Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:ビオラの寸法等についてお教えください
投稿者:たくちゃん     投稿日時:2008/10/11 09:10  ---130.81.128

初めて投稿します。ビオラの寸法の考え方について教えていただければと思います。バイオリン等は3/4や1/2等沢山の分数が存在しますが、ビオラはどうでしょうか。GLIGAのカタログには17インチから11インチのものが販売されているようですが、その大きさで、バイオリンのように○分の○の分数という言い方があるのでしょうか。11インチのような小さなビオラの弦は販売されているのでしょうか。また、4/4のバイオリンより小さいのにビオラの音がするのでしょうか。

投稿者:弦喜     投稿日時:2008/10/11 10:23  ---124.77.233

ヴィオラには標準サイズがないので、ボディーサイズ(裏対のネック側ボタンを除くボディーの長尺方向の長さ)をインチやセンチで示して大きさを表すのが一般的だと思います。ヴァイオリンのように3/4、1/2という表現は、私はみたことがありません。

以下、私見です。
14インチのヴァイオリンと、14インチのヴィオラがどう違うかは難しいですが、上記Gligaの場合は、側板の長さ=厚み が違っていました。これが一般的かどうかはわかりません。でもそれにより、容積が増して、低音が出やすくなるのだと思います。
弦についてもよくわかりませんが、上記Gligaは、小さいサイズまでドミナントでみると一番下の弦のテールピース側が赤色の弦が張られていますので、一応はC線が張られていると思います。直接トマスティーク社から工房用の弦を買い付け楽器に取り付けているようですので、一般向けの楽器店で小型サイズ用ビオラ弦が入手できるかはわかりません。

11インチでいわゆるヴィオラの音はしないでしょう。1/2のヴァイオリンも4/4に比べるとヴァイオリンの音がしているとは言い難いのと同じです。
類推となりますが、1/4のヴァイオリンをピッコロヴァイオリン代わりに使ったことがあります、基本的なチューニングを保ちながらであっても、移調してチューニングした場合でも、4/4サイズ用の弦をそのまま使ってそこそこ弾けるという感触は持ちました。
まずは、標準スケールのヴィオラ弦(さすがにロングスケールは選ばない方がよいでしょう)にて、やってみるところからの出発かと思います。

投稿者:弦喜     投稿日時:2008/10/11 14:22  ---124.77.233

誤字、訂正します。
>裏対 誤

裏板 正

投稿者:たくちゃん     投稿日時:2008/10/14 10:11  ---130.81.128

弦喜さん、ご丁寧な説明ありがとうございました。やはり、分数表示はないのですね。と言いますのが、他のサイトの書込に「カールヘフナー」の3/4の分数ビオラを使っているというような書込がありまして、不安になり「ストラドさん」に参加されているベテランの方々にお伺いするのがベターだと思い書込させていただきました。これで一安心です。今後とも宜しくお願いします。

投稿者:いし     投稿日時:2008/10/15 00:38  ---147.205.118

たくちゃん様
>「カールヘフナー」の3/4
というのはサイズではなく型番のことだと思います。
 ストラッド様のサイトでも見ることができますが、ヘフナーのヴィオラには#3/4という型番があり、サイズは胴長395mmと405mmの2種類が用意されているとのことです。
 小型ヴィオラの弦についてですが、ダダリオ社のプレリュードだと、ショートスケール(弦長15インチ以下)さらにエクストラショート(弦長12インチ程度)が用意されています。ただ、国内だと取り寄せになるとは思います。
 ヴァイオリンと同サイズ以下のヴィオラについてですが、本来なら弦喜様の言われているようなやや胴厚の楽器を使うべきなのでしょうが、海外のジュニアオケなどでも普通のヴァイオリンに短めのヴィオラ弦を張り、ナットや駒の溝などを調整して代用にすることはよくあるそうです。

投稿者:たくちゃん     投稿日時:2008/10/15 18:37  ---130.81.128

いし様
コメントありがとうございました。ストラッドさんのサイトで確認しました。ありがとうございます。それにしても、普通のヴァイオリンにヴィオラ弦を張り演奏することがあるとは、初めてお聞きしました。ヴァイオリンを複数所有していますので、そのうちの1台で実験してみます。どんな音がするのでしょうか。なんか、楽しみが一つ増えました。

投稿者:もーりん♂     投稿日時:2008/10/15 20:44  ---13.229.62

 回答ではないですが、ヴィオリストのタベア・ツィンマーマンは、3歳の頃からヴィオラを習っていたそうです。ある雑誌のインタビューで、当時16分の1のヴァイオリンの弦を張り替えてヴィオラとして使っていたと言っていました。
 さすがにそのサイズではヴィオラらしい音は出ないでしょうけど、そんな状態でも世界的ヴィオリストになれたぐらいですから、ヴァイオリンの弦を張り替えてヴィオラとして使うのもアリかも知れません。
 ヴィオラ奏者のほとんどがヴァイオリンからの転校組であるのに対し、彼女は最初からヴィオラを習っていたわけですから、他のヴィオラ奏者とは一味違う音がするというのは贔屓目でしょうか。

投稿者:いし     投稿日時:2008/10/17 23:23  ---147.205.118

オーストリアに行ったとき、イラストや文字サイズなどから子供向け(小学校低学年くらい?)らしきヴィオラのテキストが楽器店で売られているのを見たことがあります。
 3歳から始めたツィンマーマンはもちろん特殊な例ですが、12〜14インチのヴィオラや弦がカタログに掲載されていることを併せて考えると、外国によっては、かなり低年齢でヴィオラを始める人も多いのではないでしょうか。

投稿者:ぶらっちぇ     投稿日時:2008/10/18 09:04  ---110.26.241

もはや話はそれていますが……

タベアの3歳くらいと思しき写真は下記に。

ttp://www.tabeazimmermann.com/bio.html

今井信子氏はまずはヴァイオリンを習って、大人になってからヴィオラに転向するのがいいと言っていますが、最近の若手ではローレンス・パワーは8歳、アントワン・タメスティットが10歳でヴィオラ・スタート。マクシム・リサノフやニルス・メンケマイアーのバイオには年齢の記載なし。もっと上の世代ではタチャーナ・マスレンコが11歳、キム・カシュカシアンが12歳。このくらいになると、もうフルサイズ弾いていたのでしょうが。

Q:顎当てに顎を乗せると…
投稿者:31さん     投稿日時:2008/09/23 00:50  ---255.132.19

こんにちは。初めて質問させていただきます。
私は首が長く、顎当てに顎をひっかけて自分の方にぐっと顎を引くと、首があまって(?)二重あごになります…!! 首が前に来ている姿勢で、右の首筋が非常に痛いです。
肩当てもつけています。今は片側に取り付けるあごあてを使っていますが、またぐタイプや高さのあるタイプ、色々試しました。
高さのある顎当ては二重あごにはならないけど、楽器との一体感が得られなくてやめました。
変な質問ですが、実はバイオリン暦は長いです。持ち方で真剣に悩んで時間を無駄にしている気がします。トホホ。。
どなたかよろしくお願いします。

投稿者:弦喜     投稿日時:2008/09/23 13:07  ---124.79.44

で、質問内容は何なのでしょうか。

投稿者:31さん     投稿日時:2008/09/23 14:28  ---255.132.19

すみません、わかりにくいですね。。
首の後が痛くならない持ち方(構え方)を教えてください。
変な力が入らない、構え方ですね。
肩当てについてでもいいです。
よろしくお願いします。

