Introduction

弦楽器 Q&A

弦楽器に関するいろいろな疑問にお答えします。

2023年12月31日をもちまして、新規投稿・コメントの書き込みを終了させていただきました。

5203件のQ&Aがあります。

Q:銘器
投稿者:あまてぃ     投稿日時:2008/02/22 01:16  ---6.155.197

ストラディバリなどの銘器を使われているヴァイオリニストで、すごく汗をかかれて演奏される方を動画等で見たのですが
楽器に大量のあせが…

演奏後はどのような対応がとられるのでしょうか?
布でふき取られるだけでしょうか?

気になりましたので教えていただけないでしょうか。

投稿者:かめ     投稿日時:2008/02/23 06:31  ---196.104.66

銘器を使われているヴァイオリニスト・チェリスト等、数名知って
いますが、皆さん特別なことをしているわけではなく、演奏後は
丁寧に汗をふき取っているだけですよ。
それ以上のこと(薬品を使ってクリーニングなど)は、職人に
お任せしているようです。

私の知っている銘器使いは、皆さん演奏に専念され、楽器のメンテナンスは、自分では手を出さずその道のプロにお任せしています

投稿者:Hogan     投稿日時:2008/02/23 14:51  ---7.91.12

チェロですが、左手が触れるネックの付け根のRibの部分に薄い透明なビニールフィルムをはって、手の汗が楽器に触れないように気をつけているかたもいます。ヨーヨーマのチェロ(Strad かMontagnanaかわすれましたが)を気をつけてよく見るとこの部分に透明のビニールシートがついているのがわかります。

投稿者:あまてぃ     投稿日時:2008/02/24 01:18  ---6.155.197

わかりました!
ありがとうございました。

投稿者:かめ     投稿日時:2008/02/24 11:33  ---126.82.247

>左手が触れるネックの付け根のRibの部分に薄い透明なビニールフィルムをはって

チェロやヴァイオリンでフィルムを張るのは、汗からの保護と
いう目的よりは、手が直接当たることでニスがすれて薄くなり
そのまま放置すると木が傷んでいくのを防ぐ目的のほうが強いと
思います

Q:gregor walbrodt
投稿者:ひで     投稿日時:2008/02/23 18:02  ---97.46.8

こんにちは。
質問です。gregor walbrodtという弓は、いくらくらいで購入できますか?とてもよい弓と聞いて興味を持ちました。
弓の製作コンクールでゴールドメダルを受賞されているみたいです。
回答よろしくお願いします。

投稿者:弦喜     投稿日時:2008/02/24 00:13  ---6.35.134


http://www.bowmaker.de/nave.html

興味があるのであれば、Contact から入って、製作者本人にメールを出して聞くのがよいと思います。
英語のページがあるのですから、英語で大丈夫でしょう。(ドイツ人の英語は分かりやすいです。)

いろいろなモデルをオーダーによって作ってくれるようですし、材料やモデルにより値段は変わるでしょう。
また、本人から購入するのが、中間マージンがない分、普通は一番安く買えると思います。

Q:ヴァイオリン駒について
投稿者:O.D.     投稿日時:2008/02/16 14:49  ---249.101.11

失礼致します。
いつも楽しく読ませていただいています。久しぶりに質問させていただきたいことが出来ました、よろしくお願いいたします。

ヴァイオリンなのですが、そろそろ駒が低くなり交換が必要かという状態になっています。
そこで駒の交換を考えていますが、その際に気になるのがなんと言っても「材」の見分けなのですが、私には殆どどのように見える材が良質と思われるかがわかりません。お世話になる職人さん次第と言うところもありますが、可能な限り自分でも判断できる知識を欠片なりとも知っておきたいと思います。
過去ログなど調べ方が悪いのかジャストと言う感じのQ&Aを見つけられなく、質問させていただきます。
駒の「材」で木目など、見える範囲?その場で判断できる範囲?で良し悪しの基準になるものはありますでしょうか?
よろしくお願いいたします。

