弦楽器 Q&A
弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。
2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。
5203件のQ&Aがあります。
Q:このバイオリン製作者は誰なのでしょう?
投稿者:Michael 投稿日時:2013/09/05 02:57 ---30.36.58
MichaelDötshという製作者の名前で
1920年ベルリン製、
1923年あたりにコンペティションで
銅賞を受賞された、と言われる
バイオリンを1艇所有しているのですが
この製作者がどういった人物なのか
よく分かりません・・・・
ご存知の方がいらっしゃいましたら
是非教えて欲しいのですが、どうでしょうか・・・
投稿者:SP2 投稿日時:2013/09/05 07:25 ---196.136.218
1874年10月22日ボヘミアのNeuenbrand生、1940年4月21日ベルリンで没。シェーンバッハのMichael Kohlbacherに師事、1914年ベルリンで開業。1922年ベルリンの展示会で金メダル。ストラド、JBガダニーニ、ニコロ・ガリアーノの素晴らしい模造品を製作。こんなところで如何でしょうか。
投稿者:Michael 投稿日時:2013/09/06 22:34 ---30.36.58
ありがとうございます。
良い製作者なのでしょうか・・・?
参考になる文献など、あれば教えてください
投稿者:SP2 投稿日時:2013/09/07 20:07 ---196.136.218
この人の作品というのを見た事が無いのでコメントは出来ません。
「良い製作者」というご質問ですが、その様な訳で作品は判りません。値段という事であれば、同時代のイタリアンの数分の一以下だと思います。有名と云う事であれば「全く無名」と「名が知れている」の間だと思います。文献といっても、ヘンリーかヤロベックくらいでしょう。真剣に調べたいのであれば、ドイツの製作家団体に問い合わせをするか、当時のシェーンバッハは現在のチェコのルビーだと思いますが、そちらの方から攻めて見るという手もあるかと思います。
いずれにしても、こんなところで聞くよりもご自身で行動された方がより多くの情報が得られると思います。
投稿者:SP2 投稿日時:2013/09/07 20:08 ---196.136.218
この人の作品というのを見た事が無いのでコメントは出来ません。
「良い製作者」というご質問ですが、その様な訳で作品は判りません。値段という事であれば、同時代のイタリアンの数分の一以下だと思います。有名と云う事であれば「全く無名」と「名が知れている」の間だと思います。文献といっても、ヘンリーかヤロベックくらいでしょう。真剣に調べたいのであれば、ドイツの製作家団体に問い合わせをするか、当時のシェーンバッハは現在のチェコのルビーだと思いますが、そちらの方から攻めて見るという手もあるかと思います。
いずれにしても、こんなところで聞くよりもご自身で行動された方がより多くの情報が得られると思います。
投稿者:TK 投稿日時:2013/09/07 22:38 ---110.43.51
数棹見ていますが、良い製作家ですよ。数多いドイツ製のなかでも別格扱いされています。最近ではBongartzに頻繁に出ている感があります。
投稿者:Arschloch 投稿日時:2013/09/08 00:17 ---103.233.37
TKさんがおっしゃるとおり価格は他のドイツ系の製作家に比して高く、別格かと思います。もっとも、高いといっても、同等のクォリティーのイタリアンを同等の価格で購入することはできないので、その意味でお買い得かと思います。
ただ、東欧あたりで製作されたと思われる贋作(ご丁寧に証明書付だったりします。)もかなりあるので要注意です。
投稿者:幸太郎 投稿日時:2013/09/08 06:28 ---210.17.139
4年前に都内の専門店で購入しました。
550万でしたがとってもいい買い物でしたね。
投稿者:TK 投稿日時:2013/09/08 10:59 ---110.43.51
Michael Dötshは1909年にベルリンに引越しをしてから1914年に独立するまでの5年間、Eric Lachmannと働いていたそうですが、この時にたくさんの名器と巡り合い、研究したそうです。
この頃のベルリンでは音楽シーンが盛んだったので、良いヴァイオリンを目にする機会が比較的多かったのでしょう。
投稿者:Michael 投稿日時:2013/09/08 21:11 ---30.36.58
皆様ありがとうございます。
数日間見なかった間に
予想以上のコメントを
いただいて嬉しく思っております。
TKさん
Bongartzとは、何でしょう・・・?
幸太郎さん
私も同じく都内で、
ミュージックプラザで購入しました。
ネックの付け根の部分に
○印の中に
MD
B
と、刻印があります。
楽器の内部にタグは貼ってありません。
しかし、響きは非常に良いです。
コンサートホールや
体育館のように広い場所で
弾いても観客によく聴こえるようです。
G線〜D線の響きが渋く
太い音でA線は普通なのですが
E線が煌びやかです。
投稿者:Pajeot 投稿日時:2013/09/25 16:35 ---13.129.240
Bongartzとは、何でしょう・・・?