投稿者:horn103gb     投稿日時:2008/09/23 18:45  ---74.26.196

顎当てについて何も記されておりませんので、私流になってしまいますが(例えばフレッシュとガルネリでは構え方の状態が変わりますので)、高さがあるのは駄目と言われておりますが、基本的にはKUNとかMACH ONEタイプであれば首側を顎で軽く挟む位で、できましたら低く、肩から胸側にかけては楽器が自分の理想とする位置までフォークメンバーを高くするというのが一番安定すると自分は考えています。事実私はMACH ONEを使用していますが、首側が標準フォークメンバーで限りなく低く設定し、胸側はKUNの超長足を使用しています。確かに楽器は多少身体から離れるかもしれませんが、顎の軽い力で楽器を支えて左手は一切添えずに楽にOPEN弦を弾くことができ、楽器との一体感は損ねていないと思っております。私は、何所も痛くありません。
ただ、申し訳ないことに私はVa弾きで、典型的日本人的体格なので、参考にはならないかもしれません。しかし、同じアマオケに所属するVn弾きが全く同じ設定にして非常に楽器が安定して持てる様になったと感謝されておりますので、Vnでも応用できると思います。又、その際に、同氏はガルネリタイプの顎宛ですが、顎宛の高さの異なる物を探してみようと言っておりましたので、顎宛も重要な要件と思います。
事実私も実際に見ましたが、あの首の長いムターはフレッシュのたぶんOLDで服の下にパッドを入れて楽器を固定している様でした。
弦喜さんのご指摘の通り何を目指しているのか、単なる肩こり解消なのか、演奏スタイルまで踏み込んだご質問なのか、使用している楽器の顎宛の種類、演奏スタイル、オケ、ソロ,etcが分からないと皆さんもお答えに困ると思いますよ。
ご参考にならなかったかもしれません、以上思ったところを記述してみました。

投稿者:びよららら     投稿日時:2008/09/23 22:35  ---147.5.197

こんにちは。31さん、済みません、コメントではないのですが、場所を貸していただけますか。顎当て・肩当についてのこのスレッドを興味を持って読ませていただいていますが、horn様のコメントに出てくるフォークメンバーという言葉の意味がわかりません。顎当てをとりつける金具のことでしょうか。高さをいろいろ変えられるのでしょうか。horn様よろしくお願いいたします。

投稿者:一年生     投稿日時:2008/09/23 22:51  ---1.11.191

>ぴよらららさん
フォークメンバーは肩当ての本体を楽器に取り付ける部分のことですよ。
KUNでしたら黄色いゴム製の楽器への取り付け部分にT字型にネジが付いていますパーツのことを指します。
このパーツは各社バリエーションがありましてhoron103gbさんのおっしゃるようにKUNだとネジがもの凄く長いものなどがあります。

>31さん
アドバイスにはならないのですが、単に首の長い人用の肩当てですとウルフ社のものがお薦めです。ここの肩当てはネジが外ネジと内ネジで二重になっているのでそうとう高い位置に設定できます。

もちろん肩当てを替えることで31さんのお悩みが解決するかは、実際に31さんと楽器の現在の状況を見せていただけないと分からないのでご参考までにと言うことでお願いします。

投稿者:びよららら     投稿日時:2008/09/23 23:10  ---147.5.197

一年生様
ありがとうございました。31様おじゃましました。

投稿者:horn103gb     投稿日時:2008/09/24 10:57  ---74.26.196

一年生さまFOLLOW有り難うございました。
肝心なことを書くのを忘れておりました。自分の楽器の顎宛はB&C社のガルネリタイプです。
また、所属しているアマオケのコンミスは、首が長いのでウルフ社の肩当を使用しているのを思い出しました。これしか彼女にはしっくりこないようです。顎宛はガルネリタイプです。
ご参考になれば幸いです。

投稿者:31さん     投稿日時:2008/09/24 14:50  ---255.132.19

horn103gbさん

詳しく教えていただきありがとうございました。
私が使っているのも、コンミス様と同じウルフのフォルテ・プリモです。
ヴァイオリンが鎖骨から浮いた状態は音に良くないと聞き、鎖骨に乗せるようにしていますが、そうすると首をたくさん曲げないと顎当てに届きません。ようするに首が長くてあまっているんです・・・。
それは前の方で構えすぎているのか、もっと後ろ(横、胸側ではなく肩側)で構えた方がいいのでしょうか。
hornさんの肩当ての高さ、実践してみますね。

投稿者:31さん     投稿日時:2008/09/24 14:51  ---255.132.19

ちなみに顎当てはガルネリタイプではなく、片側に取り付けるものです。

投稿者:horn103gb     投稿日時:2008/09/25 13:45  ---74.26.196

顎当も重要な要素であると思います。
当然顎当で楽器全体の厚さは変わりますよね、音色(顎当の材質によっても当然変化します)、持ち方、楽器の重さ等々色々な要素、影響を及ぼすパーツですので、一度、専門店で今よりも厚みのある形になる(勿論演奏しにくくなっては論外ですが)顎当を検討するのも一つの方法だと思います。 
ご参考まで。

投稿者:弦喜     投稿日時:2008/09/26 08:12  ---124.79.154

>>31さんさん
>高さのある顎当ては二重あごにはならないけど、楽器との一体感が得られなくてやめました。

>ヴァイオリンが鎖骨から浮いた状態は音に良くないと聞き、鎖骨に乗せるようにしていますが、そうすると首をたくさん曲げないと顎当てに届きません。
という2つの発言が、私には矛盾して感じられます。
首を無理矢理曲げずに、自然なフォームで顎がのる顎当てを使い、脱力した楽な状態で自然に楽器が保持できる状態が、一体感をもった状態、ということではないでしょうか。
例えば、再度ガルネリタイプにして、顎を置く位置と、楽器の角度(左右、上下、傾き)について、鏡を見ながら、自然な姿となるよう、調整してみてはいかがでしょう。先生、あるいは上級者に構え方をチェックしてもらうのが本当はベストですし、あるいは構え方の注意も入った教則DVDなとで研究するのもよいかと思います。
話の流れからは、楽器の構え方にまずは問題がないか、から考えてみるべきかと思います。

なお、
>楽器との一体感
に何かこだわりがあるのでしたら、
>楽器との一体感が得られなく
がどのようなものか、もうすこし詳しく説明いただけませんか。

投稿者:31さん     投稿日時:2008/09/28 12:13  ---255.132.19

hornさん、弦喜さん、ありがとうございました。

弦喜さんへ

文章力がなく、申し訳ありません。
楽器との一体感がないとは、ヴァイオリンの底板が鎖骨に乗らず、浮いている状態です。
つまり、顎当てと肩当てのみが体に接触しているということです。
このような持ち方は良くないと本で読んだので、底板を鎖骨に乗せるように調整しています。

投稿者:弦喜     投稿日時:2008/09/28 12:56  ---124.79.127

以下、私見です。(私にとっては常識だと思っているのですが、誤っていると思われる方はご指摘願います。)
肩当を使わないときは、鎖骨でヴァイオリンの下部端面を保持します。肩当を使わない派の方は、身体との一体感と自由度を重視します。
しかし肩当を使うときはその限りではありません。肩や胸の広い面積を使って楽に支えるのが肩当のメリットです。逆に空気枕やパッド方式でない、足のついた一般的な肩当を使いながら、底板を鎖骨にのせるというのは、かなりイレギュラーな持ち方に思います。(私にはその方法が想像できないです。)

>楽器との一体感がないとは、ヴァイオリンの底板が鎖骨に乗らず、浮いている状態です。
>つまり、顎当てと肩当てのみが体に接触しているということです。
>このような持ち方は良くないと本で読んだので
については、まずはもう一度その本を読み直してみてはいかがでしょうか。

投稿者:31さん     投稿日時:2008/09/29 01:27  ---255.132.19

>足のついた一般的な肩当を使いながら、底板を鎖骨にのせるというのは、かなりイレギュラーな持ち方に思います

そうなんですか!!!その本を読み返してみたところ、やはりブリッジ型の肩当てをつけていても、楽器の底板は体に接触すること、と書いてあり、絶対にそうしなければならないのだと思い込んでました。。
弦喜さんのご指摘通り、体にあった方法を色々試してみないとですね。
ちなみに、ヒラリーハーンさんは首が長いですが、特殊な肩当てをしていますね?私はあの肩当てを見た事がないのですが、弦喜さんはご存知ですか??