投稿者:horn103gb     投稿日時:2008/02/16 17:28  ---74.26.196

駒は破壊すると楽器の表板に弦等が激しく当り割れが生じる事がありますので、ヤバイと思ったら直に交換する事をお勧めします。特に魂柱側にヒビが走りますと、現状の性能の復元が極めて困難になりますので、ご注意願います。 駒の見分け方の一般論は(と信じておりますが)、通常スタンプ側(たまに反対になっている駒もあります)が縦木目が木目細かく等分に入っているもので、裏側が玉目の密度の濃く、白くなく枯れた色の物が見かけ上のポイントとなりますが、あまり玉目が多いと固くなりすぎます。後は、木の固いテーブルに、軽く落として(常識的な範囲で)カラカラと乾いた音がして良く弾めば、まずピックアップ性能としては合格でしょう。さらに良く枯れた、落とした場合乾燥具合が優れている音の中に密度を感じれば、さらに良いと思いますが、これは実際に良いものとそれ以外の物を実際に試さないと実感として把握し辛いでしょう。私の存じ上げている某楽器店店主は、30年以上枯らしたAUBERTのDELUXEを削らずにそのまま使用すると、とてもやわらかくて良い音がするとおっしゃっていました。それと、駒を立てて平行に強い筋の入ったものは止めましょう、使用中に折れる恐れがあります。実際にそういう駒を販売しているのを見たことがありますので、ご注意下さい。 駒一つとってもとても奥深いものです。返って混乱させたらごめんなさい。謝ります。

投稿者:セイジ     投稿日時:2008/02/17 00:46  ---151.3.246

>お世話になる職人さん次第

まさにお書きになっていらっしゃるとおりです。

良材の駒を使ったとしも、加工が下手で削りすぎたらアウト。
1mmに満たない範囲での厚さの加減で、音が劇的に
変わってきます。どのような音が欲しいのか職人さんと
事前に良く打ち合わせましょう。

オーベールはからっとした発散系の音。
デスピオだと、もっとしっとりとした凝縮感のある音色とか、
メーカーによっても、個々の駒によっても微妙に違う味が
あるようです。その辺も考えて好みを伝えるとよろしいでしょう。

投稿者:セイジ     投稿日時:2008/02/17 01:02  ---151.3.246



     ↑

質問の回答になってませんが、最近駒を新調して
見事に失敗したので一言申し上げました。

標準的な加工で仕上げた駒を、もうちょっと高音域の
鮮やかさが欲しいと職人さんに伝えたところ、
少々削りすぎてしまい、高音きつめで、低音〜中音域が
痩せてしまいました。
こうなると作り直すほかありません。

「もうちょっと」の言葉のニュアンスが上手く伝わらなかった
みたいで、高価な駒を無駄にしました。

投稿者:O.D.     投稿日時:2008/02/17 20:17  ---249.101.11

horn103gb様、セイジ様、有難う御座います。
木目や色での判断、とても参考になります。木目の詰まり方から見る材の硬さというのはきっと難しいところなのですね?どの程度が硬すぎるなどきっと経験から導かれるのだろうと思いました。交換の時は色々見せて貰いつつ参考にさせて頂きたいと思います。
AUBERTのDELUXEと言うのは基本的に上級ラインの駒?と思っておいて宜しいのでしょうか。よく名前は聞きますが(Despiauと併せて)、ランク別に直に観察した事も無くどの程度の楽器なら目安として基本的にどの程度のランクを駒を合わせたいかなども全く知らないもので(汗、良い駒をつけて貰いたいですが駒も天然ですしこの楽器には余るということがあるような駒まで望もうとは思っていません。…何年も寝かせた駒となると非常に貴重でしょうし

削りについてと言うのも非常に気になります。先ずは材料ありき、なんて思っていますがそれも加工次第と言う訳ですね。
駒固体の特性差の様なものも気になりますが、セイジ様の仰る通り「削りすぎ」はどうにも取り返せませんものね。
この削ると言うのは全体の厚さについてなのでしょうか?それに加えて装飾?のような部分や角の削りなども含まれるのでしょうか?今は勝手に全体の厚みがメインになるのかな、と思っていますが…
今付いている駒がその装飾?(駒両脇の)のような部分が比較的丸というより卵型の様にグッと削ってある形も少し気に入っていてそれも職人さんに聞いてみようと思うのですが(個人的な見た目の問題だけでそれによって音が変わるならどんなスタイルでもかまいませんが)、駒制作において駒の削りのスタイル?などもこだわったりされる物なのでしょうか?何処までが加工の対象なのかと言うのが少し気になっていたりします。

質問ばかりで申し訳ありません。…なんだか的外れな質問になっていたらそう一言いただけると、また有り難いです。

投稿者:セイジ     投稿日時:2008/02/18 21:38  ---188.203.177

>この削ると言うのは全体の厚さについてなのでしょうか?