Bongartzとはドイツのケルンで毎年二回開かれるオークションです。 David Garrettの父親が主催者です。 GarrettはDavidの母親の名前です。
では
Q:ラベルドの楽器
投稿者:まあこ 投稿日時:2013/09/23 12:11 ---226.156.213
現在娘はイタリアの200万くらいの新作を使っています。
でも コンクールや発表会で聞いたとき
響きが悪いのです。
先生も まだ出しきれていないともおっしゃられているのですで、それもわかるのですが・・
お友達が1903年のイタリアン。アントニ???とか
言う名前のを購入されていました。
倍音が豊かでP~mfの音量でも 響き方が全然違うのです。
古いのがいいのか・・と思いお友達の買ったバイオリンの10分の1の価格 90万くらいの楽器がネットで売られていたので借りて試奏させていただいたのですが(1923年イタリアの楽器)を弾かせてもらったんですがラベルドなのでイタリアの楽器と言ってもドイツかもしれませんが・・
響きが凄く良いのです。
でも・・・
娘も言うのですが、響きはいいけど こんな分数バイオリンのような音色は嫌というのです。
お店の方は弦やコマや魂柱を変えるだけでかなり 音色は変わりますと言われるのですが・・・
コンクール1週間前に 弦を変えたりはしますが
そんなことで変わるような音ではない場合
製作家の方にお願いすれば 音色はかわるのでしょうか?
投稿者:Rubato 投稿日時:2013/09/23 12:33 ---210.54.190
ご存知の通り、日本ではイタリアン信
仰が強いです。新作で200万というこ
とは、当然現地価格80万程です。
先生に勧められるままに買っちゃった
んですか?
ネットショップってどこの?また痛い
思いしたいのなら即決しときなさ〜
い。
投稿者:まあこ 投稿日時:2013/09/23 13:02 ---226.156.213
Rubatoさま
コメント有難うございます。
バイオリンは先生のお勧めでは購入していません。
ネットショップ名前は言えませんが
信頼のおけそうな店主でした。
響きがいいので驚いてるんですが
音色がね・・・
投稿者:ヴァイオリンとフルートのRio 投稿日時:2013/09/23 15:56 ---13.51.97
要するに工房に調整を依頼したら響きが良くなるかということですね。人を選んで依頼すれば、かなり良くなることがあると聞きます。(私自身は経験はありません。)
その場合、現在お手持ちの楽器と、ネット経由で借りた楽器のどちらを調整するのでしょう。イタリアの新作の値段は様々であっても、200万円と言えばまずまずの楽器で、普通ならきちんと作られている筈。こちらを調整して貰ったらいかがですか。
1903年のアント???、ロメオかリッカルドか分かりませんが、本物ならモダンの名器の可能性もあります。100年ほどで経年変化がそれほどあるとは思えませんが、100年間淘汰されずに受け継がれた楽器ですから、それなりの音がするのでしょう。値段も数百万円(1000万円に近い)以上と思います。古くてお値打ちのものはストラッドさんでお探しになるのがよいのでは。ネットの「ラベルド」、よほどの目利きでもなければ、危うきに近寄らずだと思います。
投稿者:まあこ 投稿日時:2013/09/24 10:20 ---226.156.213
ヴァイオリンとフルートのRio
ありがとうございます。
そのラベルドの楽器の響きがすごいので
音色さえ何とかなれば・・お買い得の様に思ったのですが
そんな いい話はありませんね・・
新作を調整に出してみます。
ストラドさんで1950年までの音色もよく響きの豊かな楽器400万まででないか聞いてみます。
投稿者:まあこ 投稿日時:2013/09/24 10:23 ---226.156.213
すいません。
ヴァイオリンとフルートのRio 様
様が抜けておりました。
Q:バイオリンにスカーフ?
投稿者:もとこ 投稿日時:2013/09/21 21:31 ---65.250.11
あるバイオリンの講習会に参加した時のことです。プロのバイオリンにストが、バイオリンをスカーフで包んでケースに保管していました。これってどういう効果があるのでしょうか?
また、練習で汗で濡れた顎あてを拭く布とバイオリン本体(木の部分)を拭く布は分けた方がやはりいいのでしょうか?