投稿者:弦喜     投稿日時:2008/09/30 16:35  ---124.76.58

31さんさん
− ヒラリー・ハーンの肩当については、どのようなものか観察できる画像・映像を持ちませんので、分かりかねます。私が見た映像では白っぽい布で顎当て本体を巻いているように見えましたので、さらにその中身が何かを見るには、詳細に映った/(写った)拡大画像が必要だと思います。

− 何と言う本か、参考のため教えていただけませんか(可能なら、記載ページも)。

投稿者:horn103gb     投稿日時:2008/09/30 18:21  ---74.26.196

31様、弦喜様、突然の乱入をお許し下さい、少し話が戻りますが、私弦喜様の
「肩や胸の広い面積を使って楽に支えるのが肩当のメリットです。逆に空気枕やパッド方式でない、足のついた一般的な肩当を使いながら、底板を鎖骨にのせるというのは、かなりイレギュラーな持ち方に思います。(私にはその方法が想像できないです)」というコメントを支持します。肩当は逆に楽器を無理なく弦喜様が言われますように自然体にかまえられる為に有るもので、底板が鎖骨に当らなければ........というのは、全く想像できません。肩当が無い場合のかまえ方とおもうのですが、私にはそう思えます。 ご議論中失礼しました。

投稿者:弦喜     投稿日時:2008/10/01 00:55  ---124.76.58

31さんさん
ヒラリー・ハーンの肩当ですが、ある程度大きく映っている映像がネットにありましたので観察しましたが、布で包まれている箇所からはみ出している、足の部分と足を受ける黒い部分、および全体のシルエットは、KUN Superが一番近いように思います。ただし、クッション部分の厚みがKUN Superよりかなり分厚いので、特別に作らせたのか、クッション部分を厚いものに交換したのかのかもしれません。その分厚いクッション部が、うまく肩の曲線に密着しています。これが彼女にとっての一体感なのかもしれません。
また、horn103gb さんが最初に書かれていた、KUNの超長足の取り付けネジが胸側には使われているように見えます。
以上、正しいかどうかわかりませんが、ご参考まで(観察はここまでとさせていただきます)。

投稿者:Pajeot     投稿日時:2008/10/01 02:18  ---5.125.78

参考にはならないと思いますが私は典型的な日本人の体ですが(なで肩、首長)ある時ギトリスに肩当はコンドームのようなものだと言っていました。着けていると安全に感じる(安定感がある)が無いと気持ちいい(音がよい)、だから外せ、クッションを肩に入れたりして工夫しろといわれました。最近のバイオリン奏者達を聞いても誰が弾いているか分からないのは自分の音が肩当によって体から離れ体と一体化せずその人の持っている体と音作りが出来なくなるからだと言っていました。自分の音と言うのは楽器プラス体らしいです。
参考には成りませんが面白い考え方だと思うのでレスさせていただきました。
では

投稿者:リサ     投稿日時:2008/10/01 20:09  ---135.207.115

ハーンさんは最近木製のKUNに変えました。

投稿者:マッハワン     投稿日時:2008/10/02 13:41  ---228.4.210

の肩当なら,鎖骨に楽器を乗せつつ使用できます。
すなわち,肩当をしない構えを想定して設計されていると思います。

私は,肩当をせずにVnを弾くことがありますが,他のブリッジ式の肩当とは異なり,マッハワンならそのままの構えを大きく変えることなく演奏できるのが特徴と考えます。

ご使用の方々に,ご意見頂戴したく思います。

投稿者:horn103gb     投稿日時:2008/10/02 17:47  ---74.26.196

マッハワン様

私はマッハワンの愛用者ですが、鎖骨に当るはあくまでマッハワンの肩当であって、鎖骨は楽器に直接当らないとおもうのですが本当にそんなかまえ方ができるのでしょうか?マッハワンを使用すると、直接、肩当無しと同じ状態が作れるという意味ではないでしょうか?

31様
本に楽器の底板が鎖骨に当る様にかまえることと書いてあるのは日本の方の著書でしょうか?もし訳書であるのであれば誤訳ではないかと感じます。基本的な話に戻りますが、楽器を自然体で持つために、肩当が当るのはあくまで鎖骨であって、鎖骨にあたらないように肩当があると言っても何等不自然ではないと思います。肩当をして、底板を身体に当てるかまえ方をすれば、誰でも肩こりは生ずると思いますし、演奏上不自由この上無いと思いますが、いかがでしょうか>

話が様々な方向に向かって行ってしまいましたので、基本的な所を敢えて質問させて頂きました。お許し願います。

投稿者:マッハワン     投稿日時:2008/10/03 13:41  ---228.4.210

horn103gbさま

>マッハワンを使用すると、直接、肩当無しと同じ状態が作れるという意味ではないでしょうか?

その通りです。
したがって,鎖骨と楽器は接しています。肩当が,鎖骨に乗ることはありません。楽器が鎖骨に乗るのです。
本来,楽器は鎖骨とあごの間にはさむようにして保持されるものでしょう。それを補助するのが肩当だと思います。なお,左手による保持も少なからず重要です。左手なしで,首から直角方向に楽器を保持するのは誤った考えでしょう。

31さんさま

>やはりブリッジ型の肩当てをつけていても、楽器の底板は体に接触すること、と書いてあり、絶対にそうしなければならないのだと思い込んでました。。

正しいと思います。楽器を鎖骨に乗せる時の補助と考えれば。
なお,あご当てを高さのあるもの(ワンサイドでなく)に交換されれば良いのでは…。

投稿者:有楽町     投稿日時:2008/10/03 16:01  ---20.91.93

はじめまして、通りすがりなのですが・・

楽器の、エンドピンの付いている部分の裏板を鎖骨に乗せ、その状態で左手でネックを軽く保持すると、左肩を無理に上げたり押し出したりしていなければ、多くの人の体型では胸骨と楽器の裏板の間に隙間ができ、左手を離すと自然に楽器が下がるようになるはずですよね。

その隙間を埋めているのが肩当なので、基本的に肩当を使用する際でも楽器のエンドピンのついている下部の部分は鎖骨に乗っていることが前提となっているはずですね。

もちろん、そうでない肩当もあるのかもしれませんし、そうでなくてもご本人が弾きやすいと感じていれば問題ないとは思います、が。

投稿者:弦喜     投稿日時:2008/10/04 00:01  ---124.76.165

おもしろいですね。いろいろな持ち方があるのかもしれません。
ティッシュを一枚、肩当と底板の間に差し込み、底板のエッジにつらをあわせて、両手でティッシュが落ちないように支えながら楽器を構えます。
楽器をいつものように構え終わったら、ティッシュを引き抜きます。
抵抗なく引き抜けるでしょうか。挟まれているので引き抜けないでしょうか。

私は、抵抗なく引き抜けました。これが少数派かどうかはわかりません。
肩当は、マッハワンのクッションなしの裸のもので、足は一番短くしていますので、足付き肩当では最も低いものに属すると思います。

肩当がない時、普通に構えるとティッシュは挟まれて引き抜けません。
フォルテで感情を込めて弾く時のように左手で少し持ち上げると、引き抜けるようになります。
肩当、あり、なし、入り混ぜて、何十年もヴァイオリンを弾いてきましたが、私の場合はそのような状況です。

投稿者:YE     投稿日時:2008/10/04 21:44  ---217.55.227

肩当てを使っても、鎖骨に触れる場合と触れない場合を作ることができますし、実際どちらの奏者も周りにいます。

肩当てのブリッジの幅を広げると、楽器の奥まで(という表現が正しいかどうか不明ですが)肩当てを楽器に装着できます。一方、肩当てのブリッジの幅が狭いと、楽器の下部にしかはまりません。前者の場合は、肩当てを胸に、楽器の底を鎖骨に当てて、顎を力点にして支えることになります。肩当ては落ちにくいですが、楽器は下に下がり気味になるでしょう。後者の場合は、楽器と鎖骨の間に肩当てがあるので、楽器が鎖骨に当たることはありませんが、肩当ては落ちやすくなります。私が肩当てを使う場合は後者です。