全体の厚さはもちろんですが、弦がのる部分のカーブのつけ方、楽器に触れる脚の長さや厚み、駒の中ほどの左右にある楕円形の切り抜き部分のサイズや位置なども音に影響するので大変に微妙なもののようです。

投稿者:horn103gb     投稿日時:2008/02/18 22:42  ---74.26.196

大変申し訳ございませんが、一般に言われている事しか書けません。なぜなら駒を選ぶということは、本人の好み、楽器、駒を付け替えるチュナーの好み、駒自身のキャラクター、張る弦の好み、弾く曲の傾向等々組み合わせを考えると限がないのです。しかしながら、ピックアップ性の良い駒を楽器に装着する事は間違いなく良い音のする重要な一要素である事は議論のいらないことですので、悩みは深くなります。私はO.D.さんが駒について深く疑問を持たれる事はとても良い事だと思います。自分の好みと駒を替えて頂ける人との間で、出来る限り自分の好みと相手の意見を聞き、一番良いと思える駒、削り方にゆだねるしか無いと思います。ちなみにAUBERTのDELUXEは、一般的にはとてもグレードの高い駒ですが、そのDELUXEでさえ、個体差がとてもあります、と言う事しかできません。お力になれず誠に申し訳ございません。

投稿者:O.D.     投稿日時:2008/02/20 13:30  ---249.101.11

セイジ様、horn103gb様、有難う御座います。
当たり前かもしれませんが、つまり駒においてはその全てが調整の対象と言うわけですね。再確認させていただきました。
材に関してもAUBERTのDELUXEは高グレードの駒でありその先は個体差の領域に入っていく、といった感じなのですね。
ご丁寧にお答え頂き有難う御座いました!大変参考になりました!!
失礼します。

Q:ラーセン ヴァイオリンA線(スチール・コア)について
投稿者:fpz     投稿日時:2008/02/18 23:10  ---190.100.191

今まで、スチール・コア弦を使ったことがありません。

音色・太さなど、どのような感じか、教えていただけませんでしょうか?

投稿者:弦喜     投稿日時:2008/02/20 08:47  ---6.35.134

>ラーセン ヴァイオリンA線(スチール・コア)
という弦は存在するのでしょうか。
そのような弦は知りませんでしたので、商品名等ありましたら、ご教授願います。

またA線は、大抵は2000円までで購入できますので、まずはご自分で試されてみてはいかがでしょう。(さすがにオリーブのG線などになると、気軽に試しては、とは言いにくいですが、どの弦であってもA線ならなんとか手の届く価格だと思います。) 楽器との相性もありますので、ご自分の楽器で確認されることをおすすめします。

投稿者:スチールラヴァー     投稿日時:2008/02/20 11:53  ---0.104.102

ありますよ。商品名はわかりませんが、普通のラーセンのパッケージとおんなじです。

以前にこの掲示板で、ガットのG,DとスチールのA,Eの組み合わせについて、非常にマニアックな方の書き込みがありましたね。ラーセンのスチールAについても感想を書いておられたように思います。

Q:Violin Bow『DODO』について教えて下さい。
投稿者:aloha^^/     投稿日時:2008/02/16 01:06  ---144.102.151

初めまして
このようなQAをお作り戴き感謝にたえません。

先日、あるショップにてガエタノ・ガッタを試奏させて戴いた時にイギリスのものかと思いますがViolin Bowで『DODO』をお借りできました。

あまりにも弾き易く心奪われましたので、その他の弓とも比較いたしました。
代表的なものにヴィヨーム(\500万)がありましたが、BOBOには敵いませんでした。

この、BOBOというBowについてご存知の限りの情報をお願いいたします。
つまり、評価及び市場価格について等々、宜しくお願いいたします。

投稿者:弦喜     投稿日時:2008/02/16 01:31  ---6.34.67

まずはスタンプの綴りですが、BOBOでもDODOでもなく、DODDではないですか。

以前にDODDについてレスしたものが、過去ログにありますので、左上の過去ログ検索でご覧下さい。

また、その弓が仮に真作であると仮定した場合、おもにオークション価格が
http://www.maestronet.com/history/
からご覧になれます。お店はその価格+落札手数料をオークションハウスに支払い仕入れて、消費税・送料を払って日本に持ってきて、整備して、お店としての粗利をのせて販売しますので、その価格の2倍ははるかに超えると想定した方がよいでしょう。