投稿者:猫丸 投稿日時:2013/09/21 22:27 ---106.119.140
ケースの中で、弓が楽器に落ちて接触したり、松ヤニが落ちたり、こういうのを防ごうとしたら、楽器を布で包んでしまうのが一番簡単です。
布が厚いとケースに入りにくくなります。
薄くて、適当な大きさ、手軽にある、見栄えも好みで色々選べます。
利用されている理由はこんなところでしょうか。
汗を拭くのと、楽器本体を拭くのは分けた方がいいでしょう。
というより、分けます。
楽器は湿気を嫌います。
楽器本体はあまり拭かないほうがいいですよ。
投稿者:もとこ 投稿日時:2013/09/21 22:50 ---65.250.11
猫丸さん、ありがとうございます。
そうですか。スカーフにはそのような意味があったんですね。?何だろうと思っていました。
それでは拭く布を変えますね。でも、練習中についたほこりとかはどうするのですか?ある著名バイオリニストが、楽器本体と、指板を拭く布は変えた方がいいといっていました。できたら楽器本体には皮がいいと言っていましたが、どうなんでしょう?
投稿者:猫丸 投稿日時:2013/09/22 12:18 ---106.119.140
革というのは、鹿皮、キョンセームのことを言っているのでしょう。
キョンセームで検索すると、色々でてきます、
興味があったら調べてみてください。
カメラのボディーの指紋後を拭いたりするのには定評があります、これは良く取れます、楽器本体は柔らかい布、で充分です、
楽器本体はこするとニスを傷める事になるので、柔らかい布で、できればあまり拭くこともしないようにするのがいいでしょう。
指板、弦など、表板に松ヤニが付くところは、汚れようの布、
あごあて等は、別の布、つまり、雑巾と顔ふきタオルの使い分けの感覚、楽器本体は傷を付けないように柔らかい布、特に特殊な物にこだわる必要も無いでしょう。
Q:弓が重く感じる
投稿者:脱穀機と仲間たち 投稿日時:2013/09/19 17:57 ---249.85.40
チェロを始めて約2年になる初心者で
す。半年ほど前にmy celloを買いまし
た。その時、弓も一緒に買ったのです
が、買った当初はあまり気にしていま
せんでしたが弓が重く感じ、弾いてい
るとだんだん腕が疲れてしまうように
なりました。私の右腕の使い方が原因
かもしれないと改善してみましたがあ
まり変わりません。皆さんの中にもそ
のような経験がある方はいらっしゃい
ませんでしょうか。どんな意見でも良
いので、何かアドヴァイスをよろしく
おねがいいたします。
投稿者:コウタ 投稿日時:2013/09/20 08:52 ---209.16.25
中国製の安物か?
80万くらいの弓数本試して気に入った
の買えばおk
投稿者:リゴレット 投稿日時:2013/09/20 09:52 ---253.96.170
本来、趣味バイオリンなんですが、知り合い
にアマチェロ弾きがいて、その方曰く「チェ
ロはバイオリンと違い、重みをかけて弾くの
で、弓は重いのが好み」って言われてまし
た。好みは多々あれど、一概に弓の重さだけ
でなく、楽器が替わることで音量やチェロの
構えも以前とコツみたいなのが変わってきて
疲れを感じるのやも。
投稿者:脱穀機と仲間たち 投稿日時:2013/09/20 16:41 ---249.242.67
コメントありがとうございます。弓は
30万くらいのブラジル製です。確かに
チェロが変わったということもあるの
でしょうね。だんだんなれていけるよ
うにしたいとおもいます。
Q:フィッティング交換依頼
投稿者:エキナセア 投稿日時:2013/09/10 23:51 ---163.185.236
最近引っ越して、新しくお世話になる工房を現在探しています。
楽器の全体的なメンテナンスに加え、フィッティングの交換も依頼することを考えています。
フィッティングは知人から譲り受けたものであるところ、初めてお世話になる工房にフィッティングを自ら持ち込んで交換を依頼することは非常識だったりするのでしょうか。
相場観が分からないのでどなたかご存知でしたら教えてください。
よろしくお願いします。
投稿者:猫丸 投稿日時:2013/09/11 13:00 ---106.119.140
新しく付き合う工房を捜しての場合は受けていただけるでしょう、非常識でもなんでもありません。
手持ちのフィッテイングを交換で頼んでも受けてくれるはずです、ペグの交換(削り調整、時によっては穴埋め)穴埋め削り直しだと、費用も手間もそれなりに掛かりますが、テールピース交換、あごあて交換は誰でも出きるのでついでにやってもらえるでしょう、自分でも出来ます。
他の工房で調整などやられていた場合、嫌うのは、下手な調整手直しをさせられる羽目になるだけ、を嫌うのであって、新しくお付き合いする工房としてであれば、新規のお客様になるので、嫌われることはありません、新規でお付き合いしたいと言った方がスムーズに事がすすむでしょう。