ちなみに、現在では私は肩当てを使っていません。なで肩で首も短くありませんが、肩当てを使わない方が楽ですね。持ち方は肩当てを使う場合とはかなり異なります。

投稿者:のんちゃん     投稿日時:2008/10/05 20:04  ---60.131.117

YEさんに補足します。
前者は、肩当てが鎖骨の前にくる感じで、たとえばMachOneの場合、曲線がさこつの曲線に沿って鎖骨の前に来ます。肩当ては緒止めのボタンから比較的遠い位置に装着することとなります。肩当てなしで楽器を持った状態との違いは、肩当ては楽器が滑るのを防ぐのが主で、少し楽器をあげてくれる役目もします。
後者は、肩当てが鎖骨にクロスする感じです。たとえばMachOneの場合、曲線のへこみが鎖骨の部分にくるようになります。肩当ては楽器を裏返すと左側が緒止めに近い位置になります。
ヒラリーハーンのビデオクリップをみると肩の比較的外側から肩当てが見えますから前者ではないかと思います。ちなみにわたしは、主に前者でやっていますが、時々後者にしたりします。

投稿者:のんちゃん     投稿日時:2008/10/05 22:38  ---60.131.117

訂正です。
>肩当ては楽器を裏返すと左側が緒止めに近い位置になります。
右側の間違いです。(この時バイオリンは緒止めを自分に向けています。)

投稿者:31さん     投稿日時:2008/10/07 12:01  ---255.131.7

みなさま!!
質問主の31さんです。本当に沢山の書き込み有難うございます。
1つ1つ丁寧に読ませていただいております。
肩当てについての”鎖骨に底板を乗せる”という注意書きはは「ヴァイオリン各駅停車」という本にのっていました。確か姿勢、ヴァイオリンの構え方というページだったと思います。

ビバムジカダイアモンド、カーボン製のKUNの肩当てを試したいなと思っています。
まだまだ時間が掛かりそうです。。。

みなさまたくさんのコメント有難うございます。
他にもなで肩などでどうやってもっていいのかわからないーーという方、色々な知識をお持ちの皆様、助言をお願い致します。

投稿者:一年生     投稿日時:2008/10/08 18:37  ---13.84.84

31さん、「ヴァイオリン各駅停車」は私も持っており愛読しています。バイオリンに関するいろいろなことがわかり訳まとまっているいい本だと思います。

さて、ご指摘の箇所ですが、たぶんP170の「3ヴァイオリンを構える」の部分だと思いますがいかがでしょうか。
このページのイラストをよく見て頂きたいのですが、肩当ては使っていませんよね?
さらに、P173の「○肩当てと顎当て」の冒頭で「さて、肩当て無しで試してみていかがでしたか?」の一文があると思います。
このことからP170からP173上段までは肩当てなしの場合についての説明だとおわかりになるはずです。

もうおわかりですよね?作者の森元さんは肩当てをつけてもバイオリンの裏板を鎖骨につけるように言っている訳ではありません。

ちなみに私はウルフのフォルテ・セカンドを使っていますが、この肩当てはベースとなっている金属板を曲げることにより胸から肩のラインにピッタリ合わせることができます。
これで肩当ての胸の部分は鎖骨に乗ります。肩当てを使っている場合、肩当ての一部が鎖骨に乗っていれば十分ではないでしょうか。

ということで肩当てを使っているのにムリに楽器の底板を鎖骨にあてる必要はないと思いますが、いかがでしょうか。

あとはご自身の体型、演奏スタイル、楽器(肩当てで音が変わるんです)に合わせて楽器店でいろいろな肩当てを試してみてはいかがでしょうか。

なお、当方顎当てについてはガルネリ型以外使ったことがありません。なにかの本では顎の細い方は別の顎当てを使って方がいいとの記述を見かけたことがあります。その時はムターが使っているような顎当てが勧められていました。ご参考までに。

投稿者:horn103gb     投稿日時:2008/10/08 21:15  ---74.26.196

何度もくどく登場してすみません。
私は前項の一年生様のご意見と全く同じです。
どうしても裏板が肩当を付けた状態で当ると窮屈で、且つせっかく裏板を振動させるために肩当をつけているのに振動を抑制するような気がしてなりません。
しかしながら、皆様の実際の意見を拝見して、そうでは無い場合もあるとの事ですので、それを否定するつもりもありません。
ただ、肩当をして安定した、しかも楽器が本来の音で鳴るのは前項の一年生様の考え方が自然に思えますし、肩当は肩から胸にかけて楽器を乗せて、むしろ自由度を高く、自然に構える為の物というのが、その役目だと思っております。

投稿者:31さん     投稿日時:2008/10/10 15:32  ---255.131.7

一年生さん

各駅停車を見ていただき有難うございました。
174ページの上の図は、肩当てをしたままの図ですよね??
すごく混乱してきました・・・^^;
しかし、今度は楽器を鎖骨に乗せない方法がわからなくなってきてしまいました。

投稿者:弦喜     投稿日時:2008/10/11 10:27  ---124.77.233

著作の意図については、
http://www1.neweb.ne.jp/wb/violin/
から、メール等で著者に直接確認するのが確実かと思います。

投稿者:一年生     投稿日時:2008/10/13 22:12  ---108.54.31

31さん、混乱させてしまい申し訳ありませんでした。でも、31さんの悩みが少し分かりました。

作者の森元さんの意図は弦喜様のご指摘通り、作者のHPから
メールで確認するのがよろしいかと思いますが、174Pの図については右のヒトと左のヒトの体型(?)が少し違っているし、よく見れば右のヒトのバイオリンも端のほうは体に接しているように見えますが、どうなんでしょう。そういった訳で私は図は無視しておりました。

この図をみていると混乱すると思うので、この掲示板でもたびたび登場しますがバイオリン製作家の佐々木朗氏の「マイスターのQ&A」を氏のHP(佐々木ヴァイオリン製作工房)でご覧になることをお薦めします。(書籍としても出版されております)
肩当てと顎当ての使い方の参考になると思います。
リンクは張りませんが、上記のHP名で検索すればすぐにヒットすると思います。「マイスターのQ&A」の161番をご覧ください。

もし該当のページを既にご覧になっているのであればゴメンナサイ。

うちの楽器でも試してみましたが、ウルフのフォルテ・セカンドだと楽器を普通に保持できてかつ、裏板の端が鎖骨の部分に接触しています。だから31さんの悩みが理解できなかったのですが。
これがKUNのオリジナルだと佐々木氏のHPにあるとおり、肩当てをつける角度によって鎖骨に当たる状態も当たらない状態にもできます。
31さんが心配されているとおり、楽器の端が鎖骨に当たっていた方が響きはいいみたいですね。

佐々木氏のHPか森元さんへのメールでお悩みが解消されると良いのですが・・・

投稿者:31さん     投稿日時:2008/10/17 20:43  ---255.131.7

みなさま本当に沢山のコメント、助言、アドバイス、ありがとうございました。
本当に悩んでいたので、一緒に考えてくださる皆さんがいてくれて、嬉しかったです。
著者の方へ問い合わせてみます。あともっともっと研究してみます。ハーンの肩当て・・私も欲しい!って思ってたんですが、オリジナルみたいですね。残念です。

また何か困った時は、よろしくお願いします!!

Q:肩当ての角度
投稿者:31さん     投稿日時:2008/10/11 03:03  ---255.131.7

肩当ての角度についての質問です。
KUNのブラーボなどは角度が調節できるようになっていますが(脚の部分)、どうしても斜めにしていても、構えたり弾いたりするとすぐに角度が真直ぐになってしまいます。
説明がちょっと難しいのですが・・・首の方を低くして胸の傾斜に合わせて角度をつけたいのですが、最初は上手く行っていても弾いているうちに首の方が高くなってしまいます。ビバ・ムジカも同じです。
みなさんはどうやって角度を保たれていますか?