投稿者:早速のご指摘、ご回答ありがとうございます。     投稿日時:2008/02/16 11:06  ---144.102.151

確かに、上記質問の中で記載をDODOとBOBOと二通りにしており誤っておりました。DODOと記載したつもりでしたので混乱をさせ申し訳ありませんでした。

さて、教えていただきましたURLには未だアクセス致しておりませんが早速確認させていただきます。

なお、私も今朝ほど『AN ENCYCLOPEDIA OF the Violin』にて調べてみましたが、ご指摘の“DODD”の記載しかありませんでした。

本日、再度、格納先に確認をしてみます。

因みに、DODDはTOURTEと同年代でありイギリスとフランスのライバル同士であったというような内容が記載されておりました。

詳細わかれば、またお知らせいたします。

お忙しい処、感謝いたします。
今後のご活躍をお祈り申し上げます。

投稿者:ストラッド様 わかりました!     投稿日時:2008/02/16 14:35  ---144.102.151

本投稿者aloha^^/です。

DODOという名称について以下の事がわかりました。

実際の刻印はDODD(ドッドと発音するとの事でした)のようです。
また、製作者は1752〜1810英国との事でした。
ヴィヨーム等と比較しますと弓の根元の方は若干太めに見えます。

真贋の程はわかりませんが、幾つかの数百万の弓より弾き易く感じましたので、今度は自分の楽器で試奏してみたいと思っております。

とりあえずは、名称が明らかになりましたのでスッキリ致しました。

また、結果をお知らせ致します。

なお、弓購入等についてご相談させて戴く場合もあるかと思いますので商品一覧のリニューアルお待ちいたします。

ありがとうございました。

Q:violaについて
投稿者:aoi     投稿日時:2008/02/13 20:39  ---124.82.86

はじめまして。
いつも勉強させていただいてます。

現在violaの購入を検討しているのですが、カールヘフナーとウェルナーで迷っています。両方30万弱のランクです。
経験は2年ほどで、学生オケに所属しています。
最終的には自分との相性であるとは思っているのですが、
両者の特徴など、些細な事でもかまいませんので、アドバイスいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

投稿者:horn103gb     投稿日時:2008/02/15 12:44  ---150.54.90

ヴィオラというとついおせっかい心に火が付いてしまいます。私も2年弱の経験者でお気持ちは良く分ります。
しかしながら、このスレの答えとしては不適切だとは承知しながらも、又、先輩諸氏にボコボコにされるのを覚悟で発言致します。
たぶんカールヘフナー、ウェルナーともにある一定の品質、音は保証してくれるとは思います。しかし、たぶん鳴らしていっても鳴りはそう変わらない様なきがします。これはファクトリーメイドの宿命だと思います。
30万楽器にだけにかけるのであれば、私でしたら骨が折れますが、ヨーロッパで修業した日本の作家をあたります。オールハンドメイドの楽器の入手は可能です。又、ネットではルーマニア、チェコの楽器等も範囲に入ってくると思います。情報を集め自分の足で試奏し、自分が満足できる楽器が最も良い選択と思います。
回答ができずにすみません。
後は、弦善さん、宗さんにバトンタッチします。
お手柔らかに。

投稿者:k     投稿日時:2008/02/15 18:08  ---44.230.235

日本人作家というのはよいアイデアではないかと思います。まだ有名な作家ではないくても丁寧な仕事をする方はいらっっしゃいると思います。(誰もが最初から100万という値段で新作が取引されるわけではないと思います)
30万円ぐらいでしたら十分可能かと思います。最後は本人が好きか嫌いかだと思うので本人がよければそれでいいのではないでしょうか