投稿者:エキナセア 投稿日時:2013/09/11 23:38 ---132.25.67
猫丸様
早速のご回答ありがとうございます。
非常に参考になりました。
ところで、私の楽器のペグは動きに難があり、今までの工房で調整をお願いしてもあまり状態は改善されませんでした。そこで次の工房には期待しているところ、そもそも論としてペグの調整を腕の良い職人さんにまかせると劇的にチューニングしやすくなったりするということもあるのでしょうか。
また、エンドピン、テールピース、チンレストの装着については、職人の力量によって楽器の性能に与える影響が変わってくるということはあまりないという理解であってるでしょうか。
よろしくご教授ください。
投稿者:RA 投稿日時:2013/09/12 00:26 ---29.242.228
>ペグの調整を腕の良い職人さんにまかせると
>劇的にチューニングしやすくなったりすると
>いうこともあるのでしょうか。
劇的とはいかないまでも
普通に調弦できるようになると思います
ペグの質が悪いために
職人さんがいくら頑張っても
限界になる場合があります
OTT* TEMPE*社クラス(中級品)以上の
質のモノを選んでいるのであれば
職人さんの腕が悪い
という可能性があると思います
>エンドピン、テールピース、チンレストの装着については
>職人の力量によって楽器の性能に与える影響が
>変わってくるということはあまりない
>という理解であってるでしょうか
私は経験から
エンドピンとテールピースのセッティングは
楽器の調整をするうえで
影響が大きなパーツであると考えています
自分の楽器は、エンドピン+テールピース+テールロープ
の調整で納得のゆく調整になるまで
2年かかりました
職人さんの力なしでは
私は現在の楽器を
満足のゆく状態には
できなかったと思います
フィッテイングによる楽器への影響を
感じるか 感じないかは
個人差のあるところですので
いろいろなご意見があると思います
投稿者:猫丸 投稿日時:2013/09/12 11:59 ---106.119.140
ペグの調整は、ペグシェーバーで削る角度と、穴の角度が決まる、リーマーがぴったり行っているかどうかですね。
これが合っていると、快調に調弦出来るようになります。
ペグの材質が低級品だと、減りが早い様ですり合わせが合わなくなると、快調に行かなくなります。
しかし、相当ひどい材質でなければこういうことはありません、職人さんが幾らがんばってもダメと言うことはあり得ません、普通にできます。
テールピースは音質に若干影響するようですが、ごくわずかです、ほとんど分からないでしょう、エンドピンは関係しません。
チンレストは本人にとって聴感上変化があるものですが、形状美観、好みです、音質はハンカチ1枚挟むだけで本人の感覚が変わりますが、音質の好みを変えたいなら、弦でするのが一番合理的です、また高級品クローソンは流石です。
>また、エンドピン、テールピース、チンレストの装着については、職人の力量によって楽器の性能に与える影響が変わってくるということはあまりないという理解であってるでしょうか。
正解です。
投稿者:tonko 投稿日時:2013/09/13 00:45 ---21.10.252
ペグの穴を一度埋めて正しい位置に開けなおすという手段もあります。私はこれで劇的に回しやすくなりました。ペグも新しくして、それに合わせるので数万円かかったと思います。
投稿者:猫丸 投稿日時:2013/09/13 08:04 ---201.175.161
上のスレにも書いたように、ペグ穴埋め、削り直しは最良の方法ですが、フィッテイングの交換でこれが一番費用も、手間も掛かります。
普通はここまで必要ないはずです、ペグボックスの穴が広がってしまって、削り直しで対応できない場合、ペグも、穴も削り直すと、元のペグでは短くなりすぎる場合です。
このあたりの判断は、職人さんに現物を見てもらって、削り調整でいけるか、穴埋めしないとよろしくないかです、当然新品のペグを使うことに成りますが、新品のペグ料金も加算されます、高級品は性能通りにお値段も高くなりますよ。
クローソンなどにすると交換込みで数万円と言うのは妥当ですが、猫丸も経験済みです。
投稿者:ponte 投稿日時:2013/09/13 11:39 ---57.214.41
持ち込みは非常識ではありませんが、嫌がられます。当然の事です。もし、それを許してしまうと皆がネットで購入して安モノのペグを持ち込んで加工に苦労することになったり、高価なペグを安価で買い求め持ち込んでしまうので、工房の正規金額で買っている人に対して正規金額が高いことを説明できません。無神経な工房なら何も言わずに受けてくれるでしょう。
投稿者:弦喜 投稿日時:2013/09/15 10:59 ---51.234.38
もともとの質問が、相場観、でしたので、参考情報を一つ...