投稿者:はな     投稿日時:2008/10/14 10:13  ---156.18.123

状況がちょっとよくわからないのですが、楽器を顎で挟むときの位置の問題もあるのではないでしょうか。
しっかり挟もうとして、首を圧迫するほど楽器を深く入れているとか、強い力で挟んでいるとか。
テコの原理で軽くホールドしても、なるようなら別の問題かもしれませんが。
見当外れでしたらすみません。

投稿者:horn103gb     投稿日時:2008/10/14 14:02  ---74.26.196

>首のほうを低くして胸の傾斜に合わせて角度をつけたい
と思われるのであれば、フォークメンバーの足の長さ自体を変更すれば可能だと思います。
具体的には首の方はなるべく低くフォークメンバーを設定して、胸の方に足の長いファークメンバーを付けて高くすれば角度をつけて体の線に沿った肩当の角度を比較的容易に得る事ができると思いますが。
本来折りたたみの物を途中で止めたところで、ストッパーがあるところまで足が立ってしまうのは当然というか、かえって不安定だと感じます。
ご質問の内容から想像して、私見ではございますが述べさせて頂きました。

投稿者:31さん     投稿日時:2008/10/17 20:40  ---255.131.7

ありがとうございました。
大変参考になりました。

Q:Evolutionという弓について(ヴィオラ)
投稿者:Viola my Life     投稿日時:2008/10/16 14:19  ---229.44.116

2007年に質問が出ていましたが、回答がなかったようなので再度質問させていただきます。Ary-France社のEvolutionという弓について弾いてみた方のご感想を聞かせてください。同じメーカーのMusicaryがMusicaryにモデルチェンジし、その上位版として販売されています。東京の楽器店で見かけることがないので試奏が難しいようですが、日本でも昨年あたりからで売られているようです。カーボン弓では人気のあるアメリカのC社のClassicとDiamondGXを試奏しましたが、操作性にすぐれていて十分なのですが、もう少しいろんな音があればと思い、Evolutionに興味を持っています。私の楽器はヴィオラですが、ヴァイオリンやチェロでのご意見もいただければと思います。

Q:1/2分数弓の標準的な重さについて
投稿者:もくもく     投稿日時:2008/09/27 10:50  ---170.216.158

1/2の分数弓の標準的な重さを知りたいのですが、調べてもわかりませんでした。手持ちの弓(フェルナンブコ)は50gですが少し重い気がします。一般的な1/2の弓の重さの資料か、お手持ちの1/2弓の重さがわかりましたら教えていただけないでしょうか。よろしくお願いします。

投稿者:もくもく     投稿日時:2008/09/28 09:02  ---170.216.158

もう1本、古い1/2弓を見つけたので測ってみたところ、これはわずか40グラムでした。1/2ともなれば弓の質にも気を配りたいところですが、ずいぶん差があるものですね。引き続き参考としてお手持ちの1/2弓の重さをご教示お願いします。

投稿者:サヴォレ     投稿日時:2008/10/08 08:57  ---3.15.21

うちの1/2の弓を測ったところ、50グラムぴったりでした。
$65の新品で材質はブラジルウッドです。
1/16の弓もついでに測ったところ40グラムもありました。
3/4の弓は62グラムでした。
こんなに重かったとは、、、、。

投稿者:もくもく     投稿日時:2008/10/08 21:33  ---56.236.176

サヴォレさん、測っていただきありがとうございます。

1/2や3/4の弓ともなれば結構本格的な曲も弾く場合があるので、
4/4のように標準的な重さを意識する必要があると思うのですが、
ほとんど情報がないですね。
3/4で62グラムというのは重いですね。ビオラ弓でヴァイオリンを
弾く感じでしょうか。

投稿者:toy     投稿日時:2008/10/11 00:04  ---159.174.74

うちにある2本の1/2の弓では、フェルナンブーコの弓が43グラム
ブラジルウッドの弓が52グラムでした。
ブラジルウッド弓の方が1cmほど長めです。

見た目は、軽い方のフェルナンブーコの弓の方が全体的に太く、
ブラジルウッド弓は弓元では同じ程度の太さですが、先にいくほどよりスリムなる形状です。

フロッグはどちらも標準的な黒檀です。

投稿者:もくもく     投稿日時:2008/10/11 13:13  ---56.236.176

toyさんも測っていただきありがとうございます。
参考になります。

この場合はフェルナンブーコ弓のほうが弾きやすい
ということでよろしいでしょうか。楽器との相性も
あるとは思いますが。

投稿者:toy     投稿日時:2008/10/12 06:54  ---159.174.74

うちにある二本の弓を比較しますと、
ブラジルウッドの弓は全体的なフォルムが4/4の弓に近い形をしています。
4/4弓のミニチュア版と言ったところです。

フェルナン弓の方はそれよりは幾分ずんぐりした形です。

双方特徴があり、フェルナン弓の方は見た目のとおり強い弓です。
軽くて強く操作性も悪くありませんが跳ねやすいかもしれません。音は張りのある大きい音が出せます。が、弦のザラザラした音も拾いやすいです。

ブラジルウッドの弓は操作性はフェルナン弓に劣る感じですが、あまり跳ねません。
音はしっとりと落ち着いた感じでザラザラ音もあまり出ず、きれいな音が出ます。
しかし、弓先が細いせいもあると思いますが、弓先では弦に負けてしまい、強い音を出すのが難しいです。(技術的な問題もあるでしょうが・・)

分数楽器の弦は太く張力も強いものが多いので、それに負けないという面、強さや使いやすさ優先で考えると、うちの弓ではフェルナンブーコ弓に軍配が上がると思います。
ただ単に軽く材料が良いというだけではなく、分数弓に求められる性能を出すための作りをしている感じがします。

でも、うちの弓では私個人としてはしっとりとした音の出るブラジルウッドの弓の方が好きなんですよね。
子供の楽器なのであまり弾く機会はありませんが、ブラジルウッドの弓の方が弾いていて気持が良いのです。

Q:バイオリンをできるだけ高く売りたい
投稿者:かとら     投稿日時:2008/10/09 14:18  ---46.6.141

私が所持、使用してきましたフェルディナンド・ガリアーノの1776年の真作(ただしコンポジットの可能性あり)をこの度売る決意をしたのですが、どういう流れでどこに売却すればよいのか迷っています。

私はまだ学生ですが私の母親が、今は退きましたが、プロオーケストラのバイオリン奏者でした。母親の長年お世話になっている職人さんがまず間違いなく真作だと断言しているのですが鑑定書などはありません。

ここ数年コンディションが落ちてきて安定しなくなりました。その職人さんが言うには、簡単に言えば木が疲れてきている。ということらしいです。ストラドやガルネリなどの銘器もいずれは寿命が来るという話も聞きました。私の楽器は寿命が来ているのかもしれないと言われました。しかし、できうる限りの調整はしていますし、まだ誰かに弾いてもらうことは十分可能だと思っています。

骨董としての価値か現役楽器としての価値なのかが微妙というところです。

何か情報があればお聞かせ願います。

投稿者:ゴマゾウ     投稿日時:2008/10/09 17:15  ---22.172.177

Ferdinando Gaglianoの真作なら、現在の評価格は概ね3000万〜6000万前後だと思われます。

鑑定書がない、コンポジットの可能性、骨董としての価値か現役楽器としての価値なのか、等々・・・

少し、整理してみましょう。

・先ず、その楽器の購入元と購入価格は?(専門店か個人かまたはその他、いつ頃、お幾ら位で)
・分かれば、前の所有者は?(奏者か、コレクターか)
・鑑定書はないとのことですが(このクラスになると一流の鑑定書が付くか、または真正ならば無くても大丈夫でしょう)、ラベルは貼ってありますか?(こればかりは実際に見ないと何ともなのですが、紙の質や色、記載事項、書体、年代部分の書き込みの筆跡等)
・コンポジットと言われたのはどの部分でしょうか?
・クラック等やその修理痕の状態
・ニスの状態

楽器の素性や状態を出来るだけ詳しく知ることは、あとで売る際にも大いにプラスになるからです。特に最初と次の項目。(それ以外は専門家が見れば分かりますので)