Q:Rudolf Neudorferの弓について
投稿者:こう     投稿日時:2008/02/11 23:50  ---9.48.152

はじめまして、こうと申します。ビオラの弓を購入しようと思い、
楽器店からRudolf Neudorferのビオラ弓を借りてきました。
コシがあってバランスも良くて大変気に入っているのですが、
ラッピングが明らかに洋銀なのが気になっています。
楽器店の主人の話では、40万相当のものだが、20万で譲ってもいい、
ということなのですが、このクラスならば、シルバーラッピングが
当然だと思っていたために低クラスの弓なのでは、と一抹の不安があります。
ちなみに、フロッグの部分はピカピカに磨いてあるので銀か洋銀か
区別をつけることはできませんでした。
予算を30万までとして、一生使えそうな良い弓を買い求めたいのですが、
ここはもう少し慎重に選ぶべきなのでしょうか?
皆様のご助言をお待ちしております。
また、可能ならばR.Neudorferについての情報もあわせて教えていただけると
非常にありがたいです。
よろしくお願い致します。

投稿者:アイリッシュも弾くクラシックばよりん奏者     投稿日時:2008/02/13 20:03  ---170.209.58

ルドルフ・ノイドュルファーは現代の弓の名工の1人ですね。本人作の弓は、60〜90万円(べっ甲フロッグ&ゴールド金具の特注弓であれば100万円以上)はすると思いますので、40万円相当のものだが20万円で譲っても良いというような弓だと、ノイドュルファーの工房で弟子が作っている、いわゆる「工房製」ではないかと思われます。長期的に考えると、洋銀は錆び易く、感触もあまり良くありません。
ノイドュルファーの本人作のヴァイオリン弓を試奏したことがありますが、見た目も音も、とても良かったという印象があります。私はいろいろ弾き比べて、ノイドュルファーよりももっと気に入った日本製の弓を弾いています。値段はノイドュルファーの2倍程度のものです。これなら一生大満足で使えると思っています。
30万円で一生モノの弓というのは、ちょっと予算的に無理があると思います。せめて予算は50〜60万円用意したいところです。さらにがんばって80〜100万円用意できれば、アマチュア(一部のプロ奏者並の超上級アマチュアは除く)であれば一生満足して使える高性能弓が入手できます。
ノイドュルファーの弓が気に入られているのであれば、ぜひ本人作のもっと高価な弓を一度試奏されることをお薦めします。現代の名弓と言われるだけのことはあるな、と感じられることでしょう。ご参考になれば・・・。

投稿者:セイジ     投稿日時:2008/02/14 03:10  ---151.3.246

20万でコシがあってバランスも良くて大変気に入った弓が買えるなら、それでいいのではないでしょうか。弓は弾き手との相性があるので高い弓があなたにとって相性がいいとは限りません。

そこそこ名の通ったメーカーの古めの弓で洋銀金具のものは普通にあります。私も1870年代のものと1930年代のものを持ってますが、洋銀なので不具合ということは特にありません。見栄えは銀や金に劣りますが、スティックの味が気に入れば、結構お買得な選択になります。

新作弓に100万も出すのは、音質面でのコストパフォーマンスが悪い場合が多いのでおすすめしません。上を見ればきりが無い世界ですから、金具ではなく木の味で選ぶのがよろしいかと。ラッピングが気に入らないなら巻きなおせばいいでしょう。

投稿者:こう     投稿日時:2008/02/15 00:03  ---9.48.152

ばよりん奏者さん、セイジさん、大変参考になりました。ありがとうございました。
たしかに一生モノとしては予算不足なのかもしれませんが、今の私には
この弓で充分満足に思いますし、セイジさんのご助言で不安が払拭できました。
同じ価格帯で、この弓だけは抜群に第一印象がよかったので、
前向きに購入を検討しようと思います。
つくづく、弦楽器の値段と性能というのは判断が難しいものだと思います。
どうもありがとうございました。

Q:A.LAMY
投稿者:雅美     投稿日時:2008/02/13 18:37  ---4.16.125

A.LAMY APARISと銘の入ったチェロ弓の購入で迷っています。当方弦楽器に関してはアマチュアです。

贋作は多いのでしょうか?銘の入れ方などで判別できますか?