このQ&Aのページの一番上の”調整・修理”をクリックすると、ストラッドさんでの”修理・調整”のページに飛び、その左の”部品交換”、”修理料金(本体)”をクリックすると、ストラッドさんでの部品交換、修理のおおよその目安となる料金が項目別に記載されています。
”部品交換”で見ると、裏彫り加工などは行わない、取り付け&調整の費用に見えますので、比較的安価なお店でそれくらいかと思います。最低ラインとして、それくらいの費用は想定しておいた方がよいでしょう。
Q:太陽の光は?
投稿者:もとこ 投稿日時:2013/09/12 13:00 ---65.250.11
この暑い時期には、バイオリンは冷房のきいた部屋に保管するのがいいことを前にお伺いしました。
今、太陽のあたる部屋で練習しています。バイオリンを太陽の光に当てることは構わないのでしょうか?
投稿者:ヴァイオリンとフルートのRio 投稿日時:2013/09/12 17:56 ---13.51.97
私自身いろいろな意見を持っています。
その1
ヴァイオリンは楽器である点を除けば家具に似ています。また、使われているニスは塗料の立場から言えば、天然物を使用した伝統的なものと思います。このような伝統品は耐光性の点で弱いのが普通で、日に当てるのは好ましくありません。なぜなら、変退色が起こる可能性がありますし、片側から太陽光が当たると熱的な不均一さが生じますから、ひび割れの原因ともなりかねません。
その2
太陽の当たる部屋でと言うことはご自身も太陽に当たっていることになりますよね。ご本人が耐えられるなら、楽器へのダメージもそれほどではないとも考えられます。
その3
私は初心者用楽器を音が良くなるかと思って室内で太陽光にさらしていた経験があります。数か月間ですが、特に問題は起きませんでした。塗料も現代のもので変退色への備えがなされていたかも知れませんし、接着剤も膠ではなく、合成品だったかも知れません。しかし、これは楽器を扱う際の心がけの点でマズイですね。
投稿者:もと 投稿日時:2013/09/12 20:28 ---65.250.11
Rio様
早速のお返事、ありがとうございます。
そうですね。ニスの観点から言うと、バイオリンに太陽光はよくないですね。
あまり太陽光に当たらせず練習をしようと思います。
いつか千住明さんがテレビで自分のマンションを取材させて、「たまにはピアノも太陽の光を当たらせないと・・・」とか言っていたので、楽器には太陽の光は良いのかなと思いました。
Q:バイオリンについて
投稿者:よろくの母 投稿日時:2013/09/05 10:58 ---49.248.16
子供のバイオリンの購入を考えています。
音は良いと思うのですが、正面から見てくびれたところが、右側が高いと言うのか長いと言うのか、左右対称ではなく、1.6cm程の差がありました。(正式名称がわからないのですみません)
勝手に左右対称に作られているものだと思っていたので、違和感があるのですが、こんなものなのでしょうか。
投稿者:ヴァイオリンとフルートのRio 投稿日時:2013/09/05 14:01 ---13.51.97
名の知れた会社製のヴァイオリンであれば、見た目には対象のものが大半でしすし、個人が製作した新作でも対象であることが普通です。
過去の銘器の中には非対称のもの少なからず存在するそうですから、非対称だから直ちに悪いと言うことはなさそうです。ただ、私は経験が乏しいためか、今まで明らかに非対称と思える楽器を実際に見たことが無いです。
お目にとまった楽器がどのようなものか分かりませんが、健康的で音が良ければ、購入の候補と考えられることに問題はないでしょう。ただ、下取りに出すと、よほどの銘器でない限り、お店の方で考え込んでしまうのではと言う恐れがありそうですね。
投稿者:ヴァイオリンとフルートのRio 投稿日時:2013/09/05 17:27 ---13.51.97
誤字がありました。誠に済みません。1行目と2行目の「対象」は誤りで「対称」と読み替えて下さい。
書くときに躊躇したのですが、義理のある方からすすめられたのでもなければ、個人的にはやめた方がよいのではと思います。
なお、「子供の」と言うのは分数なのでしょうね。
投稿者:よろくの母 投稿日時:2013/09/05 18:44 ---49.248.16
コメントありがとうございます。
子供のバイオリンですが、フルサイズに買い替えです。
新しい楽器と古い楽器で決めかねております。