>その職人さんが言うには、簡単に言えば木が疲れてきている

これも、実際に楽器を見ないと何ともですが、板厚、キズ、クラック、などにも大いに左右されます。現にストラドやデルジェス等でも保存状態がよいものは驚くほどきれいで健康的です。それは楽器の歴代の所有者にもよるでしょうし、修理・修復の技術にもよるところが大です。

そして、コンポジット。部位によって評価格が大きく変ります。
つまり、楽器として見るなら音質に最も影響するのは表板です。また、骨董としてなら裏板やあとスクロールも重要でしょうね。
表板・裏板を新たに製作したもの、全く別の楽器からそれぞれを持ってきたもの、同一ファミリーや同じ工房から集めたもの、などから価格はオリジナル(真正)の1/4、1/2、2/3と概ね上がっていきます。
参考までに、ガダニーニ、ガリアーノ、バレストリエリなどの、質の高い表板のコンポジット・ヴァイオリンは市場で相当な数が流通していますね。これらには概ね、1000万〜1500万という価格が付いています。

投稿者:かとら     投稿日時:2008/10/09 19:51  ---46.6.141

ゴマゾウさん。ありがとうございます。

まずコンポジットの可能性部位は表板です。全く別の楽器か同一ファミリーなどかという点は現時点ではわかりません。

購入元ですが、数十年前にその職人さんから母親がかなり安く購入したと聞きました。というのも母親はバイオリンも含めた音楽教室を主宰しているのですが、昔からの付き合いで親しかったその職人さんに格安で音楽教室に寄付ではないですが、そのような気持ちで戴いたものと聞いています。

その職人さんがいくらでどのように手に入れたかは現時点ではわかりません。

現在進行形で、母親とその職人さんと連絡を取り合っていますので何か新しいことがわかるかもしれません。


>・ラベルは貼ってありますか?(こればかりは実際に見ないと何ともなのですが、紙の質や色、記載事項、書体、年代部分の書き込みの筆跡等)

貼ってあります。5×1センチぐらいのラベルに

Ferdinandus Gagliano Filius
Nicolai feeit Neap 17

と印刷されてあります。改行は現物そのままです。17のあとに手書きで、といってもインクが落ちているので数字の痕跡しかのこっていませんが、おそらく76、もしくは75と思われます。もともとの色はわからないですが、今は貼ってある部分の木とほぼ同化している感じです。


>・クラック等やその修理痕の状態
>・ニスの状態

ニスの具合からなかなか個性的な模様が残っているので新しい職人さんに見せるといつも模様に興味を持たれます。大きな修理痕は無いように見えますが素人の私には断言できません。
ニスは楽器保護のために昨年購入元の職人さんに塗ってもらいました。曰わく、前回塗ったのはおそらくは100年以上は前だろうということでした。塗る前はカラカラでした。あまり弾かれて来てない楽器なのかもしれません。

どこかに写真をUPしたいのですが、デジカメを所持していないので友達に借りてUPしようと思います。

投稿者:rio     投稿日時:2008/10/10 04:52  ---95.2.121

>どういう流れでどこに売却すればよいのか迷っています。

>私の母親が、今は退きましたが、
>プロオーケストラのバイオリン奏者でした

>その職人さんが言うには、〜略〜 私の楽器は寿命が来ているのかもしれないと言われました。

以上のことをベースに考えられますのは

プロオケ奏者であったのであれば、オケ仲間のコネクションで売却先を探すのが一般的なような気がします。ただし、楽器としての満足する性能を有していることが必要となります。

お話に出てくる職人さんが信頼できる方であれば、その方が寿命がきているかもしれないというならば、そういうことなのでしょう。そうしますとオケ仲間のコネクションでの売却は難しいと思います。寿命の見えた(疲弊した)楽器を買う演奏家はまずいないと思いますので…(廉価であれば別ですが)

職人さんのおられる工房を通じての売却も、寿命の来ている楽器を販売することは避けたいところでしょうから、難しい様に思います。

個人売買で売却しても、高い値段で売却すれば、後に性能面でのクレームの発生する可能性があると思います。


現状で、考えられるることは、


職人さんに、真贋に問題があったときには、職人さんに説明などの対応をしてもらうことを前提に、その楽器の鑑定書を作成してもらう。(お母様と信頼関係にあり、コンポジットとはいえ真作であるというのであればできることだと思います)

骨董品というスタンスで販売する。

ということでしょうか…


あとは、オークション(ネットオークションではありません)という手段があると思います。

投稿者:かとら     投稿日時:2008/10/10 08:54  ---46.6.141

rioさんありがとうございます。

コンポジットだということにも触れた鑑定書を作成するということですか?そういう場合もあるんですね。知りませんでした。

>骨董品というスタンスで販売する。

日本で楽器(特にバイオリン)を収集している骨董屋さん(もしくは個人収集家)はあまり無いのではないでしょうか?やはり海外になるのですかね…。

>あとは、オークション(ネットオークションではありません)という手段があると思います。

タリシオやサザビーズのことですよね?

特別なコネクションなどなくても一般人が出品できるのか気になります。この場合は鑑定書が必要になりそうですね。

投稿者:スティールラバー     投稿日時:2008/10/10 11:25  ---228.9.22

オークションに出すのにコネクションや鑑定書はひつようありませんよ。ホームページに行けば、出品の仕方が解説されています。

投稿者:ゴマゾウ     投稿日時:2008/10/10 12:49  ---22.172.177

>コンポジットだということにも触れた鑑定書を作成するということですか?

あえて、記載します。但し、一流ディーラーや鑑定家(鑑定書)の場合にのみその価値を発揮します。
つまり、そこそこのメーカー、職人、ディーラーでは正確な判断ができかねるため、ある程度公的で(鑑定書自体は私文書に過ぎません)しかも実績や権威があり誰もが納得する「お墨付き」を得られないからです。

>骨董品というスタンスで販売する。
楽器としてはさて置き、名器好きなコレクターは結構いますが。

>まずコンポジットの可能性部位は表板です。全く別の楽器か同一ファミリーなどかという点は現時点ではわかりません。
>購入元ですが、数十年前にその職人さんから母親がかなり安く購入したと聞きました。

そもそも、ご質問の主旨が>バイオリンをできるだけ高く売りたい ということですよね?
まず、表板コンポジットということで先に述べたように価値はかなり下がります。それよりも果たしてその楽器自体がFerdinando Gaglianoの真正であるのか?が重要でしょう。失礼ながら>母親の長年お世話になっている職人さんがまず間違いなく真作だと断言・・これはあくまで客観性に乏しく、よくある手前味噌?的見解の類かとも言えなくもありません。そして、値段の件。どの程度お安く買われたか分かりませんが、本当によいものは残念ながら決して安くはないということです。そしてきちんとしたところにのみ存在する。こればかりは真実です。極端な話、ベースになっている楽器はよくてGaglianoのファミリー・弟子や彼に関係のある作者、またはよく似た同時代の無名の作者の楽器かも知れません。それに加えてコンポジットとなると価値はぐっと下がります。高く売るためには、まず楽器の素性・由緒が正しくて良くなければなりません。英国の権威あるオークションに出品するのも方法でしょう。が、目の利く一流どころが集まってきています。万が一、恥をかかない?為にも予めその前に一度、経験豊かな欧米のオーソリティーに楽器を送り(出来れば複数の鑑定家に)、正確な審美眼で鑑定してもらってはいかがでしょう?その人たちがベースになっている楽器を真正と認めたならば、今度は自信を持って始めて本格的な売却の方法を考えましょう。

投稿者:かとら     投稿日時:2008/10/10 13:55  ---46.6.141

ゴマゾウさん。ありがとうございます。

>楽器としてはさて置き、名器好きなコレクターは結構いますが。

>一度、経験豊かな欧米のオーソリティーに楽器を送り――

そのような方々にどうやってコンタクトをとればよいのでしょうか?