よろしくお願いいたします。  

投稿者:SP2     投稿日時:2008/02/13 21:10  ---196.138.145

ラミーの偽物は多いと思います。(しかし、弟子のサルトリーの偽物はもっと多いと思います。)高価な弓ですので、真贋に不安が有るのでしたらやめておいた方が良いと思います。
私は今までにアルフレッド・ラミーの弓を5本買いました。4桁万円払ったと思います。その経験のうえで申し上げますと、この作家は3代続けて同じスタンプを使い、特に初代と二代目の判別は相当なエキスパートでも難しい場合があります。頼れるのは紙ですが、NYの弓専門ディーラーの紙も万全とは言い難く、最近は棒きれにも紙を書くとか言われるパリの某氏の紙もいまいち、やはりバトローやミランの紙が欲しいところです。ベルギーの某弓職人も相当なコレクションを持っている様で、意外にと言っては失礼ですがこの人の紙もなかなかな様です。というわけで、いさささかでも不安に思われたならば止めておいた方が無難でしょう、たぶん背中を押して欲しいのではないかと思いますが、この世界魑魅魍魎が跋扈しておりますし、ましてや業者でない相手(師匠?その他?)ならばなおさらです。というわけで、あまりお役に立てないレス失礼しました。

投稿者:セイジ     投稿日時:2008/02/14 02:49  ---151.3.246

LAMYの刻印があるというので見せてもらったらJTLだったことがあります。確かにラミーではあるけど大違いでガッカリ。

Q:所有楽器について
投稿者:よしこ     投稿日時:2008/02/05 20:21  ---220.172.183

はじめまして、所有の楽器のエピソードがわからずこちらに投稿させて下さい。ラベルにRodolfo Paralupi とあります。ローマで作られたようですが、この文字が何を示すのか、誰が作ったのかを知りたいのです。使用感もよく、不満がある訳ではありませんがエピソードを知ればもっと愛着がわくようなきがします。
知らないほうが良い場合もありますが・・・(汗)手書きでVia Carlo Calisse とあるのは通りの名前でしょうか?ラベルの一番上に手書きの文字がありますが読み取れません。少しでもわかることがあれば教えてください。

投稿者:SP2     投稿日時:2008/02/10 11:41  ---196.138.145

Rodolfo Paralupi は 1890年生、没年不詳。ラベルは少なくとも2種類有るようです。ひとつは上に竪琴の様な模様があるものと、回りに柱の彫刻のような模様の入ったもの、ローマの作家でヴァイオリンの他にギターも作った様です。それ以上の事は判りませんでした、何か参考になれば幸いです。

投稿者:よしこ     投稿日時:2008/02/13 16:15  ---2.92.101

SP2さんお返事有難うございました。作家名なのか会社名なのかもわからなかったので安心いたしました。実在する作家さんだったんですね。刻印も同じ柱の彫刻の模様があります。名前をうてばすぐリストや楽器店の在庫として上がってくる作家さんと、この人のようにぜんぜん名前のあがってこない人のものだとどうゆう違いがあるのでしょうか? 全体てきなバランスなどパーフェクトではありませんがそれなりの技術でもって奏すればとてもきれいになる楽器だとおもうのですが・・・・信用する方のおすすめで、ラベルなどを見ずに先入観ぬきで音だけで選びました。満足なのですがもう少し楽器や楽器選びに詳しい知識をお持ちの方いらしゃいましたらお聞かせ願えないでしょうか?

Q:JTLの楽器について
投稿者:JTLについて教えてください     投稿日時:2008/02/10 17:25  ---27.200.115

フランスのJTLについて教えてください。
(フランスの量産メーカーということはこちらの過去ログで調べました)

日本のsuzukiもそうであるように、量産メーカーであっても、数万円の入門者用ものから100万円を越えるものまであると思います。suzukiやカールへフナーなどは「型番」をみると楽器のランクがわかるようなのですがJTLにも楽器のランクがわかるような「型番」や「ラベルの記述方法」がありましたら教えてください。

宜しくお願いいたします。

投稿者:Cello     投稿日時:2008/02/12 19:23  ---177.83.221

http://www.luthiers-mirecourt.com/thibouville1867_1.htm
で創業当時のカタログを見ることができます。
450番から461番は弓付き弓無しの選択があり価格からも入門用の楽器のようです。