子供は古い楽器の方を気に入っているのですが、先生も親も左右非対称の新しい楽器が、音や響きが良い気がして意見が分かれております。
子供が左右非対称なのをとても気にしているので、どんなものかと思い、こちらに質問させていただきました。
一応、サイズ的には最後の買い替えになりますし、今後そう簡単に買い替える物でもないので、躊躇しております。
やっぱり、左右対称が普通なのですね。
ありがとうございました。
投稿者:Testu 投稿日時:2013/09/05 19:04 ---108.157.145
気になるなら止めておくにこした事ないような気がします。
ご検討の楽器は実物を見てみない事にはコメント出来ません。
ただ、バイオリンは左右非対称は割りと多いような気がしています。
私の新作楽器も魂柱部分が高くなっていますし、
裏板も左右非対称です。
投稿者:RA 投稿日時:2013/09/06 10:00 ---103.251.125
楽器の左右非対称についてですが
ヴァイオリンとフルートのRio さんのコメントのとおり
「過去の銘器の中には非対称のもの少なからず存在する」=「かなりの数存在する」というのは間違いないと思います。
新作楽器においても
製作者の意図により
左右対称に作る人もあれば
左右非対称に作る人もあります
日本での傾向としては
左右対称の方が売れるので
「売りやすいから」という理由で
大手の楽器店(弦楽器量販店)では
日本向けの新作楽器は左右対称の楽器が比較的多くなっています。
迷っておられるのであれば
お子様、先生、親御さんの3者が納得する楽器に出会うまで
探すのを継続してはいかがでしょうか?
決して安くない買い物です
先生の目は信頼できると思いますが
使う本人の気持ちも大切だと思います
投稿者:中島 投稿日時:2013/09/08 06:49 ---210.17.139
Rioさんは知ったか知識を書くのはやめてください。
投稿者:まこと 投稿日時:2013/09/08 11:27 ---3.249.178
フルサイズの最初の楽器は最後の買い替えと思わない方がいいかもしれません。「子供の耳」で選んだ楽器は年齢を経るとまた違って聞こえてきてしまう事があるからです。小学生から中学生の自分が選んだ気に行った楽器と、成長して自分が出したいと思う音とギャップが出てくる事もありますから。
だとしたら、どこでも買い取ってもらえる楽器の中から最初の楽器を選ぶというのも一方法です。
投稿者:猫丸 投稿日時:2013/09/08 15:55 ---201.175.161
>1.6cm程の差がありました
文面をそのまま読むとCコーナーの高さが1.6cm差がある。
1.6mmの間違いでしょうか?
あるいは、プンタ(つのの部分)が1.6mm高さに差がある?
でしょうか。
楽器の側板高さが1.6cm差があるのは考えられませんので、事実ならアマチュアの作った出来損ないしか、考えられません。
オールドになると歪みが出てきますが、それでもなさそうです。
もう少し正確な表現をされると判断も付くのですが、購入するのはやめた方がいいでしょう。
Q:Simon Jozsefの特徴について。
投稿者:たまご 投稿日時:2013/09/06 08:04 ---205.219.15
はじめまして。
チェロを習い始めたばかりの者です。
先日、娘のバイオリンを購入した店で、目に入ったチェロがありました。
Simon Jozsef とラベルがありました。
その時、少し弾かせて頂いたところ、落ち着いた音色がとても気に入りました。
同じ位、少し上のランクのものだと言って出してきて下さったカールヘフナーやプレルなども弾かせてもらえました。
価格は、Simon Jozsefの方がお安いです。
でも、その楽器のことが頭から離れません。
上達したらアマオケに入りたいと話したら、お店の方は、カールヘフナーを勧めて下さいました。
Simon Jozsef は、私は初めて聞いた名前なので、どのような特徴なのかまったく分かりません。
初心者なので、いいと思った私の直感は間違ってるかもしれません。
もしご存じでしたら、どのような楽器なのか教えて下さい。
よろしくお願いします。
投稿者:SP2 投稿日時:2013/09/07 20:10 ---196.136.218
ルーマニアの量産品だと思いますが、Simon Jozsefで検索されてみると幾つかの情報が得られると思いますよ。