投稿者:あまてぃ     投稿日時:2008/10/10 15:22  ---214.92.12

弦を緩めて1週間放置すれば疲弊は多少回復すると聞いたことがありますが…
聞いた話ですので確証はありません。

投稿者:かめ     投稿日時:2008/10/10 16:32  ---53.247.123

>楽器としてはさて置き、名器好きなコレクターは結構いますが。

お付き合いのある楽器商や工房でも、この手の情報はたくさん
持っていると思います

>一度、経験豊かな欧米のオーソリティーに楽器を送り――

たとえば、イギリスのJ & A Beareなどの楽器商には日本人
スタッフがいますし、サザビーズなどのオークションに関しても
日本の事務所や日本人スタッフがいますから、方法は探せば
いろいろあると思います

投稿者:rio     投稿日時:2008/10/10 20:42  ---95.2.121

>そのような方々にどうやって
>コンタクトをとればよいのでしょうか?

お付き合いのある工房は、真作のFerdinando Gagliano
を扱うぐらいの力のあるところでありますから
経験豊かな欧米の楽器商とのコネクションあるいは
人脈があるはずですので
お問い合わせになるのが一番の早道かと思います

また、英語がある程度できれば、直接電話すれば済むことです。

ここのQ&Aにお尋ねにならなくとも
プロオケにおられたお母様の人脈と
力量のある工房のコネクションで
ほぼ解決できるように思います


なお、弦楽器のオークションに関して言えば

オークションハウスの日本の事務所は
弦楽器に関して言えば、担当外ということで、
対応できない会社もあります
確認をされたほうがいと思います。


(追記)
かめ様、サザビーズは日本では受付や相談はできず(絵画、美術工芸が中心)直接ロンドンのTimかPaulに問い合わせるシステムだったと思うのが、ここ半年でシステムが変わったのでしょうか?

投稿者:rio     投稿日時:2008/10/10 20:47  ---95.2.121

サザビーズ、クリスティ、ボナハムでの
オークションへの出品手続きは

英語が苦手でなければ
それほど難しくありません

(タリシオは正直よくわかりません。)

投稿者:かめ     投稿日時:2008/10/10 22:19  ---53.247.123

>かめ様、サザビーズは日本では受付や相談はできず

海外のオークションに私自身が出品したことはありませんが、
サザビーズの日本事務局でも頭ごなしに「楽器は取り扱いません」
という対応ではなく、直接ロンドンのTimかPaulに問い合わせる
システムを紹介してくれるのではないでしょうか。

そういう意味で「方法はいろいろある」と書いたのですが・・・

投稿者:rio     投稿日時:2008/10/10 23:19  ---95.2.121

かめ様

すみません、よくコメントを読まずに失礼しました。

かめ様のコメントにありますように、日本の事務所で「問い合わせるシステム」は教えていただけるとわたくしもそう思います。

投稿者:弦喜     投稿日時:2008/10/10 23:39  ---124.76.205

ストラッドさんとはあまり直接の商売敵にはならないと思い、下記URLを紹介します。(もし問題があれば、申し訳ございませんが、ストラッドさんの方で削除願います。)
ttp://www.beares.com/
ttp://www.moennig.com/
いずれも、楽器の詳細写真を送ると、次のステップとなる実物の鑑定を行う価値のある楽器なのかを、手頃な金額で見てくれます。(上の方は”鑑定”のタグから入っていき文中のclick hereのhereをクリックしていくと、もっと深い階層に進めます。)
また、それらは最終的には鑑定してもらう価値のある権威あるディーラです。(鑑定費用がその楽器の鑑定金額の何パーセントになるか確かどこかに書いていると思います。)
日本でもおなじようなサービスをしているところがありますが、ストラッドさんと競合しますので、とくには載せないでおきます。
ご参考まで。

投稿者:taka     投稿日時:2008/10/11 09:36  ---38.26.148

一通りの助言は出たようですね。
簡便に広く情報を発信できるという、ネットの最大のメリットを利用するのがよいかと思います。
つまり、肝心の画像のアップが出来れば数段早く話が進むと思います。デジカメが無ければ、携帯でも誰かに依頼でも簡単に出来ます。
また逆に画像をアップすることによって何らかのリスクも伴いますが、それが画像アップしない理由でしょうか。

Q:ヴァイオリンの買い取りについて
投稿者:さくら     投稿日時:2008/10/08 16:00  ---11.92.220

はじめまして。
中学のころから使っているヴァイオリンを買い取りに出そうとおもっているのですが、いくらで売れるのか平均的な値段を知りたいとおもいました。
状態などにもよるとは思いますが…

Riccardo Antoniazzi ミラノ 1907 です。

買った値段と同じで売りたいと思っていますので、相場など教えてください。
よろしくお願いします。

投稿者:ゴマゾウ     投稿日時:2008/10/08 18:38  ---22.172.177

>Riccardo Antoniazzi ミラノ 1907

ちなみにお買いになったときの価格はお幾ら位だったのでしょうか?

もし、真正(正真正銘本人製作)のものでしたらこの製作家の楽器は現在モダン楽器の中でも評価が高く、需要もありますので専門店等では結構いい値段で買い取ってくれると思います。
まずは、お買いになったところが専門店であればそちらで相談されては如何でしょうか?
また、単に買取ではなくてグレードアップのための下取りであればさらに値段は高くなります。
参考まで、現在この楽器(真正)の相場価格は状態のよいものなら700万〜1000万前後です。(これから先、もっと高くなるでしょうね)

仮に、700万で買われたとすると店の場合では700万での買い取りはあり得ません。(商売が成り立たないので)最高2/3〜1/2位で買い取ってくれれば御の字でしょうか。まあ、これくらいの楽器ならば間違っても半額以下にはならないとは思いますが。
あと、どうしても買った値段で売りたいのなら店を通して委託販売という方法があります。(その場合売り上げの何%かのマージンを店側に支払います)
そして、直接取り引きという方法。つまり欲しい人に直接売るわけですね。この場合、後々トラブルにならないように十分注意する必要があります。それはどうしても楽器に対する真贋問題が関わってくるからです。購入時、鑑定書や領収書の類があれば必ず添付することです。(店に売る場合も同様)
弦楽器の売買はとかく難しいものです。高く売りたい気持ちは分かりますが、機会を逃がさず、必要以上の欲?を出さず、ある程度の値段に双方で折り合いがつけばそこでよしとするのです。もっと高く・・と思っていると今度は売れなくなってしまいます。
 

Q:子供のヴァイオリン選び
投稿者:トトロ     投稿日時:2008/09/22 12:05  ---223.51.59

 子供の楽器選びで調べている所たどり着きました。現在7歳になる娘の楽器を探しております。3歳から初めてちょうど4年が経ちました。体が大きく1/2サイズに買い換える事にりました。そこでどのような点に注意し選べば良いのかアドバイスいただきたいと思いました。ちなみに今は鈴木バイオリン300を使っております。今回は将来のコンクールなどにも参加できる楽器を探しております。よろしくお願いします。

投稿者:あいうえお     投稿日時:2008/09/22 12:26  ---214.61.34

2008年09月16日(火) によしこさんが書き込んだ「分数バイオリンのランクを上げるべきか悩んでいます。」というスレがお悩みにぴったりだと思います。

分数は、期間が短いので、オールドをレンタルするという手もあります。

投稿者:サヴォレ     投稿日時:2008/09/22 16:21  ---3.15.21

私の子供たちは1/16と1/8はSuzuki、その後はScott Caoなどを使ってきました。うちは低所得なので高価な楽器を子供に持たせてやることはできませんが、経済的に余裕があれば躊躇なく分数であっても良いものを選んでいたと思います。
音量があってホールでよく響き、鳴り、操作性の良い楽器が私の中で「良い楽器」を意味します。特に操作性を重要視しています。良い楽器で練習すれば腕もぐんと上がります。
うちの子供のアンサンブルのパートナーは親御さんが資産家なので
7歳で分数のStorioniを持っています。この春にロンドンのオークションかどこかで購入したようですが、この子はどんどん上達しています。マスタークラスやコンクールにも頻繁に参加しています。

投稿者:トトロ     投稿日時:2008/09/22 21:13  ---223.51.59

皆さんご回答ありがとうございます。分数でもいい物を選んだ方が良いという事ですね。そこで、その様な楽器を国内で手に入れる方法はないのでしょうか?

