うことが解ったので、安心(?)です。