Q:Jerome Thibouville-Lamy 1920
投稿者:little angel 投稿日時:2013/08/29 16:05 ---10.3.92
はじめまして。
子供のハーフサイズのバイオリンを探しているところです。
Jerome Thibouville-LamyのStradivariousのラベルでハーフサイズを見つけたのですが、どういった位置づけのものなのでしょうか。1920年代のものだそうです。
あるサイトではJTLのバイオリンはフランス革命から第一次世界大戦前のものが良い品であると書かれてあったのですが、こちらのバイオリンは1920年ということでそれ以降のものなので、私がみつけたこのサイトに書かれていたことには当てはまらないと思います。
また知り合いからの購入なのですが、市場ではどのくらいの値段で売買されているのか、市場相応の値段なのかが知りたくてサーチしていたところこちらのサイトにたどり着きましたので、ご教授いただければと思い書き込ませていただきました。
弦はオリジナルのものでなく後々買い換えられたものだそうです。
どうぞよろしくお願いします。
投稿者:カディスの赤い星 投稿日時:2013/09/01 18:04 ---6.93.183
レスがつかないようですので、私の知っている範囲で情報を差し上げます。20世紀前半に作成されたJerome Thibouville-Lamy(JTL)ラベルの4/4アマティコピーと思われるヴァイオリンを所有しています。いわゆる工房製品ですが、第二次大戦後は工房としては廃業したようですのでコンテンポラリー製品はありません。20世紀前半の4/4サイズの楽器は日本では30万円〜80万円位で売られているようです。私の楽器は四半世紀も前に都内の老舗楽器店で35万円で購入したものですが、木がよく乾いており透き通るような高音の響きが素晴らしくて今も愛用しています。ハーフサイズがどの程度で売買されているか存じませんが、造りと音が良ければフルサイズの値段の半分位ではないでしょうか。
投稿者:検索好き 投稿日時:2013/09/01 21:13 ---13.51.97
検索好き(=ヴァイオリンとフルートのRio)です。
高級弓の在庫を売り物にする専門店に似たような名称のものがあります。価格は25万円のところ18万円とのことです。
JEROME THIBOUVILLE-LAMY & CIE LUTHIERS 68BIS A 72 RUE
REAUMUR PARIS PARIS 1900 TURIN 1911 ) ( COMPAGNON 1) 1920〜30年頃
と表示されています。ご参考まで。
投稿者:Little Angel 投稿日時:2013/09/02 06:34 ---21.193.22
カディスの赤い星さん、
レスをどうもありがとうございました。
どなたかからのレスを待っている間に断りの連絡をいれました。実はStradivariousのコピーというところにひっかかっていました。英語のサイトですが、Stradivariousのコピーはほとんど価値がないと書かれてあったのを見つけたので、いかがなものかと思った次第です。このことについてカディスの赤い星さんの見解はいかがですか?
近所のバイオリンを扱っているところでまた手ごろなのを見つけたのでそちらにしてみようかと思っているところです。火曜日まで取り置きをしてもらえることになっているので早く決断をしなければいけないのですが、もう一つ質問を追加させてもらってもよいでしょうか?
こちらのはGerman製で同じく100年くらい前に作られたものだそうなのですが、プロからの購入なので弦もきちんと張られています。気になっているのはラベルがないので何かわからないというところです。作りがGerman製なのは確かだそうなのですが。
ラベルがないというのはノーブランド、つまりあんまり価値がない。と考えたほうがよいのでしょうか。オーナーの方が弾いてくださったのですが、低音が重厚な感じがしてなかなか良いと思いました。高音はあまり惹かれる感じでもなかったのですが…。肝心の娘は気に入ったようです。
投稿者:Little Angel 投稿日時:2013/09/02 06:37 ---21.193.22
検索好きさん、
レスをどうもありがとうございました。
JTL &CIE LUTHIERSなんですね。合作とでもいうんでしょうかね。ちなみにこの値段はフルサイズのバイオリンだったのでしょうか?