投稿者:サヴォレ     投稿日時:2008/09/23 04:54  ---3.15.21

分数はフルサイズに比べ数が少ないのでその点難しいかと思います。
ストラッドさんに1/2のオールドイタリアンが数本ありますね。
いろいろお試しになられたらいかがでしょうか。

投稿者:maria     投稿日時:2008/10/06 13:44  ---24.136.211

こんにちは。私の娘は1/2までは先生が幼少の頃使っていらした

suzukiを御借りしていました。現在はその教室を辞めるに当り

自前の楽器を日本で買って来ました。中国製のセットで6万円程

の値段の物です。日本で1か月程他の先生についた時も現在のタイ

で教えて頂いている中国人のプロの先生からもその楽器は好評で

す。ノンラベルなのでこちらが言わなければ必ずイタリー物です

か?と聞かれます。うちも経済的に余裕がないので高いバイオリン

は与えていませんが、娘は腕も確かです。毎日かかさず練習する

環境を与えてあげれば必ず上達します。その上で可能な限りの性能

の良い楽器を弾かせてあげましょうよ。

投稿者:リサ     投稿日時:2008/10/06 20:14  ---135.207.115

私は体が小さいので13歳まで3/4のガダニーニを弾いていました。私の家庭はお金持ちではありませんのでパトロンからの貸与でしたがこの時、ヴァイオリンの本物の音色を実感するくらいの素晴らしい音でした。

子供はなんでも吸収しますのでいい音で弾くのは大事だと思いますよ。良い楽器はたとえ分数でも大事だと思います。

投稿者:トトロ     投稿日時:2008/10/07 08:52  ---45.53.26

 皆さんご親切な回答ありがとうございます。未だ新しいヴァイオリンを見つけられていません。地方在住なのでなかなか良いものに出会える機会がありません。しかし、地道に娘が気に入る楽器を探したいと思います。

 分数といえどもいい物を・・・。とは考えているのですがなかなか難しいですね。予算は?といつも聞かれるのですが別に予算なんて決めてはいませんし、そのものの価値が妥当ならばいくらでも良いとは思っております。ただ、素人なので楽器屋さんの口車には乗せられたくないなーと常々考えております。

 これから始まる娘の世界が豊かになるように願うばかりです。

投稿者:クロアシ     投稿日時:2008/10/07 11:02  ---4.232.67

サヴォレ氏の

>音量があってホールでよく響き、鳴り、操作性の良い楽器が私の中で「良い楽器」を意味します。特に操作性を重要視しています。良い楽器で練習すれば腕もぐんと上がります。

という見解に全面的に同意します。楽器の善し悪しを論ずる際にまず音色を云々してはいけません。むやみやたらなオールド信仰も、全く合理性がなく、不毛の極みです。かりに、リサ=あい氏の、ガダニーニ→ストラド→ヴィヨームという楽器遍歴が本当だったとしたら(私は、まだ、その真実性は半々で、嘘と断言しきれないと思っているのですが)、

>子供はなんでも吸収しますのでいい音で弾くのは大事だと思いますよ。良い楽器はたとえ分数でも大事だと思います。

という氏の見解は、結局子供の才能に大きく依存するもので、才能が足りなければ吸収できるものは限られてしまうことを、失礼ながら、自ら証明しているようなものだと思います。

楽器選択は、結局、奏者の学習進度にも左右されます。今度の分数楽器を使う間に、バッハ無伴奏、ローデのカプリス、パガニーニのカプリスの比較的簡単なものまで到達する可能性があるなら、楽器の精度は相当気にした方がいいと思います。子供が自分で決められないなら、先生に選んでもらって下さい。もちろん技量が確かであること、どこかの楽器屋とツルんでリベートを貰ったりしていないことが前提です。

私の場合、なんとなくモダンの弾きやすい分数楽器を与えられ、なんとなくフルサイズへステップアップしてしまい、ラヴェルも興味が無く見もしなかったので、結局何を弾いていたのか良く覚えていません。役立たずの情報ですみません。

どこかの広告の受け売りで申し訳ありませんが、五嶋みどりが分数楽器で使っていた某工房製は、なんとなく気になっています。彼女ほどの技術に応える楽器なら、成長過程の子供に持たせても安心かな、と思ったりするんですが、あいにく弟子がいるわけでもなく、実地に弾いて確かめた事がありません。あやふやな情報ですみません。

まあ、なにかのヒントになりましたら。

あと、分数楽器は最終的には売却または下取りする運命にある楽器ですので、売るときにどのくらいの値段になるか、ということもある程度考慮が必要かも知れません。

投稿者:サヴォレ     投稿日時:2008/10/07 17:01  ---3.15.21

トトロさま、
>そのものの価値が妥当ならばいくらでも良いとは思っております。ただ、素人なので楽器屋さんの口車には乗せられたくないなーと常々考えております。

神田有晃氏の「ヴァイオリンの見方・選び方」はご存知でしょうか。とても参考になる文献です。
とにかく可能な限り試奏するように、と教えられました。
私も地方に住んでおり、半径200キロ内に弦楽器専門店はひとつしかありません。そこの在庫は一台残らず弾きました。
遠方から宅急便で郵送してもらい試奏したこともあります。
別スレで皆様に教えていただいたIfshinからもモダンブリティッシュを持ち帰りましたが購入には至らず宅急便で送り返すという結果になってしまいましたが多くの楽器を見ることができました。

上記のStorioniは$120,000だそうです。暴落する株や不動産に比べリスクの低い投資なのでしょうか。高額な保険も購入しているそうですが。

いろいろ検討なさってみてください。

Q:ザイエックス コンポジットのE線
投稿者:pon     投稿日時:2008/10/05 17:36  ---.78.6

ストラッドさんで購入しました。

注文時の記憶が曖昧なのですが、届いたのがボールエンドで
ループ兼用かと思いましたがボールが外れません。

ちょっと急いでいるのですが、どなたかご存じの方、
いらっしゃいますか。

投稿者:ストラッド店員     投稿日時:2008/10/06 10:56  ---133.177.179

こんにちは、
問屋さんに確認しましたが、共用との答えでした。
試しに当店の在庫で試してみましたが、確かにボールが取りにくいですね。とりあえず外しましたので、それを発送いたします。
メールにてご連絡下さい。宜しくお願い致します。

投稿者:pon     投稿日時:2008/10/06 12:58  ---.78.6

どうやって外されたのでしょうか。

何度かチャレンジしてみましたが、弦が切れそう〜

メールにてご連絡します。ありがとうございました。

Q:カーボン弓の毛替え
投稿者:初心者     投稿日時:2008/10/05 01:56  ---98.23.249

アリーフランスのMUSICARYという弓使ってます。
音は小さいのですが綺麗な音が出ますので気に入ってます。
そろそろ毛替えしたほうがと先生に言われましたけど。
素人ながら弓の先のチップですか?白いところが私の弓の場合
ないのです。カーボンだから塗料で塗りこめているのかもしれませんけど、見た目には継ぎ目がなさそうだし、まさか一体型じゃないでしょうし、工房でも毛替え頼めばしてもらえるでしょうか?
心配です。

投稿者:わんちゃん     投稿日時:2008/10/05 07:50  ---215.160.184

安価なカーボン弓の中には、懸念されているように毛替えできない
物があると聞いたことがあります。
初心者様のがそれに該当するのかは分かりません。
と言ってもあくまで予想ですが、3万以上の価格なら替えられる
のではないでしょうか。金額はあてずっぽうです。
もちろん店に持って行けば、お見せしたした瞬間にお答えが頂けるでしょう。

投稿者:のんちゃん     投稿日時:2008/10/05 13:27  ---60.131.117

私も1本持っていますが、普通に毛替えができましたよ。でも、最近のは構造が違うのでしょうか。私の持っているものは音が小さい印象はありません。少し重いような気がします。音は意外ときれいですね。

投稿者:初心者     投稿日時:2008/10/05 19:42  ---211.145.119

ありがとうございます。