投稿者:検索好き 投稿日時:2013/09/02 08:35 ---13.51.97
済みません。サイズの情報が欠落していましたね。
そのお店の情報によれば3/4です。
投稿者:カディスの赤い星 投稿日時:2013/09/02 15:17 ---151.106.253
お答えになるかどうかわかりませんが・・・・
<Stradivariousのコピーはほとんど価値がないと書かれてあったのを見つけたので、いかがなものかと思った次第です。>
・・・手工量産品の場合はほとんど、ストラドかガルネリ、アマティなど名匠のコピーです。作りがよく、保存状態もよく、音色もよければ一概に価値がないというわけではありませんが、100年経過した欧州製でも前述したような値段で売買されているものと思います。下取りの場合は二束三文かも知れません。
<ラベルがないというのはノーブランド、つまりあんまり価値がない。と考えたほうがよいのでしょうか>
・・・最初からラベルがなかったというよりは、修復過程で剥がされたものと思います。逆に剥がされたラベルが別の楽器に張られていたり・・・ということでラベルにこだわる必要はありません。見る人が見れば、いつごろどこで作られたものかはわかるはずです。ハーフサイズといえばお子様の成長過程の一時期のもので、数年の内にサイズアップされるものですから、ラベルやブランドにこだわらずに、お子様の気に入った音色のものを選ぶのが賢明かと思います。
投稿者:雪夢民 投稿日時:2013/09/02 15:52 ---122.217.32
子供の分数バイオリンを買った時に調べたことなので参考までに。
J.T.Lはフランス・Mirecourt地方のメーカーです
バイオリンは作っていませんが今でもロンドンで現存しています。
大量生産でしたので、いろいろなグレードのものがあり
1920年頃の1/2(ハーフサイズ)ですと下から
Mi-Fin(28フラン)<Medio-Fino(34)<Compagnon(48)<Stradivarius〓(60)<Stradivarius〓(70)<Amati(87)<Breton(102)<Stradivarius〓/imitation(164)
もしStradのimitationならJ.T.Lの中では良いものではないかなとは思いますし、責任は持てませんが知り合いの楽器店では30〜80万くらいで販売されています。楽器の健康状態もあるので
”見て、弾いてみないとわからない”ですが
Stradivariusコピーの件、ラベルの件についてはカディスの赤い星さんに全く同意です。ストラッド、ガルネリ以外のものを探す方が難しいでしょうね。また、投資価値としては分数バイオリンはほとんどありません。(それと楽器の価値は違いますが)
お嬢様が気に入ったのが一番いい楽器だと思いますよ。
ネットの情報などあてにせず、いろんな楽器店でいっぱい楽器を弾いて選ばれるのが一番確実です。
ノーラベルのGermanに価値があるかないかなど誰も答えられませんし、JTLについても同じです。(一般論なら最初に書いた通りです)
楽器に価値を作るのはお嬢様ですから
良い楽器に巡り会えることをお祈りいたします。
投稿者:Little Angel 投稿日時:2013/09/04 21:20 ---16.5.76
検索好きさん、
ありがとうございました。結構な値段がするものなのですね。。。
投稿者:Little Angel 投稿日時:2013/09/04 21:24 ---16.15.160
カディスの赤い星さん、
迷った挙句、バイオリンを扱っているところから購入しました。
ドイツ製の100年くらい前のバイオリンです。ドイツ製ということしか分からないということでした。それでも今までの安いバイオリンとはまったく違う響きのあるバイオリンなのでこれで娘が一生懸命練習してくれれば…と思います。
ちなみにこのノーブランド(ラベルがないため)のバイオリンですが、JTLのStrad(個人売買)より半分の値でした。参考のため。
投稿者:Little Angel 投稿日時:2013/09/05 01:17 ---16.57.211
雪夢民さん、
Mi-Fin(28フラン)<Medio-Fino(34)<Compagnon(48)<Stradivarius〓(60)<Stradivarius〓(70)<Amati(87)<Breton(102)<Stradivarius〓/imitation(164)
こういうの探してたんですよ。ありがとうございます。
今回は違うバイオリンを買いましたがまた3/4フルサイズと買い換えないといけないので参考にさせてもらいます。
結局は自分で音を聞いて決めるのが一番ということですね。高い買い物なのでどうしても情報に翻弄されてしまいがちです…。
Q:アンティーク仕上げ
投稿者:こうじ 投稿日時:2013/09/25 21:16 ---80.190.27
上記のタイトル通りなのですが今や、アンティーク仕上げのバイオリンをよくみかけますが、
いつ頃から そういう仕上げをするようになったのでしょうか?
80から100年くらい?
ふと疑問に思いましたので、投稿させて頂きました。
ご存知の方 教えて下さい。
宜しくお願いします。
投稿者:通りすがり 投稿日時:2013/09/25 22:10 ---253.145.203
18世紀後半にはすでにあったようで
す。
投稿者:こうじ 投稿日時:2013/09/26 09:52 ---80.190.27
すでに18世紀にはあったのですね。勉強になりました。
ありがとうございました!
投稿者:TK 投稿日時:2013/09/26 10:39 ---110.43.51
1774年に出版された書籍にはすでに「新しい楽器を古く見せる」ことについてふれられています。
いかにもアンティーク仕上げがなされた、というバイオリンが現れはじめたのは19世紀後半です。ただ、現在の専門家が見ても唸るようなできのアンティークイングが出てきたのは、ここ20〜30年のことです。Voller兄弟など一部の製作者を除いて、ですが。